韓国ドラマ「シスターズ」第8話あらすじと見どころ:偽インジュの正体とは?キム・ゴウンの鬼気迫る演技に鳥肌!

2022年09月26日20時54分ドラマ
Netflixシリーズ『シスターズ』独占配信中
画像:tvN番組サイトより

キム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフが主演を務める韓国ドラマ「シスターズ」が韓国tvNで放送中で、日本でも、Netflixで独占配信中だ。9月25日(日)放送・配信開始した第8話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。視聴率も。



「シスターズ」 は、貧しい家庭に生まれながらも仲睦まじく生きてきた仲の良い3人の姉妹が巨大な事件に巻きこまれ、韓国で最も裕福で有力な一族に各々の方法で立ち向かっていくドラマだ。【「シスターズ」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじや見どころ、豆知識などまとめて紹介している。

■キャスト
オ・インジュ役:キム・ゴウン
オ・インギョン役:ナム・ジヒョン
オ・イネ役:パク・ジフ
チェ・ドイル役:ウィ・ ハジュン
ウォン・サンア役:オム・ジウォン
パク・ジェサン役:オム・ギジュン
ハ・ジョンホ役:カン・フン
パク・ヒョリン役:ジョン・チェウン
 他

■第8話あらすじ
ジェサンから明日の12時までにインジュを殺すことができなければ、代わりにお前が死ぬと脅されるドイル。その後、インジュのもとへ向かったドイルは、シンガポールでインジュの名前を語る女性の姿がキャッチされたと言い、ネットニュースの記事を見せた。そこに映っていたのは、黄色のドレスに身を包んだ1人の女性。その足首にファヨンと同じ青い蘭のタトゥーがあるのを見て、インジュはそれが死んだはずのファヨンに間違いないと考える。

その頃、部屋に監禁したサンアにすまないと謝るジェサン。明日からは自由だというジェサンの言葉に、まるで人が変わったかのように態度を急変させるサンア。ヒョリンからCCTVの設置場所を聞いたイネは、ヒョリンがサンアの監禁場所へ忍び込むのを手伝う。金庫から自分名義の通帳を持ち出したヒョリンは、サンアがインジュに送った手紙を読んだと言い、自分もシンガポールに行く準備が出来ていると明かした。しかし、ヒョリンの決心とは裏腹に、夫ジェサンの謝罪を受け入れたと話すサンア。

翌日、ジェサンに呼び出されたイネは、昨夜の件について言及される。ヒョリンの話では部屋にはCCTVが設置されていないと言っていたが、なぜジェサンはヒョリンがサンアに会いに行ったことを知り得たのだろうか。ハッと何かを思いついたイネは、ジェサンのパソコンを操作。するとそこには、サンアが監禁されていた部屋の映像が。さらに日にちを遡って録画された映像を確認したイネは、そこに映る何かを見て驚愕した。

ドイルと一緒にシンガポールへ向かったインジュ。ホテルにチェックインしようとしたインジュは、支配人を名乗る男性から盛大な歓迎を受ける。さらにインジュをM.I.P(この世で最も重要な人)と呼ぶ男性。

夜中にふと目を覚ましたインギョンは、リビングに人の気配を察知。ゆっくりと階段を降りると、そこに立っていたのはヒジェだった。壁一面に貼られた調査資料に目を通したヒジェは、厳密に言うとへソクは情蘭会のメンバーではなかったと語る。インギョンに対しても調べた様子のヒジェは、アルコール依存症の疑いで職場をクビになった記者の言葉に誰が耳を傾けるかと指摘。するとインギョンはヒジェの前で上司に電話をかけ、確たる証拠が手に入れば報道局でリポートさせて欲しいと申し出た。その後、インギョンを連れてどこかへ向かったヒジェは、そこに集めた膨大な数の武器を見せ、自分が20数年前に姿を消した理由について明かした。ヒジェがジェサンを殺そうしていることを知ったインギョンは、ニュースを通して自分がジェサンを完全に葬り去ってみせると約束する。

ファヨンがよく通っていたレストランへ向かったインジュは、そこで写真に映る女性がインジュとよく似た韓国人女性だと聞き耳を疑った。ファヨンが死ぬ直前に整形手術を受けていたことを思い出し、もしかするとファヨンが自分になりすまして偽のオ・インジュとして生きているのではと疑うインジュ。その言葉を聞いたドイルは、絶対にありえないと一蹴してみせた。

ドイルが用意したブルーのドレスに着替え、競売場へ向かうインジュ。そこでもまた、インジュは会場にいる誰もが自分を知っているかのような感覚に陥った。ひとまずサンアに言われた通り競売に参加することにしたインジュは、7年前にオランダで偶然見つかったという非常に珍しい品種の蘭、通称“泥棒姫”を競り落とすことに成功する。その後、参加者たちと会話を楽しんだインジュは、先ほどトイレでインジュを見たという女性の言葉に、慌ててトイレへ駆け込んだ。しかし、トイレにファヨンらしき女性の姿はなく…。

本格的に偽のオ・インジュが動き出す前に、700億ウォン(約70億円)を回収することにしたインジュとドイル。ドイルに言われるがまま、インジュは次々と自分名義の口座から現金を受け取ることに。そんななか、イネからジェサンがシンガポールで何かを企んでいるようだと聞いたインギョンは、ドイルと一緒にいるインジュを心配して警告する。自分を疑うインジュに向かって、車に隠しておいた拳銃を差し出すドイル。そしてドイルは、「この拳銃と現金以外は、最後まで誰も信じるな。」とインジュに告げた。

最後の銀行へ向かったインジュは、入り口で白髪の女性とすれ違う。その瞬間、インジュの手元にこっそりとメモを手渡す女性。ふと窓の外に目をやると、黄色いドレスを着た女性の姿が見えた。ドイルに気付かれないようにメモに目を通したインジュは、それがファヨンからのメッセージだと確信。その後、メモに書かれた通りにドイルの前から立ち去ったインジュは、銀行の脇に停めてあった車に乗り込んだ。後方車の追跡を避けて猛スピードで駆け抜けるインジュを乗せた車。しかし次の瞬間、トラックと衝突してインジュが乗った車は激しく横転する。

病院で目を覚ましたインジュは意識が朦朧とするなか、ファヨンの幻を目にする。ベッド脇に置かれたスニーカーを見て、ハッと正気に戻るインジュ。おもむろに700億が入ったスーツケースを抱え、インジュはメモに書かれていた最終目的地であるマンションを目指す。部屋に入るなり、テーブルに置かれていた青い飲み物を口にするインジュ。それからしばらくして、入り口の暗証番号を入力する音が聞こえてくる。慌てて玄関に向かったインジュの前に現れたのは、ファヨンではなくサンアだった。

その頃、イネはジェサンのパソコンで見たCCTVの映像をヒョリンに見せていた。それはファヨンが死んだ日の映像だった。毛皮のコートを着て家を出たサンアだったが、しばらくして帰宅したサンアは上着を羽織っていなかった。そして、クローゼットで首を吊って死んだファヨンは、毛皮のコートを着ていたという。

シンガポールでインジュを迎え受けた人々は皆、サンアが手配した俳優たちだった。すべてがサンアの仕組んだ罠だったと知り、愕然とするインジュ。ファヨンを探してホテルの廊下を足早に歩くインジュの姿を見て、「この表情が一番好き。まるで母親を探す幼い子供みたい」と微笑むサンア。サンアが用意した青い蘭のエキスが注入されたドリンクを口にしたインジュは、次第に身体の自由が効かなくなっていく。力なく椅子にもたれ込んだインジュは、最後に700億を見てみたいと伝えた。

インジュの言葉に上機嫌でスーツケースに駆け寄るサンア。しかし、スーツケースに入っていたのは現金700億ではなく、レンガの塊だった。そして、愕然とするサンアに向かって銃を向けるインジュ。するとインジュは、ニコッと笑いながらこう呟いた。「私はその表情が一番好き。まるでおもちゃを失くした子供みたい。」


■第8話見どころ・感想
シンガポールでインジュの前に現れたのは、ファヨンではなくサンアだった!

まるでファヨンが生きているかのように見せかけて、インジュを操っていたサンア。サンアは以前インジュに女優になるのが夢だったと言っていたが、すべて演劇に見せかけた演出だったとは…。インジュの前に現れたサンアが少女のような笑みを浮かべていたのが、なんとも不気味で仕方がない。そして、イネが見つけたCCTVの映像に映っていた毛皮のコートを着て外出するサンアの姿。果たして自殺に見せかけてファヨンを殺害したのは、サンアなのだろうか。

このままインジュがサンアの手に落ちてジ・エンドかと思われた矢先、衝撃のどんでん返しが待っていた!最初からインジュはサンアの仕業だと気付いていたのか。それとも、途中でドイルの介入があったのか。どちらにしろスーツケースの中身がただのレンガだと知って絶望の表情を浮かべるサンアに向かって銃口を向けるインジュが、なんとも痛快だった。それにしても、インジュ役のキム・ゴウンの演技には思わず鳥肌が立つほどだ。

回を重ねるごとに俳優陣の演技力に驚かされるばかりで、ついつい没頭してしまう。次回はどんな展開が待っているのか、引き続き楽しみだ。

8話視聴率は、ニールセンコリア全国8.676%、首都圏9.710%。

Netflix公式ページ
tvN「작은아씨들」番組サイト
 2022年9月3日-10月9日(予定) 土・日放送・配信

kandoratop【作品詳細】【「シスターズ」を2倍楽しむ】