視聴者リクエスト企画!お化け一家の大ヒットホラー・コメディ『アダムス・ファミリー』を9/30放送!

2022年09月29日09時00分映画
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9月30日の金曜リクエストロードショー(日本テレビ、夜9時から10時54分)に映画『アダムス・ファミリー』(1991年)が登場!おなじみのテーマソングに胸が躍るホラー・コメディーを番組オリジナル吹替で放送!予告動画は番組サイトで視聴できる。



視聴者からのリクエストに応える番組恒例企画、金曜リクエストロードショーにちょっと不気味だけどユカイなお化け一家の物語『アダムス・ファミリー』シリーズが登場!9月30日は第1作目の『アダムス・ファミリー』を、10月7日は続編となる『アダムス・ファミリー2』(1993年)を2週にわたり番組オリジナル吹替版で放送する。第1作では不気味な佇まいの屋敷に住む一家のもとに生き別れたゴメズの兄・フェスターが現われる。しかしその正体は一家の財産を狙う悪徳弁護士が送り込んできた彼らの息子だった・・・。

ゴシックな雰囲気がよりホラー感を醸し出す『アダムス・ファミリー』だが、魅力は何と言っても個性豊かなキャラクターたち。悪いもの、不謹慎なもの、怖いもの、不気味なものが大好きな一家の当主、ゴメズや魔女の血を引く妖艶な妻・モーティシアをはじめ、無表情で冷徹な長女・ウェンズデー、いたずら好きな長男・パグズリー、自在に動き回る“ハンドくん”など、ユニークな登場人物たちが物語を盛り上げる。中でも人気のキャラクター“ハンドくん”を演じているのはマジシャンでもあるクリストファー・ハイド。屋敷の中をバタバタと動き回り、人間と同じくらい意思を持つが、ここぞという時に家族の力になってくれる頼もしい存在。それも含め、不気味だけど家族の絆を感じるのも作品の魅力となっている。

監督はのちに『メン・イン・ブラック』シリーズを手掛けたバリー・ソネンフェルドが担当しており本作が監督デビューとなる。そしてゴメズの兄・フェスターに成りすますゴードン役は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役でおなじみのクリストファー・ロイドが演じている。長身の彼は、背が低くずんぐりしたゴードンのキャラクターに寄せてわざと背を低く見せるために膝を折って撮影に参加したとか。入念に役作りした怪演が光るクリストファー・ロイドの演技にも注目したい。

そんなゴードンがフェスターに扮してあっさり屋敷に入るも、似せたのは格好だけ。彼の過去や性格さえ把握しておらずボロを出しまくるゴードンと、「昔のことだから忘れているんだな」と能天気に構えるゴメズのやり取りが笑いを誘う。鋭い長女・ウェンズデーに怪しまれても次第に子供たちと打ち解け、共にイタズラをするほどの仲になっていく様は、悪党ながらもどこか憎めない。その一方でゴードンを送り込んだ悪徳弁護士のタリーとアビゲイルは財産強奪計画の最終段階へ。しかしそこで家族に愛着を持ち始めたゴードンが、計画の間で揺れ動きながらもある思い切った行動に出るのだが・・・。予想外な展開に加え、ゴードンの本当の正体が明かされるラストは必見です。

ハロウィンシーンズンに向けて気分を上げたい時に観たいホラー・コメディーの大人気作品『アダムス・ファミリー』。一度聞いたら耳から離れないテーマソングと共に、観たことがある人も、存在は知っていても観たことない人も、これを機会に色褪せない名作を楽しみたい。



■あらすじ
アダムス一家の主人・ゴメズ(ラウル・ジュリア)と、彼の最愛の妻・モーティシア(アンジェリカ・ヒューストン)とその母・グラニー(ジュディス・マリーナ)、長男のパグズリー(ジミー・ワークマン)、長女ウェンズデー(クリスティーナ・リッチ)、フランケン・シュタインのような無口の執事・ラーチ(カレル・ストルイケン)、そしてハンドと先祖代々の一軒家に暮らしていた。他人の不幸が何よりもうれしいゴメズだが、実は25年前に失踪した兄・フェスターが気がかりだった。

そんなゴメズの思いを知った一家の顧問弁護士・タリー(ダン・ヘダヤ)と妻のマーガレット(ダナ・アイヴィ)は、アダムス家の財産を横取りしようと画策する。高利貸しのアビゲイル(エリザベス・ウィルソン)の息子で、フェスターとそっくりなゴードン(クリストファー・ロイド)をアダムス家に送り込むのだが・・・。

■キャスト
ゴメズ:ラウル・ジュリア(池田勝)
モーティシア:アンジェリカ・ヒューストン(沢田敏子)
ウェンズデー:クリスティーナ・リッチ(小林優子)
パグズリー:ジミー・ワークマン(亀井芳子)
グラニー:ジュディス・マリーナ(京田尚子)
フェスター:クリストファー・ロイド(青野武)
マーガレット:ダナ・アイヴィ(一条みゆ希)
アビゲイル/ピンダー・シュロス:エリザベス・ウィルソン(今井和子)
タリー:ダン・ヘダヤ(辻親八)
ウォーマック:ポール・ベネディクト(大木民夫)
フローラ・アモール:モーリーン・スー・レヴィン(磯辺万沙子)
ラーチ:カレル・ストルイケン
ハンドくん:クリストファー・ハート

■スタッフ
監督:バリー・ソネンフェルド
製作:スコット・ルーディン
オリジナル・キャラクター制作:チャールズ・アダムス
音楽:マーク・シャイマン
脚本:キャロライン・トンプソン/ラリー・ウィルソン

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