【最終週ネタバレ】NHK朝ドラ「ちむどんどん」やんばるで暢子(黒島結菜)たちはたくましく前を向いて生き続ける!第25週

2022年09月30日08時56分ドラマ
@NHK

やんばるでもレストランの開業にこぎつけ、家族の結束を高めた暢子(黒島結菜)たちは地に足をつけて踏ん張り続ける!NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」は9月30日放送の第125話をもって完結した。ヒロイン・黒島結菜のメッセージ動画は番組公式サイトで公開されている。

9月26日から放送された第25週をもって、「ちむどんどん」も最終回を迎えた。沖縄の青い空とどこまでも続く海、降り注ぐ太陽は三浦大知の主題歌「燦燦」と相まって「行ってみたい」という気分を盛り上げた。また、2022年は沖縄が本土復帰して50周年になり、沖縄復帰の前後を庶民視線で描くドラマとの評判でスタートした。



賛否両論、いろいろな意見が飛び出すことが多い昨今のドラマの中でもこれほど放送後にTwitterなどで意見が交わされるドラマもそうはないというほど反響は大きかった。暢子(黒島結菜)、父・賢三(大森南朋)、母・優子(仲間由紀恵)、良子(川口春奈)、歌子(上白石萌歌)一家が沖縄やんばるを舞台にして成長していった。

父・賢三が早くに亡くなってしまい、「お金」という厳しい現実が優子をはじめ、家族を苦しめる。困った優子がいったんは東京の親戚に暢子を預かってもらおうとするが、家族の絆は固かった。そんな家族だが、成長するにつれ、賢秀の問題に悩まされることも多かった。楽観的な暢子、良識的な良子、悲観的な歌子が振り回される。特に母・優子があまりにも何回も賢秀に振り回されることが視聴者の間でも疑問だったが、それは亡くした弟の姿を賢秀にみていたからだとわかった。

最終週は、優子の過去にも触れられた。壮絶な沖縄戦で両親、姉、弟を亡くし、生きる希望さえなくしていた優子。賢三はその前に現れたことはドラマ中盤で分かっていた。優子は遺骨収集の手伝いをやっていたが、それは生死さえもわからない両親と姉のことを探していたからだ。そこに大里五郎(草刈正雄)という人物がやってきて、姉・時恵の遺品を優子に渡し、時恵と両親の最後を教えてくれた。その最後の様子は切なすぎるものではあったが、最後がわかって優子も納得できた。

そして、ドラマのラスト、やんばるに戻った暢子が出したレストランが盛況を極めるも、身体の弱い歌子が倒れてしまう。いつもとは違い、やれる処置はすべてやっているが歌子はなかなか目覚めない。本当の最終話、第125話で暢子、賢秀、良子が亡き父に祈りをささげると、歌子が目を覚ました。そして、202X年になり、優子の誕生日にみなでやんばるちむどんどんに集まる。賢秀も地道に働き、良子は校長まで務め、歌子はレコードを何枚も出している。和彦も暢子もそれぞれ思った道を進み、みな幸せな家庭を築くラストとなった。



【最終週・第25週(2022/9/26-9/30)ネタバレあらすじ】
暢子(黒島結菜)が沖縄やんばるに移住してから、1年が経った。一家は優子(仲間由紀恵)と共に暮らし、暢子は毎日の畑仕事が楽しくてたまらない。和彦(宮沢氷魚)も、健彦(三田一颯)も、ここでの暮らしを満喫している。歌子(上白石萌歌)は無事に智(前田公輝)と結婚し、智の母親がやっている豆腐屋を歌子はてつだいはじめていた。暢子はやんばるのおばぁたちと地元野菜と郷土料理の勉強会を始めた。郷土料理を食べているうちに「自宅を改装してレストランを開く」ことを思いついた。近所の人の力を借りて、開店への準備を進める。

そんなある日、東京からフォンターナのオーナー・房子(原田美枝子)がやんばるにやってきた。房子がやってきた目的は、優子にある人を引き合わせるためだった。それは、優子の亡くなった姉・時恵の最後に居合わせた人物・大里五郎(草刈正雄)とその娘だった。両親とともに機銃掃射を受けた姉が妹である優子と弟に託したかんざしをずっと持っていたという。最後を見届けたことの礼をいうと、大里は最後に時恵が水を欲しがったのに、自分たちを優先して「水はない」と拒絶してしまったと苦し気に訴えた。それを聞いて優子はおとうとを守れなかったと涙を流す。聞いていた良子(川口春奈)、暢子、歌子もそれぞれに泣いてしまった。

暢子がやんばるで食堂を始める決意をしてから季節が過ぎ。村の人たちの助けも借りて、改装も無事に完了した。地元の野菜を取り入れる工夫も重ねて、とうとう新しい店『やんばるちむどんどん』の開店日が決まる。わくわくして準備を進める暢子だったが、開店前日になって、製麺所から納品ができないと連絡が来た。暢子はみなの力を借りて100人前の麺を準備し始めた。

迎えた開店初日。店には三姉妹にとってそれぞれに懐かしい人々がやってくる。客第一号は共同売店の店員であるまもるちゃん(松原正隆)、そして暢子の親友の早苗(高田夏帆)、良子を一途に思ってくれていた喜納金吾(渡辺大地)たちもやってくる。大盛況となったが、歌子が熱を出し倒れてしまう。高熱はなかなか下がらず暢子、優子、良子たちは心を痛め、千葉から賢秀(竜星涼)も駆けつける。歌子の無事を祈る暢子は、賢秀と良子とともに、とある場所へ向かう…。

【脚本】羽原大介
【出演】黒島結菜,仲間由紀恵,竜星涼,川口春奈,上白石萌歌,宮沢氷魚,佐津川愛美,山田裕貴,前田公輝,戸次重幸,中原丈雄,鈴木保奈美、草刈正雄 他
【語り】ジョン・カビラ
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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