『ミセス・ハリス、パリへ行く』チャーミングなミセス・ハリスに魅せられた 大竹しのぶ のコメント入り映像解禁

2022年10月27日14時00分映画
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アカデミー賞®ノミネート女優レスリー・マンヴィル主演の映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』が11月18日(金)より公開されるのを記念して、チャーミングなミセス・ハリスに魅せられた大竹しのぶのコメント入り映像が解禁となった。

本作は、『ポセイドン・アドベンチャー』他数々の名作を生みだした小説家ポール・ギャリコの原作「ハリスおばさんパリへ行く」を映画化した作品。いくつになっても夢を忘れない―見た人誰もがミセス・ハリスから勇気をもらえる、この冬一番のハッピーストーリー。



1950年代のロンドンを舞台に、戦争で夫を亡くした家政婦がある日働き先で1枚の美しいドレスに出会う。それは、これまで聞いたこともなかった、ディオールのドレス。500ポンドもするというそのドレスに心を奪われた彼女はパリへディオールのドレスを買いに行くことを決意。新しい街、新しい出会い、そして新しい恋・・・?夢をあきらめなかった彼女に起きる、素敵な奇跡。

大竹しのぶこの度解禁するのは、家政婦をしているハリスがディオールのドレスに心奪われる瞬間や、ファッションショーで美しいドレスに見惚れる場面、「ミス ディオール」と呼ばれるドレスからインスピレーションを受けて作られた「ヴィーナス」という鮮やかなグリーンのドレスに身を包み、まるで少女のように喜ぶ微笑ましい姿など、見ているだけで幸せな気分にさせてくれるシーンとともに、大竹しのぶによる「いくつになっても夢を諦めないミセス・ハリスの姿が、もうほんとに可愛いらしいんです!元気が出ます!」とナレーションが入る映像。短めの尺ながらもミセス・ハリスの飾り気の無いチャーミングな魅力が詰めこまれ“夢見る力が奇跡を呼ぶ!?”本作の一端を垣間見ることができる映像となっている!

ミセスミセス・ハリス、パリへ行く ポール・ギャリコ
訳=亀山龍樹 角川文庫
原作者のポール・ギャリコは世界中に多くのファンを持つ作家だが、大竹しのぶさんも山田洋次監督に薦められて20代のころに原作本を読んでおり、本作の監督・脚本のアンソニー・ファビアンもファンの一人。彼自身も少年時代をパリで過ごし、イギリスの寄宿学校で学んでことが、物語の中心にある両方の文化をスクリーンで表現することに大いに役立ったと言える。

SNS上でも原作ファンから映画の公開を楽しみに待つ声が届くが、半世紀以上の時を経てポール・ギャリコによる1958年の小説「ハリスおばさんパリへ行く」が復刊、角川文庫より10月24日(月)より発売が決定いたしました。原作ファンにとっても、当時の気持ちまで楽しめる映画『ミセス・ハリス、パリへ行く』の公開が待ちきれない!



■あらすじ
第二次世界大戦後のロンドン。夫を亡くした家政婦ミセス・ハリス(レスリー・マンヴィル)は働き先でディオールのドレスに出会う。あまりの美しさに完全に魅せられたハリスは、ディオールのドレスを手に入れるためにパリへ行くことを決意する。なんとか集めたお金でパリへと旅立った彼女が向かった先は、ディオールの本店。威圧的なマネージャーのコルベール(イザベル・ユペール)から追い出されそうになるが、ハリスの夢をあきらめない姿勢は会計士のアンドレ(リュカ・ブラヴォー)やモデルのナターシャ(アルバ・バチスタ)、シャサーニュ侯爵(ランベール・ウィルソン)ら出会った人々を魅了していく。果たして彼女はディオールのドレスを手に入れて、夢を叶えることができるのだろうか……。

★11月18日(金)TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開

『ミセス・ハリス、パリへ行く』
監督・脚本: アンソニー・ファビアン
キャスト:レスリー・マンヴィル(『ファントム・スレッド』)、イザベル・ユペール(『ピアニスト』『エル ELLE』)、ジェイソン・アイザックス、ランベール・ウィルソン、アルバ・バチスタ、リュカ・ブラヴォー、ローズ・ウィリアムズ
製作:グザヴィエ・マーチャンド、ギョーム・バンスキー、アンソニー・ファビアン
字幕翻訳:栗原とみ子 字幕監修:渡辺三津子(ファッションジャーナリスト) 原題:『Mrs. Harris Goes to Paris』
配給:パルコ ユニバーサル映画