沖縄出身のバンド・HY が、先月リリースしたアルバム「Kafuu」（カフー）から、配信中の新曲「スイッチ」のバンドパフォーマンス verに続いて、“推し活”の一コマを描いたミュージックビデオを公開した。

今作は、数々の失恋ソングを手掛けてきた仲宗根泉(Key&Vo)が、娘が二次元のキャラクターに恋していることを知って、叶うはずのない究極の片思いを曲にした、まさに令和ならではの愛の形が表現されている楽曲。



先行公開されているバンドパフォーマンス ver.の映像では、仲宗根の力強い心打つ歌声と共感性の高い歌詞に、「SNS を通じて繋がりができて、画面越しでしか見えない相手に恋をしてしまった事もあるし、共感してしまう」「推しのライブに行って、この人は違う世界の人間だと、ハッとして帰ってスイッチ聞いて号泣した」など、現実の世界での恋や、Z 世代がハマる“推し活”を支える、令和のラブソングとしても育っている。

ミュージックビデオは、そんな“推し活”の一コマともいえる、聖地巡礼中での物語。とあるアイドルを好きな女の子が、TV の中の彼の足取りを探して聖地巡礼をしている中、彼が突如現れ、2 人で楽しい時間を過ごすものの、それは彼女が作り出した妄想。彼が実際に隣にいないことに気付くが、今が楽しければいい、今できる恋を全力でしようと思った彼女は最後にケータイのスイッチを意を決して切る、切なくも前向きな甘いラブストーリー。

撮影は吉祥寺で行われ、おしゃれなカフェや実際にデートで人気のスポットが登場するのも必見。今回、主人公の女の子役を、総SNS フォロワー数220万人超えの、現在女優としても活躍中の、“天使すぎるビジュアル”がZ世代を中心に圧倒的支持を集める那須ほほみが熱演。
カミくんには騙されない」で多くの注目を集め、以降WOWOW「ソロモンの偽証」、TBS「持続可能な恋ですか？～父と娘の結婚行進曲～」など多数の作品に出演し、今最もネクストブレイクが期待される、人気急上昇中の鈴木康介が演じており、期待の若手役者2人が出演しているのも見どころの一つだ。

このミュージックビデオをどんな人に見てもらいたいかについて、二人は「推しがいる人や、応援してる人、好きな人がいる方には共感できる MV になってると思いますので是非ご覧下さい」とコメントしている。