映画『ファミリア』若者たちの幸せを願う父・役所広司の姿と台詞に胸打たれる予告映像と本ビジュアル解禁

2022年11月09日07時00分映画

役所広司主演、吉沢亮が父子役で初共演の映画『ファミリア』(2023年1月6日(金)より公開)の予告映像と本ビジュアルが解禁となった。

『ファミリア』は、遠い国の戦争が日常生活に大きな影響を及ぼす昨今。本作は山里に暮らす陶器職人の父・誠治と海外で活躍する息子・学、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年・マルコスの3人を中心に国籍や育った環境や話す言葉などの違い、血のつながりを超えて強い絆で“家族”を作ろうとする姿を描いたオリジナル作品。



本日解禁された予告映像は息子の結婚を喜ぶ父・誠治、そして難民出身のナディアと結婚し、日本で家庭を築くことを決めた息子・学の幸せそうな表情が印象的なシーンから始まる。そんな幸せな家族のもとに半グレに追われて傷ついたブラジル人青年・マルコスが迷い込んでくる。存在そのものを否定されるような扱いを受けて窮地に陥っていたマルコスは恋人・エリカと共に誠治の元をおとずれ、「日本人にもなれない!ブラジル人でもない!」と思わず辛い胸の内をぶつける。

しかしどんな想いも受け止め、「あの娘の笑顔を守ってやれ」とまるで本当の父のように助言してくれる誠治の姿に、亡き父の面影を重ね、次第に心を開いたマルコスは焼き物の仕事を手伝う。言葉も育った環境も違うが、絆を深めていく誠治、学とナディア、そしてマルコスやエリカらブラジル人の若者たち。そんな彼らの身に人生を揺るがす大きな事件が起きるー。映像後半は壮大な音楽とともに、理不尽な悲劇に見まわれる大切な息子たちを想い、「息子はどうなる!」「死ぬなよ」と感情を抑えられない誠治の姿、そして「夢を持つことは怖いことじゃないよ」「話す言葉も育った環境も違うのにさ、俺たち家族になるんだよ」と学の希望溢れる言葉が紡がれていく。



併せて公開された本ビジュアルは、全力でマルコスを勇気づけようとする誠治の強い眼差しが印象的なカット、そして人生の門出を迎えた学の笑顔、その明るさで日々奮闘するマルコスの恋人・エリカ、さらに半グレの海斗、誠治の親友の刑事・駒田といった主要キャラクターを捉えたビジュアルとなっている。なお本ビジュアルは11月11日(金)より全国の映画館(一部劇場を除く)にて順次掲出される。

★映画『ファミリア』は2023年1月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開

■作品概要
監督:成島出
役所広司
吉沢亮 / サガエルカス ワケドファジレ
中原丈雄 室井滋 アリまらい果 シマダアラン スミダグスタボ
松重豊 / MIYAVI / 佐藤浩市
製作委員会:木下グループ フェローズ ディグ&フェローズ 制作プロダクション:ディグ&フェローズ 配給:キノフィルムズ
familiar-movie.jp/Twitter@familia_movie
©2022「ファミリア」製作委員会 映倫:PG12

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