大ベストセラーを映画化!永野芽郁主演の感動作『そして、バトンは渡された』11日金ローで地上波初放送!

2022年11月10日09時00分映画
©2021 映画『そして、バトンは渡された』製作委員会

11月11日の「金曜ロードショー!」(日本テレビ、夜9時から11時34分)では永野芽郁主演、本大賞受賞のベストセラーを映画化した感動作『そして、バトンは渡された』(2021年)を地上波初放送!予告動画は番組サイトで視聴できる。

2019年の本屋大賞を受賞、累計発行部数120万部を超える瀬尾まいこの同名小説を映画化した『そして、バトンは渡された』。血の繋がらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった主人公の優子は、義理の父・森宮と2人暮らし。将来や恋愛、友達のことなどうまくいかないことばかかりの高校生活を送っている。



一方、夫を何度も替えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花は、娘みぃたんと暮らしていたが、ある日、娘を置いて突然姿を消す・・・。決して出会うはずのない2つの家族の物語がつながり、やがて紐解かれる“命をかけた嘘と秘密”が極上の感動を呼ぶ物語だ。

主人公優子を演じるのは、確かな演技力で人気と実力を兼ね備える永野芽郁。原作の大ファンであり、自身の母親から「実写化したら芽郁に演じて欲しい」と言われていたという永野はこの作品で第45回日本アカデミー賞、優秀主演女優賞を受賞した。また、物語のキーパーソンで、シングルマザーとして初の母親役を演じた石原さとみが優秀助演女優賞に輝いている。そして主人公の幼少期“みぃたん”には天才子役の呼び声高い稲垣来泉が出演。料理上手の義父・森宮を田中圭が演じ、他にも岡田健史、市村正親、大森南朋など若手からベテラン俳優が脇を固める。監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(2018年)などを手掛け、確かな演出力が定評の前田哲が担当した。

物語は優子の気持ちを中心に、森宮の父親ぶりを絡め、彼女が結婚するまでを描いていくが、永野は高校生“優子”の卒業式シーンで人生初のピアノに挑戦。高校生“優子”の卒業式シーンでは一日中カメラが回る中、檀上でピアノを弾き続けた。撮影にあたり、練習前は「ねこふんじゃった」も弾けなかったというが、3か月猛練習。通常演奏シーンの場合、カメラは顔のアップ、手元は別の人が演奏することも多いが、永野は手元を映して欲しいと当時撮影スタッフに直談判したという。また、ピアノがきっかけで優子が出会う同級生・早瀬役の岡田健史もピアノは初挑戦。未経験者とは思えない2人のピアノシーンにも注目したい。

途中まで全く別の家族の話として、永野芽郁演じる優子と、石原さとみ演じる梨花の物語が紡がれていく『そして、バトンは渡された』。この2つの物語が繋がったときのスッキリ感と、義父が隠し続けた秘密が、大きな感動となって押し寄せる。血のつながらない親子たちが描く心温まる家族の物語をお楽しみに。

■あらすじ
母を亡くし、血のつながらない親に育てられ、4回も苗字が変わった高校生の優子(永野芽郁)は、義理の父親・森宮(田中圭)と2人暮らしをしていた。優子は彼女を大事に育てる森宮のお陰で家では穏やかな暮らしを送っていたが、学校ではどんな時でも笑顔でいるという子供の頃からのクセで周囲に誤解を招いていた。受験を控える同級生たちの前でも笑顔を作ってしまい、卒業式の合唱で伴奏を引き受けることになってしまった優子。ピアノの練習のために集められた場で、優子はピアノが上手な同級生、早瀬(岡田健史)と知り合い親しくなっていく。

一方、自由奔放で目的のためには手段を選ばない女性・梨花(石原さとみ)は、泣き虫な女の子・みぃたん(稲垣来泉)の父・水戸(大森南朋)と結婚する。ある時、水戸は自分の夢を叶えるためブラジル行きを決意。梨花はみぃたんと日本に残ることにし、水戸は家族を置いてブラジルへ旅立ってしまう。血の繋がらないみぃたんに梨花は愛情を注ぎながら暮らしていたある日、梨花は富豪の男性・泉ヶ原(市村正親)と再婚する。みぃたんは徐々に和泉ヶ原家に馴染んでいくが、突然梨花が失踪し・・・。

■キャスト
森宮優子:永野芽郁
森宮壮介:田中圭
早瀬賢人:岡田健史
みぃたん:稲垣来泉
美人先生:朝比奈彩
水戸香織:安藤裕子
早瀬の母:戸田菜穂
家政婦の吉見さん:木野花
梨花:石原さとみ
水戸秀平:大森南朋
泉ヶ原茂雄:市村正親

■スタッフ
原作:瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文春文庫 刊)
監督:前田哲
脚本:橋本裕志
音楽:富貴晴美

日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト