玉森裕太「祈りのカルテ」初の医師役に挑む観月ありさ!元ヤクザが入院したがる目的とは?第6話ネタバレと第7話予告

2022年11月13日13時19分ドラマ
@日本テレビ

11月12日に放送された「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(日本テレビ、よる10時)の第6話が放送され、離婚した夫婦の気持ちも諏訪野良太(玉森裕太 Kis-My-Ft2)が救った!11月19日に放送の第7話では過酷な救急救命科での研修となる!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



研修医・諏訪野良太(玉森裕太 Kis-My-Ft2)がカルテを読み解き、患者たちの秘密と嘘を優しく見破っていくハートウォーミングミステリー「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」の第6話が11月12日に放送された。研修2年目となった諏訪野たちが研修することになったのは小児科だ。子供に恐怖心を起こさせないように壁の色なども他の科と違い、ベッドからでれる子供が遊ぶ部屋もある。そんな明るい雰囲気の中、指導医として登場したのは志村雄一(勝村政信)だ。勝村政信といえば、長年、テレビ朝日の「ドクターX」で腹腔鏡の魔術師・加地秀樹役を演じている。加地役ではお金に汚いが、腕は確かという役どころだが、今回は地味な雰囲気で、人と目を合わさないようにしている謎の医師役だ。それでもオカリナの音色で子供たちの心をつかむという技を持っている。

第6話では子供が実の父親に会いたい一心で薬を飲まないでいた。母親は子供のためを思って離婚した夫と子供を会わせないようにとしていたが、それは結局、子供のためにならなかった。そんな母親の気持ち、父親の気持ちにもよりそった諏訪野の成長した姿が見られた。

11月19日に放送される第7話で、諏訪野たちが研修を受けるのは救急救命科だ。指導医・柚木慧役で登場するのは観月ありさだ。観月ありさといえば「ナースのお仕事」という代表作があるように看護師役が多く、医師役は初めてという。「内視鏡を操作するシーンは、繊細な動きに集中し、医療現場の緊張感を再現できるようこだわりました」と話している。

忙しい救急救命科で諏訪野が対応するのは、元ヤクザの秋田竜也(やべきょうすけ)だ。なぜか、自分で救急車を呼んでやってきたが、なぜか、入院したがる。秋田の目的は何なのか?

■前回:第6話ネタバレあらすじ
諏訪野(玉森裕太)たちは研修医2年目になり、研修期間も残り半年しかなくなった。諏訪野たちは白衣の着こなしも様になり、すれ違う看護師たちが折り目正しくあいさつしていく。百治製薬の営業マン・灰崎彰吾がすり寄って来る。灰崎は研修医の動向まで把握するほどの情報通だ。

小児科の指導医・志村雄一(勝村政信)は常に無表情で気配がなく、とにかく不気味。自信を見せる谷川(YU)に対して、志村は「でしたら、頼みたいことがあるんですが」と切り出す。志村が頼んだ仕事はキッズルームでの患者の遊び相手だ。諏訪野は馬になって男児患者を背中に乗せ、谷川は女児患者に絵本を読み聞かせる。

そこに救急患者が運ばれてきた。患者は姫井姫子(金子莉彩)、8歳。強いぜんそく発作を起こしていたが、薬の吸入で容体は安定する。母・裕子の話では、姫子のぜんそくが始まったのは3歳。一時期治まっていたが1年前から再び発作を起こすようになり、今年だけで3回入院しているという。今回初めて純正医大に搬送されたのだ。姫子は「怖い」と窓の外を指すが、外には誰の姿もなく…。

検査の結果、姫子の血液から、普段服用しているはずの薬の成分が検出されなかった。しかし姫子は「薬は毎日飲んでいる。昨日と一昨日はお父さんが薬をくれた」と言い、裕子も昨日と一昨日は夫が薬の担当だったと答える。谷川は父親が薬を飲ませるのを怠っただけだろうと考えるが、諏訪野は釈然としない。

諏訪野たちは灰崎から志村の妙なウワサを聞かされる。志村が幼い患者をまるで洗脳したようにつれていたというのだ。そんなウワサを聞いた直後、姫子が病室から姿を消してしまう!諏訪野たちが必死に探していると、姫子は志村と手を繋いで現れ…。姫子はケロッとして「笛の音についていったら道に迷っちゃって。もう怖くないから大丈夫」と言うが、その後、再び病室から姿を消し、また、志村と戻ってきた。

姫子の血液から薬の成分が見つからないことで、母親も父親も薬を飲ませていないのではと疑われた。虐待かもしれないと思った谷川は姫子に「お母さんは好き?」と聞いてみる。すると「お母さんは大好き。お父さんは好き」という。諏訪野が「ママのこともパパのことも好きなんだね」というと大きくうなずいて「パパのこと大好き」という。

姫子の両親は離婚していた。現在、一緒に住んでいるのは実の母親とその再婚相手だ。姫子は実の父親のことを「パパ」といい、今一緒にいる父親のことは「お父さん」という。姫子の実の父親は製薬会社の灰崎だ。姫子は病院に営業に来ていた灰崎を見つけ、このまま入院を続ければ、灰崎に会えると思って、薬とわざと吐き出していたのだ。さらに、灰崎に会うために病室を出て行っていた。

裕子は灰崎に激しく文句を言う。「もう二度と顔を見せないでくれ」と。しかし、諏訪野は姫子の本当の気持ちを伝えた。すると裕子も姫子のためを思い、週に一度の面会ができるようになった。

志村は「自分なりのやり方を見つけろ」といい、自分のやり方はオカリナ。志村がオカリナを吹くと騒いでいた子供たちが素直に志村の言うことを聞く。そんな志村の姿を諏訪野も谷川も呆然と見つめた。

そのころ、広瀬(原田泰造)は激しい発作を起こしていた。

■第7話あらすじ
朝、諏訪野(玉森裕太)は百薬荘でボロボロになって寝ている裕也(矢本悠馬)の姿に仰天。裕也の顔は真っ白で、『医道 同期愛』と書かれたダサいTシャツを着ている。そこら中にワインやシャンパンの空瓶が転がっていた。

――その前日。救命救急科で研修を受ける諏訪野と牧村(濱津隆之)は、揃って夜勤を任される。午後6時、患者が立て続けに運び込まれ、救急は一気に慌ただしくなる。柚木の指示の下、患者の対応に追われる諏訪野は、意識消失で運ばれてきた男・秋田竜也(やべきょうすけ)に覚えがあった。

諏訪野は柚木の指示で秋田にブドウ糖を投与…と同時に秋田は激しくけいれんを起こす!柚木がすぐさま抗けいれん剤のジアゼパムを施し、けいれんは治まるが…。

検査の結果、秋田には軽い糖尿病の傾向はあるものの、意識障害の原因となるような異常は見られない。1年前も救急に秋田が運ばれてきていた。今回もその時も秋田は自ら救急要請した。診断はウイルス性胃腸炎で、入院するほどではないと説明すると、「入院させろ!」とわめき散らしたのだった。さらに秋田は、この日の昼間も消化器内科の病棟に無断で侵入した。目を覚ました秋田は、時刻が午後6時半だと分かると「まだ時間あるな」とセカンドバッグを抱え込む。

諏訪野たちは秋田の薬物中毒を疑い、尿検査を受けてもらおうとする。秋田は「俺がシャブやってるっていうのか!」と逆上するが、検査を受けないなら帰ってもらうしかないと説明した途端、「検査を受ける」と考えを一転。ところが、検査を終えた秋田はまた意識を失って――!

そしてその頃、冴木(椎名桔平)は、広瀬(原田泰造)の言葉を思い出していた――「俺の代わりに、良太のことを頼んだからな」――。

日本テレビ 10月8日スタート、新土曜ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」。出演:玉森裕太(Kis-My-Ft2)、椎名桔平、松雪泰子、池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、ほか。番組公式Twitterアカウントは「@inorinokartentv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

日本テレビ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」番組公式サイト

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