Netflix韓国ドラマ「サムバディ」想像の斜め上をいく過激な描写に賛否両論!第1-2話ネタバレと見どころ

2022年11月23日19時00分ドラマ
Netflixシリーズ『サムバディ』独占配信中!

キム・ヨングァンが主演を務める「サムバディ」が、11月18日(金)にNetflixで独占配信開始!第1話ではこれまでの爽やかなイメージから一転、サイコパスな姿を披露したキム・ヨングァン。想像のはるか上をいく過激な描写の数々に賛否両論、様々な声が上がっている。気になる第1~2話のあらすじと見どころを紹介しよう。



「サムバディ」は、ソーシャルコネクティングアプリ“サムバディ”を媒介に起こった殺人事件と、その開発者の女性と周りの友人たちが謎の男と出会い、次第に事件に巻き込まれて行く様子を描いた犯罪スリラー。

■キャスト
ソン・ユノ役:キム・ヨングァン
キム・ソム役:カン・ヘリム
イム・モグォン役:キム・ヨンジ
ヨン・ギウン役:キム・スヨン


■第1話あらすじ
アスペルガー症候群の高校生キム・ソム(カン・ヘリム)は、青少年プログラミング大会の会場で自身が開発した人工知能のチャットプログラム“SOMEONE(サムワン)”を紹介する。ソムの説明を聞き、すっかりサムワンに興味を持った様子のサマンサ・チョン(チェ・ユハ)は、「甘い物でも食べに行く?」とソムを誘った。

――数年後、ソムはサマンサが代表を務めるスペクトラム社で、開発者として働いていた。ソムが開発したソーシャルコネクティングアプリ“SOMEBODY(サムバディ)”は、高校生の頃にソムが作ったサムワンをベースに、世界中どこにいても最高の相手を見つけ出すことができるマッチングアプリだ。その日もサムバディを通して結婚式を挙げることになったカップルへお祝いのメッセージを送り、ソムは帰路につく。アスペルガー症候群のソムにとっては、誰かを「愛する」という感情はイマイチよくわからないという。そんなソムの唯一の話し相手は、自らが作り上げたチャットボット・サムワンだった。

そんななか、マッチングアプリを使った犯罪が横行すると、警察はサムバディの開発元であるスペクトラム社へ情報の開示を求めた。同じく被害者のチャット履歴が見たいと話すソムだったが、情報の開示にはサマンサの許可が必要だという。結局、ソムは怪しげなIDに自らコンタクトを図ることに。その日の夜、家の外で野良猫の泣き声を聞いたソムは、車にひかれて道路に横たわる猫を発見する。ちょうどその時、ソムがいいね!を送ったIDの一人からメッセージが。ソムが野良猫の件を話すと、チャットの相手は「僕ならきっと、君と同じようにする」と返信した。メッセージを見たソムは、苦しむ猫の首をカッターで切ってトドメを刺す。自分が怪物のようかと尋ねるソムに対して、「いいやまったく。君は猫を救ったんだ、苦しみから解放する為に」とチャット相手。

どこか自分とよく似たチャット相手に興味を持ったソムは、今どこにいるのかという相手からの質問に、自宅の住所を送信した。しばらくして、そこに現れたのは建築家のソン・ユノ(キム・ヨングァン)だった。連続殺人犯かもしれないユノを警戒しながらも、その車に乗り込むソム。そしてソムは、自分がアプリの開発者だと明かした。

ユノのオフィスにやってきたソムは、そこでオルガンを目にする。鍵盤を叩くも音が出ないことに首を傾げるソム。すると背後に近づいたユノは、ゆっくりとペダルを踏んで音を鳴らした。その後、机に座って絵を描くソムに向かって、「鉛筆を削る?」とユノ。そう言ってユノが取り出したのは、電動の鉛筆削り器と剃刀の刃だった。どちらが気に入ったかと聞かれ、迷わず剃刀の刃を選ぶソム。

翌日、サムバディで知り合った女性と会ったユノは、浴槽での行為中に女性を水の中にうずめて溺死させた。その後、女性のアカウントを削除したユノは、新たに“16”というIDでサムバディに登録し直し…。



■第2話あらすじ
ナポ市の都市再生コンペティションに参加したユノは、今は使われなくなったサイロの新たな使い道について発表する。そんなユノの発表を聞いて、教授の一人は「学生の作品か?」と笑った。その日、サムバディを通じて教授の助手オ・ナウン(キム・ナヨン)と知り合ったユノは、一緒に酒を飲みに行く。すっかり酔っぱらったナウンは、教授がユノの発表をまるで学生の作品のようだと馬鹿にしていたと笑った。その後、ナウンのフリをして教授をサイロへ呼び出したユノは、背後から襲いかかり、教授の頭部をサイロの壁に押し付けた。

ユノと会って以来、彼のことが忘れられないソム。「忙しいですか?」とメッセージを送るソムだったが、ユノからの返信はなかった。その夜、ユノとのチャットのやり取りを音声化したソムは、それを聞きながら自慰行為に及んだ。一方、ソムの元友人で警察のサイバー捜査チームで働くヨン・ギウン(キム・スヨン)は、“ホイールミー”というIDの相手とマッチング。事故の影響で車椅子生活を送るギウンは、プロフィール写真の車椅子を見て関心を持ったのだった。

男性に誘われて山奥のプールへ向かったギウンは、まだ見ぬ男性の姿を想像して胸をときめかせた。同じ頃、ギウンの友人で巫堂(ムーダン)のイム・モグォン(キム・ヨンジ)は、嫌な夢を見たと言って、夢に出てきた友人たちに片っ端から電話をかける。しかし、何度かけても電話が繋がらないギウン。何度目かのコールでやっと電話が繋がるも、電話に出たのは聞きなれない男の声だった。モグォンの電話に出たユノは、「この携帯は拾ったんです。店に携帯を預けるので、取りに来て下さい」と告げ…。

■見どころ・感想
ついに配信が始まったNetflixドラマ「サムバディ」。予告動画を見る限り、相当過激なシーンが登場するだろうことはある程度覚悟していたが、予想をはるかに超える仕上がりとなった。なんといってもサイコパスな主人公を演じるキム・ヨングァンの演技には、思わずゾッとさせられるばかりだ。第1話のエンディングではキム・ヨングァン演じるユノが湯船で女性を溺死させる姿が登場し、大きな衝撃を与えた。犯罪スリラーというだけあって残虐なシーンはもちろんだが、それ以上に過激な性的描写が目立った印象を受けた。

本作で、初の主演を務めることとなったカン・ヘリムの身体を張った演技にも注目したい。第2話ではカン・ヘリム演じるソムが自分とよく似たユノに興味を持ち、音声化した彼との会話内容を聞いて興奮する様子が描かれた。露出こそは少なかったものの、非常に官能的なシーンとなった。この作品を通して、また一歩成長した女優カン・ヘリムの姿に期待だ。

「サムバディ」(全8話)はNetflixで独占配信中されている。

Netflix公式ページ
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