フィギュア・グランプリシリーズ第6戦「フィンランド大会」三原舞依優勝!佐藤駿2位、河辺愛菜3位と表彰台を飾った!

2022年11月27日08時57分スポーツ
@テレビ朝日

11月26日にフィギュアスケートのグランプリシリーズ最終戦となる第6戦「フィンランド大会」の2日目が行われ、三原舞依がショートから逆転して優勝!佐藤駿も順位をあげ2位、河辺愛菜が3位となった。グランプリシリーズ6戦全戦で日本勢の活躍があり、ファイナルにも多くの出場を決めた!関連動画がテレビ朝日フィギュアグランプリシリーズ特設サイトに公開されている。



6カ国を転戦するGPシリーズの成績上位6名のみが「GPファイナル」に進出し世界一の座を争うグランプリシリーズの最終戦となる第6戦がフィンランドで11月26日にフリーが行われた。三原舞依が悲願の2戦2勝を決め、ポイントトップでファイナル出場を決めた。さらに佐藤駿も2位に入り、ファイナルへ滑り込んだ。第6戦の結果で、女子は三原舞依、坂本花織、ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)、キム・イェリム(韓国)、イザボー・レビト(アメリカ)、渡辺倫果、男子は宇野昌磨、イリア・マリニン(アメリカ)、三浦佳生、山本草太、ダニエル・グラスル(イタリア)、佐藤駿というメンバーが確定した。なお、ペアの三浦璃来&木原龍一組も2戦2勝でファイナルをすでに確定させている。ファイナルは12月8日からイタリア・トリノで開催される。

2日目のフリー、女子は後半グループに紀平梨花、河辺愛菜、三原舞依が登場した。怪我から復活途中の紀平梨花は「タイタニック」の曲にのせて滑り出した。冒頭の3回転フリップをきれいに決めると、後半に至るまでジャンプはほぼノーミスで決め、ショートから4位に順位を上げた。河辺愛菜はフランス大会の悔しさを跳ね返す演技を決めた。前半の2回転半、3回転ルッツ+3回転トーループ+2回転トーループ、3回転ループ、2回転半は美しく決めた。ステップでレベル4をとり、滑走後、樋口美穂子コーチと笑顔で抱き合い、表彰台を決めた。最後から2番目にコールされた三原舞依。今まで体調不良などもあり、グランプリと相性が悪かった。しかし今年はイギリス大会で優勝し、なんとしてもファイナル出場を決めたいと願っていた。ジャンプは冒頭の2回転半から美しく決め、1本だけ3回転の予定が2回転になるミスがあったもののスピンステップはすべてレベル4を取り、130.56点を獲得。最終滑走のルナ・ヘンドリックスを押さえて優勝した。ファイナルに関しては「未知の領域」と話し、スケートを滑れることの喜びを語っていた。

男子は今季シニアにあがった本田ルーカス剛史が3番目に滑走をスタートさせた。アクセルジャンプの不調に苦しんでいるが、フリーでもなかなか決まらず転倒などもあった。アクセルジャンプ以外は復調してきているので全日本でグランプリの経験を活かしたい。壷井達也はグランプリ2戦目。ジャンプもほぼノーミス、ステップはレベリ3になってしまったもののスピンはすべてレベル4をとった。同じリンクで練習している三原舞依の優勝に刺激を受けて演技に臨み、自己ベストを更新して順位を1つあげて表彰台目前の4位となった。佐藤駿は4回転を2種類3回飛ぶ予定通りに飛び、ミスなく最後まで終えた。ステップがレベル2となったもののスピンはレベル4を取り、ガッツポーズで2位表彰台を勝ち取った。1位にはアメリカのイリア・マリニン。4回転半こそステップアウトしてしまったものの、さすがにクワド(4回転)の申し子と呼ばれるだけあって抜群の安定感で演技して逆転優勝を決めた。

テレ朝動画では有料でのライブ配信を実施している。フィギュアスケートファンにはリアルで見れることや臨場感から好評を得ている。詳細はテレビ朝日フィギュアグランプリシリーズ特設サイトにて紹介されている。

■グランプリ第6戦・フィンランド大会 テレ朝動画配信スケジュール(有料)
11月27日 21:00~ エキシビション

テレビ朝日フィギュアグランプリシリーズ特設サイト
テレ朝動画フィギュアグランプリシリーズ
テレビ朝日フィギュア公式ツイッター
国際スケート連盟公式YouTubeチャンネル Skating ISU