最終章「PICU小児集中治療室」吉沢亮は母・大竹しのぶと患者たちの命と真剣に向き合う!第8話ネタバレと第9話あらすじ

2022年11月29日09時27分ドラマ
@フジテレビ

11月28日、月9「PICU小児集中治療室」(フジテレビ、月曜夜9時)の第8話が放送され、武四郎(吉沢亮)は手術ができない小松圭吾(柊木陽太)を函館の病院に戻す決断をした!12月5日に放送される第9話から最終章に入る。武四郎は人生の岐路に立つ!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



吉沢亮主演の小児医療ドラマ「PICU小児集中治療室」の第8話が2022年11月28日に放送された。武四郎はPICUで子供の患者を優しく見守りながら、医者としても成長している。担当となっている小松圭吾(柊木陽太)のために全力で尽くしているが、圭吾は補助心臓の手術を前に感染症にかかってしまい、手術ができない。移植には時間がかかるが、その間にも圭吾の心臓は悲鳴をあげている。手を尽くして調べるものの、感染症の原因がわからない。そこで武四郎は敬語の両親に「最後をどうやって迎えたいか」を尋ねる。

圭吾にとって非常な宣言となるそのことを考えるだけで武四郎は涙ぐんでしまう。12歳の圭吾は自分の命が尽きてしまうのかと心配になる。自分が死んだら、自分の体を他の患者に使ってほしいとまで頼む圭吾。このシーンはまた多くの視聴者が泣かされた。それでも、ここまで尽くしてくれた武四郎に圭吾も圭吾の両親も感謝している。

今までは家に帰れば、母親の南(大竹しのぶ)を相手に軽口をたたいてストレスを発散させていたが、南の病気のことを考えると楽しい会話の途中でも考えてしまう。そして「俺が諦められる時間をください。母ちゃんと離れる覚悟ができるための時間を」と頭を下げて、東京の病院でみてもらうことを頼み込む。それも、上司である植野(安田顕)が圭吾の治療に関して、やれるところまでやったから、最後を受け入れられると言ったことが影響している。

12月5日に放送される第9話からは最終章に突入する。武四郎の願いを聞き入れた南は東京の病院に検査に向かうが、そこではどのような判断がなされるのか?南は素直に治療をすることを選択してくれるのか?

函館の病院にもどった圭吾の「恋人」である優里(稲垣来泉)からは「お医者さんなのに治してくれない」と責められてしまう。また、最終章を目前に「ドクタージェット」を導入するためには札幌共立大の渡辺純(野間口徹)の息のかかった医者を植野に代えてPICUのトップにたたせろと言われている鮫島立希(菊地凛子)知事はどういう決断をするのか?

■前回:第8話ネタバレあらすじ
志子田武四郎(吉沢亮)ら丘珠病院のPICUスタッフは、VF(心室細動)を起こした小松圭吾(柊木陽太)くんの処置にあたる。圭吾くんには、一刻も早く補助人工心臓を植え込む手術が必要だが、感染症にかかっている現状では難しい。感染症の原因を突き止めないことには治療はできない。武四郎たちは考えられる限りの検査をする。

そんな折、子供二人が公園で倒れていると連絡が入り、救命医の東上宗介(中尾明慶)は、救急車で搬送するよりドクターカーで現場に直行した方が早いと判断し、武四郎、矢野悠太(高杉真宙)らとともに現場へと向かう。

武四郎たちが公園に到着すると、2人の少年――矢本大輝(森島律斗)くんには意識があったが、後藤光(寺嶋眞秀)くんは心停止していた。その時間は10分と考えられる。脳に酸素が回らなくなって5分を超えると脳死してしまう可能性が高い。PICUに緊張が走る。光は心臓は動き出したものの意識を取り戻さない。隣のベッドで大輝は心配そうにみている。大輝の親も光の親もやってきた。光の親は目を覚ましている大輝に「光を連れて行った」といって猛然とくってかかる。

翌日になっても光は目を覚まさない。大輝は心配そうに光のベッドを見ている。すると圭吾が大輝を励ました。そんな二人を武四郎は思いを込めて眺めている。

そのころ、鮫島知事のもとには札幌協立大学の渡辺純(野間口徹)が来ていた。自分の部下をPICUのトップにすえるなら、ドクタージェットに賛成するというのだ。渡辺は北海道で莫大な権力を持っている。渡辺が賛成すれば、ドクタージェットには近づくのだが。

武四郎たちは圭吾の感染症の原因をつかもうと考えられる調査をしたが、結果はどれも陰性だった。感染症を特定できなければ、このまま手術も移植もできない。それは圭吾の命がつきることを表している。カンファで武四郎は「終末期を考えたプランを両親に説明する」と話した。その夜、圭吾の元に武四郎が向かうと、圭吾はもし自分が死んだら、その体を光に使ってほしいと言い出した。「俺の命無駄にされたくない」と。

翌朝、光は奇跡的に目を覚ました。武四郎は圭吾の両親を呼び、今後について説明する。そして「どうやって最後を迎えさせてあげたいか」と辛い質問をする。すると母親は函館の病院、できれば函館の自分の家に連れて帰りたいという。圭吾は函館に帰れると聞くと「僕、死んじゃうの?」と武四郎に質問する。武四郎は「感染症が治れば補助心臓の手術ができるようになるのでこの病院ではなくても対応できるからだ」と優しい嘘をついた。

武四郎は圭吾のそばを離れると、涙ぐんでしまう。そんな武四郎に植野は優しく寄り添った。最善の策を尽くしたのだから、両親も納得したのだと。その言葉をきいて、武四郎は家に帰り、南(大竹しのぶ)に頭を下げて「俺が諦められる時間をください。母ちゃんと離れる覚悟ができるための時間を」といい、東京の病院で検査してもらうことに合意してもらった。

■第9話あらすじ
“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、膵臓ガンの治療を拒否している母・南(大竹しのぶ)に頭を下げ、一度、東京の病院で検査を受けることになんとか同意してもらう。

羽田空港に降り立った武四郎と南が向かったのは、丘珠病院のPICU科長・植野元(安田顕)から紹介してもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(平原テツ)のもとだった。武四郎は、原口医師から検査の結果を聞かされて……。

フジテレビ 10月10日スタート、月9「PICU小児集中治療室」。出演:吉沢亮、安田顕、生田絵梨花、高杉真宙、菅野莉央、甲本雅裕、中尾明慶、正名僕蔵ほか。番組公式Twitterアカウントは「@PICU_cx」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ月9「PICU小児集中治療室」番組公式サイト

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