視聴率14.9%で快進撃の「財閥家の末息子」第6話でソン・ジュンギが早くもイ・ソンミンに正体を明かす!?

2022年11月29日10時09分ドラマ
画像出典:JTBC「재벌집 막내아들」公式サイトより

11月27日(日)に放送されたJTBC金土日ドラマ「財閥家の末息子」第6話では、これまで自らの存在を明かさずに水面下で動いていたソン・ジュンギがミラクルインベストメントの代表として、祖父イ・ソンミンの前に姿をあらわした。番組HPで予告動画が公開中だ。

視聴率は自己最高となる14.9%を記録し、同時間帯1位を死守。気になる第6話のあらすじと見どころを紹介していこう。



「財閥家の末息子」は、財閥一家のオーナーリスクを管理する秘書がひょんなことから一家の末息子として生まれかわり、第二の人生を生きるファンタジードラマだ。【「財閥家の末息子」を2倍楽しむ】では、韓国での放送にあわせて各話のネタバレあらすじ、見どころ、キャスト、視聴率など紹介している。

■キャストキャスト詳細
ユン・ヒョヌ、チン・ドジュン役:ソン・ジュンギ(一人二役)
チン・ヤンチョル役:イ・ソンミン
ソ・ミニョン役:シン・ヒョンビン
チン・ソンジュン役:キム・ナムヒ
チン・ヨンギ役:ユン・ジェムン
ソン・ジョンレ役:キム・ジョンナン
チン・ドンギ役:チョ・ハンチョル
チン・ファヨン役:キム・シンロク


■第6話あらすじ
母の遺影を前に、茫然と立ち尽くすことしかできないドジュン。さらにドジュンは母が自ら命を絶ったと聞き、驚愕した。自分の知る母は決して自ら命を絶つような人ではないと考えたドジュンは、店へ向かう。机の上に置かれたノートには、ヒョヌの成績表が挟まっていた。それを見た瞬間、ドジュンの脳裏には過去の記憶がよみがえる。さらに母がいつも着ていた自分の中学時代のジャージを手に取ったドジュンは、その場に泣き崩れた。

遺品の中から株の投資に使われたと思われる通帳を見つけたドジュンは、眉をひそめる。母が借金をしてまで全財産を投資したのは、スニャングループの子会社スニャン生活科学だった。大学の図書館でスニャン生活科学について調べるなか、ドジュンはミニョンと顔を合わせる。約束をすっぽかされたミニョンは、自分を馬鹿にしたのかと憤った。そんなミニョンに傘を差し出し、「君を馬鹿にしたんじゃない。俺に資格がなかったんだ」とドジュン。

その後、ドジュンはスニャン生活科学がグループの中でも、有名無実な会社の一つだったと知る。ところがIMF直後、どういうわけかスニャン生活科学はグループの優良株として大きな期待を担うこととなったのだ。スニャンのネームバリューを信じた人々は、次々にスニャン生活科学の株式を購入。しかし、スニャンの本当の狙いは投資ではなく、スニャン生活科学の売却にあった。海外のPEファンドによって短期間で売却されたスニャン生活科学だったが、調べてみるとそのファンド会社役員のほとんどはスニャンの財務担当出身だという。つまりはスニャン生活科学の株価高騰はすべてヤンチョルのパフォーマンスで、それに乗っかって投資した庶民が結果的に犠牲となってしまったのだ。

この事実を知ったドジュンは、ヤンチョルのもとへ。今回のスニャン生活科学の売却によって、罪のない庶民が一方的に被害を被ったと主張するドジュン。しかしヤンチョルは、財閥家の末息子であるドジュンが庶民の心配をする必要などないと一蹴した。一方、海外留学から帰国したソンジュンは、本格的に祖父の下で働くことに。最初の職場としてソンジュンが選んだのは、建設会社だった。グループの核となる物産や電子ではなく、よりによって建設を選んだソンジュンに首を傾げる一同。そんなソンジュンを見て、ドンギの妻ジナ(ソ・ジェヒ)は事業よりも政治が似合うのではと笑った。これには思わず激高するヤンチョル。実はヤンチョルにとって、政治家よりも腹立たしい存在はなかったのだ。さらにヤンチョルの怒りの矛先は、ソウル市長戦への出馬が噂される婿チャンジェへと向けられた。

翌日、ヤンチョルはかつてソウルのごみ埋立地だった蘭芝島(ナンジド)へ長孫ソンジュンを連れて行く。この場所に新ソウルタウンを開発する予定だと言い、その入札から施行までを任せるとヤンチョル。同じ頃、IMF危機で窮地に立たされたスニャングループを救ったのが新ソウルタウン事業だったことを思い出したドジュンもまた、次なるターゲットとして蘭芝島がある上岩洞(サンアムドン)に着目した。

なんとしても祖父の期待に応えたいソンジュンは、ヒョンミンにアプローチを仕掛ける。一方、新ソウルタウン事業を進めるにあたって買収できそうな建設会社を探すドジュン。そのうちの一つに目星をつけると、ドジュンは次なるステップへ。政界進出を夢見るチャンジェにコンタクトを図ったセヒョンは、ソウル市長選に向けて全面的にバックアップすると約束した。その代わりとしてセヒョンが提示したのは、他でもない新ソウルタウンの事業権。ドジュンのシナリオ通りイメージメイキングに成功したチャンジェは、有力な次期ソウル市長候補となる。

しかし、婿のチャンジェが勝手に政界へ進出するのをだまって見過ごすヤンチョルではなかった。チャンジェを呼び出したヤンチョルは、正義を掲げるのもここまでだと脅す。そんなヤンチョルに向かって、「こうなったら本格的に財閥の狙撃手になるつもりです」とチャンジェ。実はヤンチョルと会う前、チャンジェはドジュンからアドバイスを受けていたのだ。チャンジェから例のスニャン生活科学を使った裏金工作について指摘され、出馬を許可するしかなくなってしまったヤンチョル。

見事ソウル市長に当選したチャンジェは、新ソウルタウンの事業権をミラクルが買い取ったジェア建設へ渡した。納得のいかないヤンチョルはすぐさまチャンジェを呼び出し、背後にいるのがミラクルかと尋ねる。すると「僕の後ろにいるのは、ソウル市民です」とチャンジェ。これに憤怒したヤンチョルは、検察を利用してミラクルインベストメントに家宅捜査を仕掛ける。セヒョンからヤンチョルの狙いがミラクルの本当の主だと聞いたドジュンは、自らヤンチョルの前に姿をあらわす。驚きの表情を浮かべるヤンチョルに向かって、「ミラクルの大株主、チン・ドジュンです」とドジュン。

■見どころ・感想
第6話にして、早くも自らミラクルの黒幕であることを明かしたドジュン!果たしてその狙いとは…?

初回からこれまで、毎回自己最高視聴率を更新しつづけている「財閥家の末息子」。27日(日)に放送された第6話では14.9%という自己高視聴率を記録し、同時間帯1位を死守した。(ニールセンコリア、全国調べ)

そんな第6話では新ソウルタウンの事業権を巡って、祖父ヤンチョルと激しい神経戦を繰り広げるドジュンの姿が描かれた。最終的にドジュンに軍配が上がる形となったが、これによってヤンチョルの怒りは頂点に。検察をも自由自在に動かすヤンチョルの姿に、改めてその権力の大きさを感じさせられた。そしてエンディングでは、自分こそがミラクルの大株主であることを明かすドジュンの姿が…。ミラクルを陰で操っていたのが他でもない孫のドジュンだと知ったとき、ヤンチョルはどんな行動に出るのだろうか。

次回予告では激高するヤンチョルに向かって、スニャンを手に入れるつもりだと野心を見せるドジュンの姿が登場。ますます続きが気になるも、2日(金)は放送を休み、3日(土)に第7話が放送されることが発表された。2日は先週放送された第6話が再放送される予定だという。

「財閥家の末息子」の予告動画は、番組HPで公開中だ。

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kandoratop【作品詳細】【「財閥家の末息子」を2倍楽しむ】