【最終回】「ファーストペンギン!」第9話で“永沢”鈴木伸之の予感が大的中!“波佐間”小西遼生の恐るべき陰謀が明らかに…ネタバレと第10話予告

2022年12月01日11時22分ドラマ
@日本テレビ

11月30日新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」(日本テレビ、夜10時)第9話で、救世主・波佐間(小西遼生)の策略で、和佳(奈緒)が“浜”を外国資本に売り渡す最悪の結果に!12月7日に放送される最終回の第10話で絶体絶命の危機に追いやられた和佳が、最後に下す決断とは!?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「ファーストペンギン」は、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの“奇跡の実話”をモデルにした爽快リアルサクセスストーリー。


11月30日に放送された第9話で、恋人のアイリに二股をかけられていた永沢がカムバック。和佳とさんし船団丸の漁師たちに大喜びで迎え入れられた永沢だったが、自分が不在の間に「さんし船団丸」が大きく様変わりしていることに驚きを隠せない。“浜の救世主”ともてはやされる元官僚で元漁師の波佐間はパーフェクトだと思うものの「好きになれない」と語り、すっかり波佐間の勢いに吞まれている和佳の態度にも「全然らしくない」と不満を訴える。そんな永沢の予感は当たり、波佐間が企てようとしていた陰謀が、農林水産省の溝口(松本若菜)の指摘で明らかになった。

波佐間が仲介した食品商社は、実は日本の土地や企業を買いあさる外国資本の会社だった。漁協を敵視している波佐間は、漁師の生活を安定させるという正義のためだけに、国益を無視する強行策にでたのだ。

「浜」が外国資本の企業となり、漁協を通さない日本での漁業を行うということは、経済的な侵略をされることのみならず、防衛上の問題もある。これまで、水産業界に外国資本の会社を受け入れないでこれたのは、漁協が怪しい企業をはじくという役割を担ってきたからなのだが…。Twitterには「漁協を倒すためには手段を選ばす、国益すら売り渡す。すごし示唆的な存在」「波佐間には信念がある分、漁協のヒールよりタチが悪い」と一転悪役に転じた波佐間へのコメントが寄せられた。

和佳は、自分が浜全体を外国資本に売り渡してしまったと気がつき途方に暮れる。この話をなかったことにするには、浜の全船団が、波佐間の仲介で締結した神饌オーガニクスとの契約を破棄しなければならない!次回12月7日に放送される第10話はついに最終回。全てを失ったファーストペンギンの最後の闘いが始まる!和佳と「さんし船団丸」は、“三方良し”の解決策を見つけることはできるのだろうか?

■前回:第9話 ネタバレあらすじ
永沢一希(鈴木伸之)が戻って来たことに、岩崎和佳(奈緒)とさんし船団丸の漁師たちは驚きながらも大喜び。実は、永沢の恋人のアイリは他の男性を愛していたうえ、その男の子供を身ごもっていたことが発覚、永沢は身を引くかたちで出戻ってきたのだった。

その頃東京では、片岡洋(堤真一)が「もうワシの居場所はあそこにはない」と、息子・琴平祐介(渡辺大知)がパートナーの楽(大貫勇輔)と暮らすマンションに居座っていた。楽との仲も良好で、片岡は東京暮らしをエンジョイしている。

片岡がいない間も、「お魚ボックス」の注文は殺到し、さらに片岡が血抜きをした魚を望む顧客たちからのクレームも寄せられ、漁師たちはなんとか片岡の穴を埋めようと大忙し。そこに波佐間成志(小西遼生)が現れ、「お魚ボックス」用の血抜き作業を手伝ってくれることに。

和佳は融資の件で迷惑をかけたと農林水産省の溝口(松本若菜)らに謝罪に行く。波佐間の仲介で食品商社の「神饌オーガニクス」が融資したことを知った溝口は、一抹の不安をのぞかせる。

パーフェクトに仕事をこなしていく波佐間は、血抜き作業もお手のもの。片岡の代わりをいとも容易く務めて、皆の信頼を得ていくのだが、そんな波佐間の存在に永沢はモヤモヤする。

そんな中、波佐間は和佳に「浜の船団を一つの会社にまとめませんか?」と大胆な提案を持ちかける。片岡が不在なのに、そんな大きな事を決断してよいものかと思うものの、「浜の活性化」は片岡の願いでもあると、和佳は波佐間の提案に乗り気になる。波佐間と手を結んだ和佳は、漁協に「お魚ボックス」がやりたいと申し出ていた浜尻公平(高杉亘)ら他の船団の漁師たちにも働きかけ、「浜の一企業化」実現に向けて動き出す。

さんし船団丸の事務所に汐ヶ崎の漁師たちが集結し、「浜の一企業化」についての説明会が行われることに。その席で波佐間は、漁協組合長の杉浦久光(梅沢富美男)を徹底的に言い負かして漁師たちの心を掴む。すると漁師たちは「さんしの社員になる!」と波佐間のもとへ集結。その様子を見た和佳は、「かなわないよね、専門家で漁師で頼もしくて、私とは説得力が違うよね」と寂しげな笑顔を浮かべる。

それ以来、波佐間は“浜のニューリーダー”と褒め称えられ、漁師たちをまとめていくるようになる。和佳は波佐間が漁協を敵視し、強引に話を進めようとする姿に違和感を覚える。和佳は漁協に働く人たちを排除しようとは思っていないと波佐間に意見するが、それは甘いと思うと反論されてしまう。

波佐間の言葉にはいつも説得力があり、それに従うしかなくなっている和佳の姿を傍で見ていた永沢は、言葉にできないモヤモヤを募らせ、磯田高志(吹越満)と山中篤(梶原善)と共に、片岡を東京まで迎えに行く。片岡は、波佐間を中心に浜を一つにする「浜の一企業化」計画が進んでいると知らされるも、「別にええじゃろうが、ワシが帰らんでも…」と拗ねた態度を取る。すると永沢が、「僕はどうしてもあの人といる時の社長が好きになれないんです!」と訴え、最近の和佳は波佐間に呑まれっぱなしで全然らしくないのだと語り出す。永沢の熱い説得に心動かされた片岡は、ようやく汐ヶ崎に帰ることを決意する。

和佳のもとに溝口から緊急に連絡が入り、さんしに訪ねてくる。実は、波佐間が仲介した食品商社「神饌オーガニクス」は、日本の企業ではあるが株主のほとんどが外国資本企業だと告げられる。このまま「浜」が外国資本の会社になることは経済的に侵略されることだと溝口は語る。海外企業が日本の漁業権を手にしたことで、海洋資源を根こそぎ手に入れることができるうえ、日本の防衛上の問題にも関わってくる。今回の件は非情に巧妙なスキールで、違法ではないが、極めて意図的な脱法行為なのだと説明した。波佐間が敵視している漁協には、怪しい企業をはじくという大事な防衛機能があることを、和佳はこの時初めて気づかされる。

一方、汐ヶ崎を地盤に持つ元議員・辰海一郎太(泉谷しげる)も「神饌オーガニクス」が日本の土地を買い漁っている外国企業だと突き止めていた。

片岡が船団の事務所に戻ってくると、そこには怒涛の勢いで帳簿の整理をしている和佳と山藤そよ(志田未来)の姿が…。そして、片岡を見るやいなや、和佳は深々と頭を下げ「ごめんなさい!私、さんしを、この浜を…売り渡してしまった!」と謝る。前代未聞の危機に陥った、さんし船団丸の運命やいかに…!?

■次回:第10話 あらすじ
和佳は、浜全体を外国資本に売り渡してしまったと片岡に報告する。この話をなかったことにするには、浜の全船団が、波佐間の仲介で締結した神饌オーガニクスとの契約を破棄しなければならないのだという。そこで片岡は、高志と篤らを率いて船を出し、他の船団の面々も契約を白紙に戻すよう、説得のために動き出す。さらに和佳は、これまでさんしと敵対関係にあった漁協の組合長・杉浦に“ある協力”を依頼し…。

一方、汐ヶ崎に現れた波佐間は、浜尻たちを丸め込み、さんし以外の船団で“浜の一企業化”を進めようと画策。絶体絶命の危機に追いやられた和佳が、最後に下した決断とは…!?

日本テレビ 新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」は10月5日スタート。主題歌:緑黄色社会「ミチヲユケ」/出演:奈緒、堤真一、鈴木伸之、渡辺大知、梅沢富美男、吹越満、梶原善、上村侑、志田未来、松本若菜、ファーストサマーウイカ、北川尚弥/第9話ゲスト出演:小西遼生 、大貫勇輔/ナレーション:城桧吏。PR動画は番組公式サイトにて公開、YouTube 「日テレドラマ公式チャンネル」 にて最新動画配信中!

日本テレビ「ファーストペンギン!」番組公式サイト
◇番組公式Twitter: @ntv_penguin
◇番組公式Instagram: @ntv_penguin

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