【最終回SP】「ザ・トラベルナース」礼(荒木飛羽)の遺作ゾンビ映画に感動大号泣…第8話にスーパードクター柳葉敏郎が再登場!第7話ネタバレと予告

2022年12月02日11時14分ドラマ
(C)テレビ朝日

12月4日(木)「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日、夜9時)第7話で、礼の悲報と静(中井貴一)の容態急変に視聴者騒然…。12月8日(木)に放送される最終回で歩(岡田将生)が静の病を治すためにスーパードクター神崎(柳葉敏郎)に直談判に赴くのだが…!?予告動画は番組公式サイトで公開されている。

「ザ・トラベルナース」は、優れた資格を持った2人のフリーランス看護師が主人公の医療サスペンス。NP(=ナース・プラクティショナー)を持つやり手ナース・那須田歩(岡田将生)と、圧倒的スキルを持つミステリアスなベテランナース・九鬼静(中井貴一)が、パンデミックによる職場環境悪化で大量に看護師が辞めてしまった天乃総合メディカルセンターを舞台に、《新時代のナイチンゲール・コンビ》として反発しながらも手を取り合い、患者のみならず医療従事者や自分自身をも救っていく。



12月2日に放送された第7話で、映画祭でシナリオ大賞を受賞し、映画を作れると喜び勇んでいた大学生・三上礼(荒木飛羽)に腫瘍の脳転移が見つかり、延命効果が望める専門病院での抗がん剤治療をすることに…。礼は、母から治療に専念するよう言われて映画製作を断念しようとするのだが、静や歩に励まされ、一日だけの映画撮影に挑んだ。

主治医の郡司や看護師の向坂も巻き込んで、夢中で映画作りを楽しむ礼は生き生きとして、最期の時までせいいっぱい「生」を謳歌。遺作となった「ゾンビは生きている」は、笑いあり涙あり、礼の想いが詰まったラストのセリフ「私はまだ生きたいんだよ!に、視聴者は号泣させられた。Twitterには「れいくんよく頑張ったね」「元気になって欲しかった」「最後はめっちゃ感動した」「今日のトラベルナース涙がとまらない」「わかってても涙がでちゃう」といったコメントが寄せられた。また、涙が乾く間もなく、静が倒れてしまったことで、視聴者は動揺…。

次週12月8日に放送される最終回の第8話で、急性心不全を起こし倒れた静が、遺伝子異常で突然死を起こすこともあるマルファン症候群の疑いがあり、病状はひどく悪化しており、手術で治る可能性が極めて低い状態に陥っていることが判明する。
 
静本人も以前から病状を把握し、自分の死期が近いことも悟っていた様子。意識を取り戻すやいなや、病室をこっそりと抜け出して、ナースの仕事を再開する。静は1日でも長く患者に寄り添って、命をまっとうしたいと強く願い、今回のトラベルナースの依頼を受けたのだろう。そして「歩を一人前のトラベルナースに育てる」というもう一つの夢も最後まであきらめてはいないはず。

歩は静を止めようとするが、静の決意は固く、それでも何とかして静の命を救いたい歩は、最新の治療法について懸命に調査。スーパードクター・神崎弘行(柳葉敏郎)が、マルファン症候群のオペを何度も成功させていることを知ると、一縷の望みに賭けて、神崎に手術をしてほしいと直談判。だが、歩が必死で頭を下げるも、神崎は首を縦に振ろうとせず…。第1話で「天乃総合メディカルセンター」をクビになってしまった外科医・神崎の再登場に、視聴者の注目が集まっている。静は無事に病を治し「ザ・トラベルナース」シリーズは実現できるのか?次回最終回の結末に期待が高まる。

■前回:第7話 あらすじ
医療従事者を目指す貧しい人たちを支援する「フローレンス財団」の理事長であることを隠し、「天乃総合メディカルセンター」で契約ナースとして働く九鬼静(中井貴一)。細やかな気配りで人を見て人を治してきた、あのスーパーナースが突然、胸元を押さえて苦しみだした。静の異変を偶然にも目撃してしまった看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)は、体調を心配するのだが。

かたや筋線維芽細胞腫が再発し、再入院していた大学生・三上礼(荒木飛羽)の身にも異変が起こる。がんの進行が思いのほか速い上に、脳転移までもが見つかり、もはや外科的治療が極めて困難な状態になっていたのだ。主治医である外科医・郡司真都(菜々緒)らは心を痛めながらも、女手ひとつで礼を育ててきた母親・三上七海(青山倫子)に説明。延命効果が望める専門病院での抗がん剤治療を勧められた七海は、愛する息子に1日でも長く生きてほしい一心から、礼本人に相談することなく転院を決めてしまう。

奇しくも、礼は映画祭のシナリオ大賞を受賞したばかり。その賞金で映画「ゾンビは生きている」を作れることになり、喜び勇んで仲間たちと撮影計画を練っている最中だった。しかし、七海から治療に専念するよう言われた礼は一切抵抗せず、ずっと夢だった映画制作を断念しようとする。その姿を目の当たりにし、やるせない思いを募らせる那須田歩(岡田将生)。だが為すすべもなく、ただ見守ることしかできず。

そんな中、静は礼に向かって、諦めずに映画を作るよう鼓舞する。歩は、今の礼には残酷すぎると、静の言動をとがめるのだが、静は、礼には「親にも友人にも言えない本音」があるはずだと断言する。

静は礼に自分も病気だと打ち明け、礼が気丈にふるまうことはすごいことだが、本音を聞かせて欲しいと話す。礼は「なんで、僕、病気に選ばれちゃったのかな?僕はまだ何も知らない。何も見ていない。やりたいことだって、いっぱいある。死にたくない。悔しいよ。生きていたいよ。僕はまだ行きたいんだ」とやっと本心を語る。その様子を見ていた歩は「映画を撮ろう」と礼に寄り添う。

歩は礼の外出許可を郡司に願い出る。初めは無理だと言っていた郡司だが、歩の熱心な説得にほだされ、一日だけの外出許可がでる。歩と静、そして礼の友人らが結束して準備を進め、礼が片思いしている看護師・向坂(垣松祐里)を説得して、主演女優として出演してもらうことに。礼は病室で台本を書き進め、生き生きとしていく。

そして迎えた撮影当日。礼の様子を気にしていた郡司が突然やってくる。郡司は撮影を止めるではなく、担当医として待機するという。撮影は予定通りに進み、ラストカットの直前、礼の体調に異変が…。それでもなんとか無事に最終撮影まで撮り終えることができた。

その後、礼は抗がん剤治療専門の病院に転院し、その病室で楽し気に編集作業を続けていた。そして、ある日、ナースセンターに礼の訃報が伝えられた。

礼の葬儀後、怒り心頭の礼の母が病院に乗り込んでいた。礼に無理をさせた病院を訴えるという。そこへ礼が作った映画「ゾンビは生きている」のDVDと母への手紙を手にした静が現れる。礼は映画を撮れたことの喜びを語り、映画を母と病院の人達にみて欲しいと言い残していた。

映画の上映をみる関係者たち。ゾンビが出てくるシーンでは驚きと笑いが起こり、会場は盛り上がる。そして映画は、一人生き残った主演の向坂が、ゾンビを倒しながら「私はまだ生きたいんだよ!その日が来るまで、目いっぱい、生きてみたい!」と訴えるシーンで幕を閉じた。礼の「目いっぱい生きたい」という思いが詰まった映画に母と病院の関係者たちはボロボロと涙を流す。

監督の礼が「僕は今日、めちゃくちゃ幸せです。最高に生きているって感じがするんだ。本当にありがとう!」とエンドクレジットで語り、撮影日の礼の写真がスライドされると、礼の母は泣き崩れた。

そんな中、静が咳込みながら、会場など抜け出した。歩が後を追いかけるが、無理をさせたからだそのまま病院

■次回:第8話 あらすじ
歩と静の契約満了日が2週間後に迫る中、歩の目の前で、静が急性心不全を起こして倒れた。幸いにも、歩と外科医・郡司の適切な処置が功を奏し、静は一命を取り留めることに。ところが、手術で治る可能性が極めて低い状態に陥っていることが判明する。静本人も以前から病状を把握し、死期が近いことも悟っていた。静は看護師の仕事を再開し、歩は慌てて連れ戻そうとするが、「動けるうちに患者さんの助けになりたい」と譲らない。1日でも長く患者に寄り添い、「命をまっとうしたい」と強く願う静。その決意は、歩が怯むほどの凄みに満ちていて…。
 
それでも何とかして静の命を救いたい歩は、最新の治療法について懸命に調査。外科医・神崎弘行(柳葉敏郎)が、マルファン症候群のオペを何度も成功させていることを知る。静を救えるのは神崎しかいない!歩は一縷の望みに賭け、神崎に手術をしてほしいと直談判。だが、歩が必死で頭を下げるも、神崎は首を縦に振ろうとせず…。この3カ月ずっと近くにいたのに、もっと早い段階で静の病気に気づけなかった自分を悔やむ歩。そんな中、ふたたび静が倒れてしまう…。

テレビ朝日 木曜ドラマ「ザ・トラベルナース」は10月20日スタート。主題歌:DISH//「五明後日(ごあさって)」/出演:岡田将生、中井貴一、菜々緒、松平健、寺島しのぶ、安達祐実、恒松祐里、宮本茉由、野呂佳代、浅田美代子、泉澤祐希、古田ウーロン太、前原瑞樹、池谷のぶえ、六角精児 、第7話ゲスト出演:荒木飛羽 青山倫子/最終回ゲスト出演:柳葉敏郎 ほか/ナレーション:遠藤憲一。番組公式Twitterアカウントは「@the_travelnurse」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「ザ・トラベルナース」番組公式サイト
◇Twitter公式アカウント @the_travelnurse
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