「invert 城塚翡翠 倒叙集」あざとかわいさ全開の翡翠(清原果耶)がウブな男子に迫る!第2話ネタバレと第3話予告

2022年12月05日10時33分ドラマ
@日本テレビ

12月4日「invert 城塚翡翠 倒叙集」(日本テレビ、日曜夜10時30分)第2話が放送された。犯人(星野真里)の偽アリバイを作ったのはハムスターだった!12月11日に放送される第3話ではぶりっこ翡翠(清原果耶)がウブな男子を惑わす!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



相沢沙呼原作の大ヒット小説を原作とする「invert 城塚翡翠 倒叙集」の第2話が12月4日に放送された。「霊媒探偵・城塚翡翠」の前半で視聴者をも欺いていた翡翠(清原果耶)がいくつもの顔を見せながら、事件を解決した。殺された男性は盗撮という犯罪を犯している。生徒を守るためにも、自分を守るためにもと殺人を犯してしまった教師の末崎絵里(星野真里)。だんだんと自分を追い詰めてくる翡翠に対して、焦りと怒りを感じながらも「正しいことをした」と言い切る教師を星野真里が多彩に演じきった。

「invert 城塚翡翠 倒叙集」となってからは、ドラマ前半で事件発生のシーンから翡翠が疑問をもって徐々に追い詰め、後半で「解決の時間」となり、アシスタントである千和崎真(小芝風花)に話してみせる。第2話が放送され、解決編が放送されたが、原作者であり、脚本協力をしている相沢沙呼が放送直後、公式のアカウントで「尺に収めるための編集の都合上、手がかりとなる台詞が一部削除されており、視聴者の方に与えられた情報では導き出すことができません」とつぶやいた。視聴者は最初から犯人がわかってみている「倒叙集」だが、翡翠が何を話さなかったのかをTVerやHuluで推理するのも面白い。

12月11日に放送される第3話は、翡翠の「ぶりっこ」が全開となる。いくつもの顔をみせる翡翠役の清原果耶だが、NHK朝ドラ「おかえりモネ」など、陰のある役も多い。「霊媒探偵・城塚翡翠」でも「霊能者」というスタート時には明るい笑顔を見せるシーンが少なかったが、「invert 城塚翡翠 倒叙集」ではアシスタントの千和崎真とじゃれ合うシーンなど20歳の女の子らしい明るい表情を見せる。そして第3話では、ウブな男子を前にして、ぶりっこ作戦で犯罪を暴いてゆく。清原果耶のぶりっこ作戦の犠牲になるのはアミューズ所属の福崎那由他になる。

※本作のために福山雅治が書き下ろした「妖」が、本日12月5日(月) 0:00、各配信サイトにてダウンロード・ストリーミングがスタートした。⇒navicon既報

■前回:第2話ネタバレあらすじ
夜の小学校で、教師の末崎絵里(星野真里)が、元校務員・田草明夫をコンクリートブロックで殺害する。絵里は、田草が3階から誤って転落したように偽装し、事故死に見せかけようとしていた。

遺体発見現場で待つ雨野刑事(田中道子)のもとに、鐘場警部補(及川光博)に加えて、本庁で噂を聞きつけた城塚翡翠(清原果耶)と千和崎真(小芝風花)もやってくる。所轄の見立てによると、田草は理科準備室の高価な備品を狙ってベランダから侵入。防犯ブザーの音に驚いて転落したとみられた。田草は元校務員だけあって防犯カメラには写らないようにして侵入していたが、防犯ブザーの装置は田草がやめてからつけられたものだ。しかし、翡翠は殺人だと言い切る。靴が片方脱げていて、その左足の靴下の踵に蟻が一匹止まっていたことが気になっていたのだ。

1週間後、翡翠はスクールカウンセラー・白井奈々子と称し、小学校に潜入。絵里に近づくと翡翠は、霊感で絵里の心理を当てられる、と迫る。子供たちのことを絵理に詳しく伝えると、カウンセラーとしてちゃんとやっているのではと絵理は思う。そんな絵理に「最近人の死について考えていないか」「この教室で誰か死んでいないか」と迫る。さらに「田草の事故死はおかしい」といい、灯りがないのにどうやって侵入したのかも絵理に聞く。絵理は「スマホ」ではないかというが、田草は軍手をはめて死んでいた。

実は、田草は盗撮を重ねている「くずやろう」だった。生徒や教師の写真を撮っているのだ。翡翠は「先生だったら、殺します?」と聞くと、絵理は「殺すでしょうね」と言い返した。

翡翠が追い詰めるものの絵理の犯罪を立証する決定的な証拠はない。転校する子のお別れ会の準備をしていると生徒が「絵理の作るしゃぼん玉液がすごい」という話を始めた。家に戻って真がお菓子をつくるためにメレンゲを泡立てているのを見て、翡翠はなにかを思いついた。

絵理は防犯ブザーが鳴った時刻にアリバイがあった。それを主張するが、翡翠はそれはハムスターが感知されたものだと言い切る。飼っているハムスターはよく脱走するが、必ずかごにもどる。その習性を活かし、センサーに感知させたのだ。さらに絵理お手製のシャボン玉液を使って生徒たちが事件の日に、教室で遊んでいたこともわかった。シャボン玉液は当日の朝に絵理がもってきたもの。こぼれるのは事件当日しかない。アリバイはなくなり、田草が教室にいたという証拠もでてきた。絵理は観念して殺したことを認める。「私は正しいことをしたのよ!」と生徒を守るための行動だったというが、翡翠は「正しい殺人なんてない」と厳しい表情で言い放った。

■第3話あらすじ
高校生の夏木蒼汰(福崎那由他)が、別荘の一室で血に濡れた包丁を手に息を荒げる。目の前には腹部から血を流した女性の死体がある。そこに突然玄関のインターホンが鳴る。翡翠とパートナーの千和崎真(小芝風花)だ。

その頃、東京では鐘場警部補(及川光博)と雨野刑事(田中道子)が翡翠の噂話をしていた。天気のニュースを見ていた鐘場は、出かける度に嵐に巻き込まれる翡翠が、豪雨の中で殺人事件にでも出くわしているかもしれないと冗談めかして話すが、本当に翡翠は死体のある別荘に迷い込んだのだ。

豪雨に見舞われた二人は、朝まで避難させてほしいと蒼汰に頼む。自分の犯行がバレるのではないか思いながらもつい二人を受け入れてしまう。そんな中、別荘の中を観察した翡翠は、ある違和感を抱き、あざと可愛い魅力を振りまきながら、蒼汰を試すような行動をとる……。

日本テレビ 10月16日スタート日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」「invert 城塚翡翠 倒叙集」。出演:清原果耶、瀬戸康史、小芝風花、及川光博、田中道子、須賀健太ほか。番組公式Twitterアカウントは「@hisui_ntv」。

日本テレビ「霊媒探偵・城塚翡翠」「invert 城塚翡翠 倒叙集」番組公式サイト
日テレドラマ公式チャンネル「霊媒探偵・城塚翡翠」「invert 城塚翡翠 倒叙集」

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