「エルピス」永山瑛太の正体が明らかに!第8話で“拓朗”眞栄田郷敦がまたも事件の真相に近づくも…第7話ネタバレと予告

2022年12月06日11時17分ドラマ
@カンテレ、フジテレビ

12月5日、月10「 エルピス―希望、あるいは災い― 」(フジテレビ、月曜夜10時)第7話で謎の男・永山瑛太の正体が明らかになった。12月12日(月)に放送される第8話で“拓朗”眞栄田郷敦が女子中学生の死に隠された超重要証言にたどり着き…!?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「エルピス―希望、あるいは災い―」は、スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)と彼女に共鳴した仲間たちが、死刑が確定犯人とされた男の死刑が確定した、10代の女性が連続して殺害された事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく社会派エンターテイメント。若手ディレクター・岸本拓朗役で眞栄田郷敦、報道局のエース記者・斎藤正一役で鈴木亮平が共演する。

12月5日に放送された第7話で、恵那が商店街で出会った不気味な男(永山瑛太)の正体が、大門副総理の幼馴染で後援者の「本城建設」社長の長男だと明かされ、視聴者は騒然となった。Twitterには「一気につながった」、「やっぱり真犯人は瑛太?」「単純すぎない?」「さらにひと捻りあるのでは」と真犯人に注目したコメントや、「このドラマが伝えたいことって犯人が誰か、じゃないんだよね」「そもそもこのドラマはそういう考察系?じゃないよね?」と冤罪を生み出す過程を描いていることに注目するコメントなどが飛び交った。

奇しくも第3話で「スタバでMacを開いていそうな刑事」と揶揄された平川が、都内のこじゃれたカフェに現れ、ヤサグレた拓朗と再会。そして自分は「正義側の人間」と自負しながらも、拓朗から50万の賄賂を正々堂々(?)と受け取り、無罪の松本を逮捕したのは署ぐるみの不正と語った。「組織が一度でも罪を犯していると、ダメなんですよねぇ。抜けない毒針みたいなもんですよ。時間をかけて全身に毒が回って。気がつけば再起不能…毒の回った頭で走り続ける、死に損ないですよ」と自嘲しつつも、受け取った金は「自分では使わない。娘のピアノを買う」と、どうにも「正義側」ではない言葉も発する。そんな清く濁っている平川役の安井順平の演技にも「やっぱり安井順平さんは上手い」「まじでたまらん」「爪痕残す演技がうまい!」と視聴者から絶賛の声があがっている。複雑な人間描写が核となる本作は、実力派俳優陣の技量にも唸らされる。

次週12月12日に放送される第8話にも、平川刑事が登場。常に冷静な彼が悔し気に顔を歪めて唸るシーンが予告動画にあがっている。平川刑事が拓朗に情報を提供したのには、また別の理由があったのだろうか?一方、連続猟奇殺人事件の真相に近づいていく拓朗が窮地に立たされることに。「いつの間にか僕は、びっくりするほど敵を増やしていて…」と語る拓朗、ついに降格だけではすまなくなってしまったのか…。

■前回:第7話ネタバレあらすじ
2019年5月。斎藤(鈴木亮平)が他局の政治番組に出演しているのを見た拓朗(眞栄田郷敦)は、そこで初めて斎藤が会社を辞めたと知った。一方、恵那(長澤まさみ)は恵那は、かつての恋人・斎藤の言動から、警察に対し絶大な力を持っている大門が事件に関わっているのではと疑心を抱き、新聞記者・笹岡(池津祥子)に大門の身辺調査を依頼する。笹岡は、警察庁長官だった大門が圧力をかけていたとしたら、それは、かなりリスクの高い無理で、相当に近しい人間のために動いたのではないかと考察する。

一方、経理部へ異動した拓朗も引き続き事件を追っていた。しかし、新たな手掛かりは得られずいた。このままでは松本死刑囚の冤罪事件は風花してしまう、と落ち込む拓朗は村井(岡部たかし)に愚痴をこぼす。 村井は、経理になっても未だに事件を追う拓朗を「バカだな」といじる。そこに「ニュース8」の速報が入る。松本死刑囚のDNA再鑑定が行われることになったという。拓朗は店を飛び出し、村井は表情を一変させる。

拓朗と恵那は木村弁護士(六角精児)に会いに行く。今回、退任間近の裁判官の英断によって再鑑定されることになったが、検察の威信に関わる件だけに、正確な鑑定結果が出されるかどうかは疑わしいといぅ。その帰り道、恵那は、組織は一枚岩ではない、検察にも自分たち側の人間がいるに違いない、鑑定結果をきちんと伝えてくれると信じていたい、と性善説を語り、拓朗に「甘すぎる。考えることから逃げてる」と言いかえされてしまう。恵那は拓朗に「私の気持ちも知らないで」と泣きながら、自分がどれだけ我慢してやってるんかを訴えた。

DNA再判定の結果が報道された。検察側はDNAは検出されなかったとし、弁護側は検出されたDNAが松本死刑囚のものではなかったとし、双方で結論が食い違う。笹岡の協力により大門に関わる重要人物のリストを手に入れた恵那は、ある仮説を立証すべく、その人物たちを調べてほしいと拓朗にリストを託す。局の看板アナウンサーに返り咲いた恵那の姿は自身とは別世界の人のよう。そんな恵那に、不満と寂しさを感じる拓朗。その矢先、拓朗の元に意外な人物から電話がかってきた。

拓朗は平川刑事(安田順平)とカフェに呼び出された。平川は拓朗から50万を受け取ると、松本逮捕は署ぐるみのでっち上げだと、事件の裏幕を話し始める。さらに上層部は真犯人を知っているだろうと推論を語り、拓朗が調査を続けるなら、12年前の事件ではなく、去年起きた中村優香(増井湖々)の事件を追うべきだと助言する。「まだ手掛かりや手つかずの証拠が残っているはず。現状、捜査はやっているフリ」なのだという。平川は拓朗に調査資料の入ったUSBをテーブルに置いて立ち去った。

村井は、恵那に斎藤が政界に出るのかと聞く。恵那が「知らない」と応えると、村井は斎藤がNNCの政治コーナーのコメンテーターに決まったことを告げた。

三人目の被害者の姉・純夏(木竜麻生)が「被害者の会」を立ち上げ、拓朗が出席する。純夏は、被害者の会を立ち上げ世間の関心をつなぎ止め、真犯人逮捕につなげたいと語る。まずは、記者会見で「被害者の会設立」を公表するという。四人の被害者家族のうち、優香の遺族とだけは連絡がとれない。

拓朗は優香の家庭をたずねる。優香には34歳のシングルの母(樋井明日香)と幼い2人の兄弟がいた。14歳の優香はとびぬけた美少女で、年齢を偽ってデリヘルでバイトし、常連客もたくさんいて滅茶苦茶稼いでいたという。

拓朗が再び殺害現場を訪れる。馴染みになった喫茶店の店主から話を聞くと、
商店街はすべて「本城建託」の社長・本城総一郎の土地で、本城と大門は幼なじみなのだという。拓朗が資料を見ると、本城の次男と長女は会社を手伝っているが、長男は行方不明とある。店主は、商店街の閉店した雑貨店をやっていたのがその長男の彰(瑛太)だと明かす。

拓朗から、謎の男の正体を聞かされた恵那は、思わず鳥肌をたてる。恵那は彰の闇のような瞳に見つめられ、動けなくなってしまったことを思い出す。



■次回:第8話あらすじ
かつて恵那が見かけたえ謎の男の正体が判明した。大門副総理の有力な支援者「本城建託」社長の長男の本城彰だった。拓朗が、彰のことを調べると、地元の評判は上々だが、その存在があまり知られていなかった。八頭尾山で3人目の被害者がでてから、再び事件が起きるまでの12年間、彰は海外を転々としていたということも判明する。拓朗はある仮説を立てて、再び八飛市で聞き込みを行い、昨年殺された中村優香と親しかった高岡ひかるにたどり着くが…。

カンテレ、フジテレビ 新月10ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」は10月24日夜10時スタート。主題歌:STUTS「Mirage」Vo.YONCE(Suchmos)&長澤まさみ/出演:長澤まさみ、眞栄田郷敦、鈴木亮平、三浦透子、三浦貴大、近藤公園、池津祥子、梶原善、岡部たかし、筒井真理子ほか。番組公式Twitterアカウントは「@elpis_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

カンテレ、フジテレビ「エルピス―希望、あるいは災い―」番組公式サイト

【2022年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】