「相棒21」右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は都市伝説の裏に隠された真実に挑む!第8話ネタバレと第9話予告

2022年12月08日09時45分ドラマ
@テレビ朝日

12月7日に「相棒season21」(テレビ朝日、水曜夜9時)の第8話が放送され、伊丹刑事(川原和久)の刑事根性がわかるのはやっぱり右京(水谷豊)だった!12月14日に放送される第9話「丑三つのキョウコ」では、SNSで拡散される都市伝説の裏を右京と薫(寺脇康文)が暴く!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

亀山薫(寺脇康文)が再び右京(水谷豊)と相棒を組み始めた「相棒21」の第8話が12月7日に放送された。サブタイトル「コイノイタミ」という名前の通り、亀山薫の「親友」の伊丹刑事(川原和久)の恋、恋の痛み=失恋が描かれた。シーズン21に入り、プレシーズン1より登場している伊丹の登場が多くなり、古参ファンには喜びもひとしおだ。伊丹といえば、右京と並んで「女心がわからない」のだが、第8話ではそんな伊丹が恋に落ちた。「恋」に落ちても、刑事としての仕事に誇りと強い正義感のほうが勝ってしまう。そんな伊丹がファンからも好かれている。



そして、そんな伊丹のことを一番心配しているのが「盟友」亀山薫であり、一番理解しているのは右京だ。右京と伊丹は、かつて(シーズン11第17話)、伊丹の部下の芹沢(山中崇史)から「女心わからないブラザーズ」と名付けられたこともある。今回も恋に落ちても暴走はしないが、正義のためなら暴走すると右京はよく伊丹のことを理解していた。

伊丹が好きになった女性・由香子(霧島れいか)が長年暴力を振り続け、金を無心する夫を殺したことを話したとき、いつもは犯罪に対して厳しい態度をとる右京が「他に方法はありませんでしたかね。残念です」と優しい態度をとっていた。

12月14日に放送される第9話は、打って変わって、都市伝説がテーマとなる。ずっと昔から「噂」話はどこにでもあり、昔からいろいろ題材として取り上げられてきた。今回、特命係が挑むのは、SNSで拡散される都市伝説だ。都市伝説の裏には、引きこもりという問題がはらんでいる。

■前回:第8話ネタバレあらすじ
伊丹(川原和久)が、夫も子もある女性に横恋慕し、刑事の特権を使って女性の家に乗り込んだという疑いをかけられ大河内(神保悟志)の聴取を受けていた。

発端は二日前に起きた殺人事件だ。投資会社勤務の大久保という男性が自宅で殺害され、『え』『つ』と読める血文字が発見された。大久保が以前に取り押さえた「篠塚えつお」という男性が容疑者として浮かんだ。篠塚の立ち寄り先として目星を付けていたアパートに、女性が子供と帰宅したところ、伊丹は礼状もないのに強引に室内に押し入ったのだ。篠塚はいなかった。

篠塚の妻・由香子(霧島れいか)の務めている弁当店に伊丹はよくいっていて、由香子のことを知っていた。二人が仲良く話していることは店の同僚も知っていた。大問題として査問委員会も開かれそうになり、伊丹の部下である芹沢(山中崇史)と出雲(篠原ゆき子)が伊丹のピンチを救ってほしいと特命係に調査を依頼してきた。

右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)が捜査に乗り出す。まずは、事件の真相を説こうと、大久保と篠塚をつなげる事件となったひったくり事件の被害者を訪問した。資産家の女性は篠塚にバックをひったくられた後、大久保がそのバックを届けてくれて、それ以来、資産運用の一部を大久保に頼んでいるという。事件の際、近くにいたラガーマンたちも取り押さえに協力していた。さらに、大久保は近所の資産家・衣川の資産も担当しているという。

大久保の会社で聞き込みをすると、大久保は資産家の手足となって働き、資産家から資産家を紹介してもらい成績をあげているという。

現場に残された写真の一部を見ているとこでまり(森口瑤子)が象仙の作品のようだという。右京は大学教授のもとで情報を得ると、象仙の作品のうち2つの作品が盗難にあい、うち一つはまだ見つかっていない。幻と言われていて、コレクターには垂涎の作品となっているという。その資料をみていた右京はダイイングメッセージの「えつ」が変態仮名だと気がついた。「え」は衣、「つ」は川だ。

実は大久保は篠塚と組んで盗品の骨董品を売りさばく仕事もしていた。そして、贋作であることを知りつつ象仙の作品を高く衣川に売った。贋作と知った衣川は激怒して、大久保を殺してしまったのだ。

篠塚の妻のことを黙秘している伊丹に亀山薫は「犯人はわかったぞ」というが、伊丹の表情はさえない。伊丹はいきつけの弁当屋で働く由香子と息子と親しくしていた。由香子が暴力をふるう夫から逃げたいと知り、助けになると言い出していた。しかし、話している時に夫から電話がかかってきて、由香子は「自分にはそんな価値はない」と言っていた。

篠塚の殺人容疑は晴れたが、篠塚の行方はわからない。由香子を警察に呼んで話を聞く。防犯カメラの映像を見せる。伊丹と博物館に行った後、由香子は新宿の廃墟ビルに入っていった。その後、篠塚も入っていったが、出てきたのは由香子だけだった。そして、2日後、由香子は再度そのビルに入る。そしてスマホの位置情報で立川の山中にはいったことがわかった。そこを調べると篠塚の遺体が発見された。

由香子は暴力ばかりふるい、金もとりあげる篠塚に嫌気がさしていた。そして新宿のビルに行った時に殺したのだ。そのアリバイをつくるために伊丹にあった時に、夫がまだ生きているかのような芝居をした。伊丹はそれを見抜いていた。そして強行手段で部屋に入ったのは、由香子が夫を殺したと思っていて、その伊丹は行動で「警察に自首しろ」と促していたのだ。由香子は夫殺しを認めた。

伊丹は右京にお礼を言いに来る。そして、「いつから知っていたのか?」と聞くと、伊丹が強硬手段で部屋に入ったと聞いた時からだと話して、伊丹を驚かせた。伊丹の無謀な行動は「恋愛」ではでないが、「刑事」としてならやってしまうからだと。伊丹は「借りは返します」といって出て行った。

■第9話あらすじ
「白いコートの女“丑三つのキョウコ”に出会ったら最後、心臓をえぐり取られて殺される…」という噂がSNSで話題になっていた。興味津々の右京(水谷豊)に対し、薫(寺脇康文)は否定的だ。

そんな中、フリースクールの入口で、校長が胸を刺され殺されて発見される。死亡推定時刻に、現場の近くを白い服の女が徘徊する姿が撮影されており、「現実にキョウコが出現!」とネットが沸騰する。右京が、そのことを否定する人物に話を聞くと、現場から離れた場所で、血だらけの女を目撃したという。

同じ頃、聞き込みをしていた薫は、殺害された代表が、問題を抱える子を強引に自宅から連れ出し、親から金を取ったら放り出すという、悪質な商売をしていたという情報を掴んでいた。右京は、その被害者の中に、黒髪女性がいることに気づく。

自宅を訪ねると、青山加奈(江田友莉亜)というその女性は、両親を亡くした今も家から出ないままで、生活の世話は足立(廣川三憲)という高校時代の担任がしていると分かる。右京と薫は、話を聞こうと呼び掛けるが、加奈は姿さえ見せようとしなかった。

テレビ朝日 10月12日スタート「相棒season21」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒season21」番組公式サイト

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