可愛い”ギズモ”に会える!クリスマスに観たいSF映画『グレムリン』を16日で金曜ロードショーで放送

2022年12月15日09時00分映画
©Warner Bros. Entertainment Inc.

12月16日の「金曜ロードショー!」(日本テレビ、夜9時から10時59分)では時代を超えて愛されるSFコメディー、“ギズモ”が大暴れするクリスマス映画『グレムリン』(1984年)を5分拡大で放送!予告動画は番組サイトで視聴できる。



12月16日の金曜ロードショーでは、「クリスマスに見たい映画」第3弾としてスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた名作、クリスマス・プレゼントのペットが異常繁殖して町中が大混乱になるというパニック・コメディー映画『グレムリン』を放送する。監督はホラー界の鬼才『トワイライトゾーン/超次元の体験』(1984年)のジョー・ダンテ。脚本は『ホーム・アローン』(1991年)の監督を務めたクリス・コロンバスが担当した。

クリスマスに発明家の父から不思議な生き物”モグワイ”をもらったビリーは“ギズモ”と名づけて可愛がるが、ギズモを飼うには守らなければいけないルールがあった。しかしビリーがルールを破ってしまい、凶暴化したギズモが大繁殖!町中を巻き込んだ大パニックになってしまうというストーリーが展開される。ルールをうっかり破ってしまうことで騒動が起こるコメディタッチに加え、大量発生したグレムリンをあの手この手で退治していく姿をブラック・ユーモアたっぷりに描く。ミキサーにかけたり、レンジでチンしたりと想像以上のスプラッターシーンが出て来るので改めて観て見ると驚くかもしれない。

世代を超えて愛されるキャラクター、ギズモは人形ということを忘れてしまいそうな繊細な動きや表情が可愛すぎる。「大変!」「まぶしい!」など実はしゃべれるギズモ。見ているだけでキュンとしてしまう人も多いのでは。そんな可愛い仕草も、CG技術がなかった撮影当時ではパペットを使いワンシーンずつ丁寧に撮影がされていた。今ではあまり使われなくなった特撮技術でモグワイたちに命を吹きこみ、使用されているモグワイは一種類ではなく、いくつかの種類が用意され、シーンごとに使うパペットを替えていたというから驚きだ。

さらに、リアルサイズのワイヤーパペットを使用して遠隔操作することで俳優の演技に合わせ表情や動作を表現。そして大量発生したモグワイの暴れるシーンでは、静止している物体を1コマずつ撮影する「ストップモーション・アニメーション」という技法、いわゆるコマ撮りが用いられた。高い特撮技術と、あえて大事にしたぬいぐるみ感。こうして撮影されたモグワイの可愛くもユニーク溢れるシーンは、一度観たことがある人も新たな面白さが見えてくるかも。

いたずら好きの可愛いモグワイがクリスマスに巻き起こす大騒動。ユーモアセンス抜群でクリスマスムードたっぷりのコメディー作品を家族そろってドキドキしながら楽しみたい。

■あらすじ
発明家のランド(ホイト・アクストン)は、息子のビリー(ザック・ギャリガン)へのクリスマス・プレゼントを探すためチャイナタウンの骨董店を訪れ、店主の孫から“モグワイ”という不思議な生き物を手に入れる。モグワイを飼うには3つの絶対守らないといけないルールがあった。1つめは水に濡らさないこと、2つめは光を当てないこと。そして3つめは真夜中の12時過ぎには絶対に食べ物を与えてはいけないこと。ルールを守る約束でモグワイをプレゼントされたビリーは“ギズモ”と名づけ可愛がる。

そんな中、ビリーと仲の良いピート(コリー・フェルドマン)がギズモにうっかり水をかけてしまう。するとギズモの体をおおっていた毛が毛玉になった飛び、いたずら好きのグレムリンが誕生してしまった。さらにビリーは時計が止まっていることに気づかず12時を過ぎて食べ物を与えてしまい、食べなかったギズモ意外の5体はサナギに・・・。数時間後に凶暴なグレムリンが誕生し、町中で大暴れし大パニックを巻き起こす。

■キャスト
ビリー:ザック・ギャリガン(関俊彦)
ケート:フィービー・ケイツ(玉川紗己子)
ランド(ビリーの父):ホイト・アクストン(富田耕生)
リン(ビリーの母):フランシス・リー・マッケイン(池田昌子)
ピート:コリー・フェルドマン(小宮和枝)
ディーグル夫人:ポリー・ホリデイ(京田尚子)
保安官:スコット・ブランディ(村松康雄)
ファッターマン:ディック・ミラー(西川幾雄)
老人:ケイ・ルーク(石井敏郎)
少年:ジョン・ルイス(羽村京子)

■スタッフ
監督:ジョー・ダンテ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:クリス・コロンバス
製作:マイケル・フェネル

日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト