1月1日（日）より、Prime Videoにて配信中「なぜオ・スジェなのか」の第9-10話では、やっとのことでファン・イニョプに自らの想いを告白したソ・ヒョンジンだったが、そんな矢先にまたしても衝撃な展開が2人を襲った。

ついにファン・イニョプの正体を知ってしまったソ・ヒョンジン。そして、立て続けに発生するトラブルの数々。気になるあらすじと見どころを紹介していこう。
●Prime Video（韓国ドラマ・独占配信）一覧



「なぜオ・スジェなのか」は、成功だけを追いかけて心が空っぽになってしまった冷徹非情な弁護士オ・スジェ（ソ・ヒョンジン扮）と、そんな彼女を守るためなら何も怖くないというロースクールの学生コン・チャン（ファン・イニョプ扮）による、切なくもどこか胸がときめく物語。

■キャスト
オ・スジェ役：ソ・ヒョンジン
コン・チャン役：ファン・イニョプ
チェ・テグク役：ホ・ジュノ
チェ・ユンサン役：ペ・イニョク
チェ・ジュワン役：チ・スンヒョン
チョ・ガンジャ役：キム・ジェファ
ナ・セリョン役：ナム・ジヒョン
ナム・チュンプン役：イ・ジニョク
ペク・ジンギ役：キム・チャンワン
他

■第9話あらすじ
チャンの運転する車で彼が暮らすアパートへ向かったスジェは、荷物を運んできたミリムを見て驚く。TKローファームから借りていたマンションを出ることにしたスジェは、事務所のリモデリングが終わるまでの間、チャンのアパートで過ごすことにする。チャンにとって兄のような存在であるジョガプとヒョンチルもまた、スジェを歓迎した。

その頃、テグクはソンボムを連れ、ハンスバイオの売却に向けて副総理と金融委員長との酒の席を設けていた。そこへ現れたのは、ギテクの代わりに売却件を担当することになったソンボムの息子ドンオ（パク・シヌ）だ。酒をつぐドンオの肩をポンポンと叩く副総理を見て、ソンボムは気を悪くする。遅れて合流した国会議員のインスは、なかなか上がらない支持率に苛立ちをあらわにした。その後、インスがここまで来れたのは自分のおかげだとし、封筒に入った数枚の写真を差し出すテグク。それは飲み屋で女性たちに絡むインスの姿が映った写真だった。そして、ホン・ソクパルが作った動画は自分の手にあるとし、「議員内閣制総理」という野心を口にするテグク。

少しずつチャンに心を開くスジェは、事務所がある建物が実は父親の会社の所有だったと明かした。スジェが7歳の時にそのビルを建てたという父。しかし、スジェが18歳になったとき、ビルは別の人の手に渡った。屋上で毎日のように酒を飲んで涙を流す父の姿が忘れられなかったスジェは、3年前にこのビルを購入したという。

そんななか、一方的にリーガルクリニックを辞めるというユンサン。先日のハ室長のオフィス侵入の件で実家へ戻ったユンサンは、TKローファームのインターンになるつもりだと明かした。チャンの家に来てからというもの、ぐっすり眠れるようになったスジェ。そんなスジェのもとへソンボムとインスから同時に、ラブコールが届く。妻との離婚手続きをすすめるジュワンは、妻側から請求された慰謝料の額に目を疑う。その日、酒に酔って帰宅したジュワンに、同じく書類を目にしたテグクが何か弱みでもつかまれたのかと聞く。もしそうだとすれば、すでにスジェもその弱みが何かを知っているはずだとテグク。するとジュワンは、父の耳元で何かをささやき…。

店の前で一緒にいるスジェとチャンの姿を目撃したヒヨンは、スジェが学生の家で寝泊まりしているようだと指摘する。しかし、家賃を払って部屋を借りているだけだとスジェ。さらにスキャンダルのせいで存続の危機が疑われたリーガルクリニックも、チーム員とミリムの活躍のおかげで大盛況となった。その後、インスとソンボム、それぞれと会うことになったスジェは、提案された席にピッタリの人物を推薦したいという。そして後ろには、かならず自分がいるとスジェ。

セクハラ問題でソジュン大学を追われたジュンミョンが、なんとTKローファームにやってくる。そんななか、スジェはソンボムから提案されたハンスグループ法務本部長に先輩弁護士のヨンべを推薦する。さらにインスから提案された席には、ヨンべの妻ヒヨンを推薦。テグクに呼ばれて食事をすることになったスジェは、ユンサンがインターンとして自分のもとで働くと聞いて驚く。スジェと2人きりになったユンサンは、父テグクがチャンをマークし始めたと伝え、早くチャンの家から出るよう忠告した。

SPパートナーズのセピルと食事をすることになったスジェは、セピルを店に誘う。以前セピルがテグクら3人を奈落の底に突き落とすことが夢だと語っていたのを思い出したスジェは、その理由を尋ねた。すると理由については明かさなかったものの、復讐を誓ったのが今から10年前だと話すセピル。さらにセピルがジンギの婿になりかけたと聞いて、驚くスジェ。ジンギにウンソという娘がいることすらスジェは知らなかったのだ。その後、母親が飲酒運転の疑いで捕まったと連絡を受けたスジェは、チャンの運転で警察署へ向かう。

母親の件を片付けたスジェは、帰りの車の中で疲れがたまったのか寝てしまう。目を覚ますとそこは、海辺だった。チャンが用意したサプライズに驚きながらも、まんざらでもないスジェ。するとスジェは、初めてチャンに対する想いを口にする。照れくさそうに海の方へ歩いて行くスジェを捕まえ、キスをするチャン。朝日を眺めながら、スジェはチャンにまだ話していないことがあると伝えた。そしていつか、誰にも言えなかったその話をするときが来たら、あまり傷つかないで欲しいとスジェ。同じくチャンもまた、心に秘めた秘密があると明かす…。

■第10話あらすじ
海辺で働く人々を眺めながら、「いつか私も、こんなところに住んでみたい」と呟くスジェ。同じ頃、家族と一緒に朝食を食べながら、ユンサンはリーガルクリニックの友人たちには手を出さないでくれと父に話した。一方的にハンスバイオの売却を中断したセピルに腹を立てたソンボムは、SPパートナーズの優先交渉権を取りやめる可能性があると発表。その後、開発中のヨンピョン地区の視察に訪れたソンボムは、不自然に溢れ出す地下水を見ても、これといった対応を取ろうとはせず…。

大学の関係者らと食事をするなか、偶然隣の部屋で食事中のジンギの姿を目にしたヒヨン。一緒にいたのは、なんと青瓦台の人事首席だった。ヒヨンから連絡を受けたスジェは、今しがた現職の法務部長官が辞任したというニュースを目にする。その背景にいたのは、やはりテグクだった。金をやるからホン・ソクパルの持っていた映像を削除するよう頼むソンボム。結局、テグクはその場でソンボムに関する映像が保存されたUSBを破壊する。そして、「お金はいただかなくて結構です」とテグク。テグクの態度が気に入ったソンボムは、何でも頼みを聞いてやると満足そうに微笑んだ。

ハンスバイオの売却件に関して、TKローファームに集まった一同。ミーテイングに参加したドンオは、セピルに向かって苛立ちをあらわにする。慌ててジュワンがドンオを部屋から連れ出すが、なかなか怒りが収まらないドンオ。その後、スジェと2人きりになったセピルは唐突に、ソンボムが以前所有していた邸宅を購入するつもりだと明かした。その言葉の裏に何やらセピルの思惑が隠されていると考えたスジェは、ミリムに詳細を調べるよう指示。その日、不動産との契約を終えたセピルは、家の前でジンギを待つ。どうやらこの家は、10年前のウンソの事件と深い関係があるようだ。

屋上でスジェを待つチャン。しかし、現れたのはスジェではなくユンサンだった。つづいて屋上にやってきたスジェは、ユンサンが持ってきた海辺でのチャンとの写真を見てハッとする。実はテグクがチャンをマークし始めたことを知ったユンサンが、テグクのもとへ写真が送られる前に、男に金を渡して写真を奪ったという。その中には、海辺でキスをする2人の姿もあった。

リーガルクリニックの噂を聞きつけ、工場で働く3人の中年女性が大学へ訪ねてくる。その内の1人はなんと、キム・ドングつまりチャンの継母スンオク（ペ・ヘソン）だった。スンオクは目が不自由だという。化粧品詐欺の被害に遭ったスンオクらは、警察でリーガルクリニックの評判を聞いて大学へ来たと話した。そんななかチャンの声を聞いたスンオクは、「キム・ドング…？」と呟いてその場に立ち上がる。激しく掴みかかるスンオクに驚いたチャンは、思わず逃げ出してしまう。大学のベンチに腰かけて茫然とするチャンの姿を目にしたスジェは、初めて見るその様子に驚いた。そんなスジェのもとへ、ヨンピョン地区の工事現場で埋没事故が起こったとの連絡が。慌てて立ち去ろうとするスジェの手を取り、「話がある」とチャン。結局、スジェは「後で家で会いましょう」と言ってその場を後にする。

事故の状況は非常に深刻で、さらには未だにその生死が確認できていない職員の一人が、刑務所で顔を合わせたスジェの友人の息子だということが明らかになる。事態の収拾に追われるなか、今度はソンボムの息子ドンオの飲酒運転が問題に。そんななか、やっとのことでコンテナの下から救出されたオ・ピルスン。するとピルスンが救出された場所から、今度は身元不明の白骨化遺体が発見される。ニュースを見たチャンは、遺体の隣に落ちていたストラップを見て驚愕する。それは他でもない、チャンの妹が作った手作りのストラップだったのだ。

慌てて家に戻ったチャンは、屋上の物置で例のストラップを探す。一方、ヨンピョン地区の関連資料を取りに同じくチャンの家に戻ったスジェ。ヒョンチルから先ほどチャンも帰ってきたみたいだと聞いたスジェは、屋上にチャンを呼びに行く。しかし、そこにチャンの姿はなく…。普段は鍵がかかったままの物置のドアが開いているのを見て、中へ入るスジェ。すると壁一面には、キム・ドングに関する資料の数々が。さらに床に落ちていた身分証を見て、ついにチャンがキム・ドングであることを知るスジェ！

■見どころ・感想
ついにスジェがチャンの秘密を知ってしまった。あれだけジョガプにさっさと真実を話すよう言われていたのに、まさかこんな形で知られてしまうとは…。チャンとしても、真実を明かしたい気持ちと、このまま闇に葬り去りたい気持ちが混同していたのではないだろうか。なんとも胸がいたい展開となってしまった。

一方、埋没事故の現場から見つかった謎の白骨遺体。果たして遺体は、チャンの妹なのだろうか。遺体の隣には、かつて妹が家族にあげた手作りのストラップが落ちていた。もし本当に遺体がチャンの妹であれば、事態は急展開を迎える。そして、予期せぬ再会を果たしたチャンと継母スンオク。チャンの無罪が明らかとなっても、スンオクはチャンを恨んでいた。結局、スンオクにキム・ドングであることがバレそうになり、恐怖のあまりその場から逃げ出してしまうチャン。いつか2人の間に残るわだかまりが解消されるといいのだが…。

さらにセピルとジンギが企てる復讐も気になるところだ。第10話では、セピルがソンボムがかつて所有していた一軒家を購入する姿が描かれた。果たして、その家に隠された真相とは？セピルとジンギが何を企んでいるのか、こちらにも注目したい。

後半戦に突入し、ますます目が離せなくなってきた。第9話ではスジェとチャンのラブラブな姿に癒されたが、つづく第10話では突然の形勢逆転。チャンの正体を知ったスジェは、どんな反応を見せるだろうか。ソ・ヒョンジン主演の「なぜオ・スジェなのか」は、Prime Videoにて絶賛配信中だ。
●Prime Video（韓国ドラマ・独占配信）一覧

◇公式サイト

◇PLAN K オフィシャルInstagram

【作品詳細】【「なぜオ・スジェなのか」を2倍楽しむ】