BS日テレ「華政(ファジョン)」第51-55話あらすじ:謎の襲撃団の黒幕はなんと!

2023年01月12日13時00分ドラマ
©2015 MBC

BS日テレで放送中の「華政(ファジョン)」はイ・ヨニ、キム・ジェウォン、チャ・スンウォン共演の韓流時代劇!1月13日(金)第51話~第55話のあらすじと見どころを紹介、予告動画はDVD公式サイトにて公開中だ。

「華政」は朝鮮王朝第15代王・光海君16代王・仁祖の時代を中心に、王座を巡る熾烈な争い、駆け引き、そして切ない恋が壮大なスケールで描かれる。
【「華政」を2倍楽しむ】では、以下のようなドラマの時代背景や実在の人物紹介、各話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などをまとめて紹介している。

■キャスト
ファイ=貞明公主役:イ・ヨニ
 子役:オ・ジョンウン→チョン・チャンビ
ホン・ジュウォン役:ソ・ガンジュン
 子役:チェ・グォンス→ユン・チャニョン
カン・イヌ役:ハン・ジュワン
 子役:イ・テウ→アン・ドギュ
光海君役:チャ・スンウォン
綾陽君役:キム・ジェウォン
ほか

■第51話
王の子孫が生まれたことに仁祖は大いに喜んだが、一方で、国境地帯では後金から脱走してきた捕虜を送り返そうとするたび襲撃団が現れ捕虜を逃がすという事件が続き、朝廷が捜査に乗り出す。しかし、この襲撃事件の黒幕は貞明公主と昭顕世子であった…ある日、仁祖の元に後金から命令書が届く。その内容は、明との関係を絶ち国号を清と変えた後金と君臣関係を結ぶよう要求するもので、命令に従わなければ再度戦を仕掛けるという宣戦布告であった。憤慨した仁祖は使節の出迎えを拒否しため、結局、戦を避けるために昭顕世子が代わりに出迎えることになる。
今回は、イヌがかつての恋敵ジュウォンの元に赤ん坊誕生祝いに来るシーンもある。イヌの結婚事情についても、会話の中で知ることができるのでお聴き逃しなく。貞明らの秘密裏の作戦のメンバーは?実行隊はもちろんジャギョン!お髭をつけたコンミョンの活躍ぶりをお見逃しなく。今回は、煙硝班長・ボンスの素敵な夫婦愛もある。 ※この回の詳しいあらすじと見どころは51話詳細で。

華政52©2015 MBC■第52話
密かに訪ねてきた世子嬪の頼みもあり、昭顕世子に後金との件から手を引いてはと提案する貞明公主だが、昭顕世子は父である仁祖を信じると言って説得に応じない。会談に臨んだ昭顕世子に対し、清の将軍は仁祖が獣の生き血を飲み交わす盟約式に出席すれば捕虜を送還すると約束する。仁祖は猛反対するが、昭顕世子の偽りのない助言により、戦を防ぐためにも盟約式に出ることを決意する。しかし、別造庁から後金の捕虜が見つかった件や、世子嬪が貞明公主と密会していたことを聞かされた仁祖は、世子の提案に疑念を抱くようになり、清との盟約を拒否してしまう。朝鮮は、再び戦乱の危機に直面するのだった…
今回は、イヌがかつての恋敵ジュウォンの元に赤ん坊誕生祝いに来るシーンもある。イヌの結婚事情についても、会話の中で知ることができるのでお聴き逃しなく。貞明らの秘密裏の作戦のメンバーは?実行隊はもちろんジャギョン!お髭をつけたコンミョンの活躍ぶりをお見逃しなく。今回は、煙硝班長・ボンスの素敵な夫婦愛もある。
清(清朝)は、1616年に満洲に建国され、1644年から1912年まで中国とモンゴルを支配した最後の統一王朝。世子が清の使臣である将軍たちを案内したのは慕華館(モファグァン)。ここは使節団をもてなすための施設で、「トンイ」(14話)や「ペク・ドンス」(7話)にも登場した。慕華館を訪ねた世子が清の将軍とどんな会話が交わされるのか、屈辱の会談、これを仁祖に進言する世子の苦渋の表情をお見逃しなく。今回は、名君になりたい仁祖が、民を思う世子の偽りなき言葉か、チョ淑媛の諫言に惑わされるか…揺れる心に注目! ※この回の詳しいあらすじと見どころは52話詳細で。

華政53©2015 MBC■第53話
仁祖の信頼を失った昭顕世子はいよいよ苦境に立たされる。鳳林大君は兄である昭顕世子のため、危険を承知でジュソンのもとに助けを求める。鳳林大君の訪問を受けたジュソンは私財を投じて軍資金を提供するだけでなく、清と和議を結ぶために密使を派遣すると仁祖に約束する。しかしジュソンは、鳳林大君に協力するフリをして裏では清が朝鮮へ侵攻するための時間を稼いでいたのだった。同じ頃、昭顕世子の命で西北地方に左遷されていたジャジョムは、清が侵攻してきたという味方の合図を黙殺。これを機に中央での再起を図ろうとする。
※清(後金)のホンタイジによる2度の朝鮮出兵。韓国では、1627年の1回目を丁卯胡乱、1636年 - 1637の2回目を丙子胡乱と呼ぶ。 ※この回の詳しいあらすじと見どころは53話詳細

華政54©2015 MBC■第54話
王宮では重臣たちが破竹の勢いで南下する清軍を避けて江華島へ避難するよう進言するが、仁祖は隠れるのではなく最後まで戦うことを宣言。昭顕世子も命が尽きるまで王様と国を守り抜くと告げる。貞明公主と世子嬪たちが江華島へ避難するため渡し場へ到着すると、王族用に用意された船はすでに出発したあとだった…清軍の進撃により行く手を阻まれた仁祖と昭顕世子は、南漢山城で孤立状態に陥る。朝鮮の敗戦が色濃くなる中、ジュソンが清の使節として仁祖の前に現れ、清が提示した和議条件を伝える。その内容は世子を人質として差し出せというものだった。
最後の砦・南漢山城は、ソウルの南の郊外にある山城で、2014年、韓国では11番目に指定されたユネスコ世界遺産でもある。もともと百済の王である溫祚の城があった場所で、仁祖が1624年(仁祖2年)から1626年(仁祖4年)にかけて築城。1637年、ドラマでも描かれた“丙子胡乱(ピョンジャホラン)”では、実際に仁祖自らが47日間籠城、抵抗した。 ※この回の詳しいあらすじと見どころは54話詳細

華政55©2015 MBC■第55話
仁祖の反対を押し切って人質として出向こうとする昭顕世子だが、ジュウォンは世子に交渉をしている隙を突いて総攻撃を仕掛けようと提案する。清との交渉の場で世子の替え玉を使い時間を稼いでいる間、南漢山城ではイヌがつれてくるはずの援軍を待っていたが、イヌもジャジャムからの援軍を得られず敗退し、江華城でも雨により鳥銃部隊の銃が使えなくなり作戦は失敗に終わる。追い詰められた仁祖は清に対して降伏することを決意する。ジュソンの思惑どおり人質として清に送られることとなった昭顕世子と鳳林大君は、貞明公主とジュウォンに、再び戻って朝鮮を変えてみせると誓い、清へと旅立つのだった…
冒頭、仁祖と世子との会話で、仁祖の父としての言葉が辛い。仁祖との会談の後のカン・ジュソンの憎々しい表情をお見逃しなく。
さすがの鳥銃部隊も雨には勝てない。天は清の味方をしてしまった…。雨に打たれながらの激しい嘆き、重臣たちの前での静かな涙、そして三跪九叩頭で流す血涙…今回は、仁祖役のキム・ジェウォンの最高の演技が続く。※屈辱の降伏については、「屈辱の王・仁祖と朝鮮王朝中期を考える!」で詳しく解説。 ※この回の詳しいあらすじと見どころは55話詳細


BS日テレ「華政」番組公式サイト
 2022年11月4日スタート 月~金13:00-14:00
「華政」DVD公式サイト

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【作品紹介】【「華政」を2倍楽しむ】