初回視聴率7.7%「星降る夜に」第1話北村匠海と千葉雄大の生き生きとした“下ネタ手話”が話題に!ネタバレと第2話予告

2023年01月18日11時10分ドラマ
@テレビ朝日

1月17日にテレビ朝日系ドラマ「星降る夜に」(毎週火曜日21時)第1話が放送され、冒頭 吉高由里子と北村匠海のキストシーンが話題に!初回の世帯平均視聴率は7.7%を記録。ドラマ予告動画は番組サイトで公開中だ。

「星降る夜に」は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村匠海)が星降る夜の出会いを機に、世の中の様々な既成概念を鮮やかに飛び越えながら、運命の恋を育んでいくヒューマン・ラブストーリー。初回の視聴率は7.7%を記録した。(ビデオリサーチ調べ、世帯別)



1月17日に放送された第1話は、星降る夜のキャンプ地で出会った2人が、“運命の再会”を果たすまでが描かれた。出会ったばかりの2人が、一言も言葉を交わさないまま、当たり前のようにキスをしたのは、ドラマ開始すぐのこと。そのまま2人の恋がしっとりと抒情的に描かれていくのかと思いきや…。

一星からの最初の言葉は「お前のゲロ、全部片付けた、バ~カ」。世の中の固定概念やしがらみに囚われない一星には、聴覚障害は自分らしく生きるうえで、さらに2人の恋が進むうえでの何の障害にもなってはいない。前期人気を博した「Silent」と同様に“障害”がテーマになるのかと予想されていたが、本作では恋する2人の間の様々な障害は、どれも物語の良い味を引き出すスパイスのひとつでしかないようだ。

Twitterでは「可哀想な雰囲気とか、重い空気感がないのが良い」といった感想が寄せられ、“下ネタ”連発の手話に「なかなか凄い下ネタ」「楽しそうに話しているのがほほえましい」といった声や、一星と千葉雄大演じる春の手話のスピードがリアルと2人の手話シーンへのコメントが多く上がっている。

一星という自由なキャラクターや、人情味あふれるメインキャストたちによって、このドラマで描かれるのが純粋な「愛」だということがわかる。次週1月24日に放送される第2話では、堤防で和解した2人の距離が一気に縮まる。覚えたての手話で感謝を伝えた鈴に、一星はきらめくような笑顔を見せ、そのまま突然「ありがとうって言うなら、お礼して」と切り出し、強引に鈴を映画館へ引っ張っていく。鈴は流されるままに、一星と共に映画を楽しみ、ハンバーガーを食べ、2人の年齢が“10歳差”だと知っても、「たった10コだろ」と気にも留めない無邪気な一星に癒されていく。
 
そんな中、鈴の勤務先である「マロニエ産婦人科医院」では、出産を終えたある妊婦(清水くるみ)が「子どもなんていらない」と言い放ち逃亡してしまい…。10歳差ピュアラブが本格始動。そして、雪が舞い散る踏切で、一星が鈴に伝えたかった想いとは?

■前回:第1話 ネタバレあらすじ
のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)は、ある医療裁判がきっかけで大病院を辞職、命の始まりと終わりがくり返される毎日や、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減り、誰にも本音を語らず、孤独な毎日を過ごしていた。

そんなある日、鈴は息抜きのために出かけたソロキャンプで、一人で酒をあおっていると、燦然と輝く星空を見上げたその時、彼女の前に1人の美しい青年・柊一星(北村匠海)が現れる。彼は息が白くなる冬の星空の下で、何枚も何枚も、鈴に向けてシャッターを切る。
 
どこから来たのか、何者なのか、彼は何も語らないまま、鈴の酒を勝手に飲み始めたかと思えば、寒さに震える彼女に自分のマフラーを甲斐甲斐しく巻いてくる。やけに図々しくて、でも鈴を慈しむように優し接してくる不思議な青年に戸惑いつつも、酒の力もあいまって、そのまま鈴と一星は、キスをする。

翌朝。微妙に記憶のない頭を抱えて目覚めた鈴は、一星が手話で何かを伝えたまま、去ってゆく背中を見送る。あれは夢だったのだろうか?非日常な思い出を片手に現実に戻った彼女は、一星から送られたサインの意味を調べていくと…「お前のゲロ、全部片付けた、バ~カ」と手話で悪態をつかれていたことを知る。

この数日後、鈴は病院から入院中の母・愛子(岸本加世子)が亡くなったことを告げられる。母の葬儀の後、鈴の元に「お客様ボックス」を抱えた一星が現れる。一星は自分が「遺品整理士」でろう者であることを明かし、一週間前に愛子の生前整理を行なったと話す。愛子は愛するひとり娘の負担にならないようにと、全ての荷物を処分して家も引き払っていた。それをきいた鈴は、母を一人寂しく旅立たせてしまったと後悔を口にするが、一星は「寂しいと決めつけるのも違うと思う」と応える。

一星が用意していた「お客様ボックス」の中には、鈴の思い出の品と、愛子が人生を楽しんでいたことを物語る品々が入っていた。それまで涙をみせていなかった鈴は、母を喪った事実に狼狽え、声を上げて泣き出す。

「遺品整理のポラリス」では、北斗千明社長(水野美紀)が、依頼人に渡せなかった遺品「お客様ボックス」の在庫の多さに頭を悩ませるが、一星は「後になって後悔する遺族を見てきた。社長が教えてくれたこと」と反論する。遺品整理の現場では、佐藤春(千葉雄大)と一星が残された遺族のために想い出の品を選り分けて感謝されることも多い。

鈴が一星のマフラーを返しに会社を訪ね、千明から海星ヶ浜の堤防で写真撮影してるかもと教えられる。鈴は早速堤防へ行き、洗濯したマフラーを返す。そして、キャンプの夜を謝り、母を遺品整理してくれたことに「ありがとう」と手話で伝え、そして「でも、お前のキス、大したことなかったけどな」と続ける。それを見た一星は、思わず笑みを浮かべた。

■次回:第2話 あらすじ
星降る夜に出会った一星と“運命の再会”を果たした鈴は、覚えたての手話で感謝を伝える。すると一星は「ありがとうって言うなら、お礼して」と鈴を映画館へ引っ張っていく。流されるままに、うらやましいほど自由な春と時間を共にしているうちに、窮屈に生きがちだった鈴の心は徐々にほぐれていく。

一方、「マロニエ産婦人科医院」では、出産を終えたある妊婦(清水くるみ)が「子どもなんていらない」と言い放ち、我が子を置き去りにして、病院から逃亡。鈴からその話を聞いた一星は、いてもたってもいられず、逃げた母親を探そうと立ち上がる。しかし、鈴はそんな一星を引き留めて…。

テレビ朝日「星降る夜に」は1月17日夜9時スタート。主題歌:由薫「星月夜」/挿入歌:ドヨン「Cry」/出演:吉高由里子、北村匠海、ディーンフジオカ、千葉雄大、光石研、水野美紀、猫背椿、長井短/第1話ゲスト出演:岸本加世子 近藤春奈/第2話ゲスト出演:清水くるみ ほか。番組公式Twitterアカウントは「@Hoshifuru_ex」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「星降る夜に」番組公式サイト

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