「リバーサルオーケストラ」金欠フルート奏者の蒼(坂東龍汰)が谷岡姉妹と同居生活を開始!第2話ネタバレと第3話あらすじと予告

2023年01月19日12時22分ドラマ
©日本テレビ

日本テレビ「リバーサルオーケストラ」第2話が放送され、金欠の蒼(坂東龍汰)が初音(門脇麦)の自宅に下宿することに…。第3話に乃木坂46鈴木絢音がソロフルーティスト役でゲスト出演する。予告動画とスペシャル動画が番組公式サイトで公開されている。



「リバーサルオーケストラ」は、超地味な市役所職員で元天才バイオリニストのワケあり主人公・谷岡初音(門脇麦)と、彼女を巻き込む変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭)の2人が、ポンコツ交響楽団「玉響」を一流オケに大改造すべく奮闘する、一発逆転、爽快感バツグンの音楽エンターテイメントだ。

1月18日に放送された第2話では、坂東龍汰演じるフルート奏者の庄司蒼にスポットがあてられた。ステージに立つことを拒否していた初音に、玉響への関心を引き出したのが、蒼の美しいフルート演奏だった。しかし、そんな彼が最近では遅刻癖に加えて、演奏自体もパッとせず…、朝陽に頼まれ彼が抱えている問題を探り始めた初音は、蒼が音楽を続けるためにアルバイトを掛け持ちしていたことを知る。

弱小オケの安月給だけでは、ただでさえ自腹を切ることの多い音楽活動は続けられず、生活もままならない。練習時間を削ってアルバイトをしているうちに、蒼は疲れ切っていた。玉響のメンバーも蒼を応援するためにSNSでオンラインレッスンの生徒を募ることに。この生徒募集企画は、オンエア中にTwitterの「児玉交響楽団
@kodamaorch」アカウントにアップされ、ドラマと連動させられていたのは面白い。第3話以降もオンエア中に公演の様子などのコメントがあがりそうなので注目したい。

玉響でがんばろうと蒼の気持ちが上向いてきたところ…突然、親に家業を継いでほしいと言われてしまう。同じく庶民の出で家族にこれ以上迷惑をかけたくないと思っていた初音も、蒼の気持ちが痛いほどよくわかり2人は共感しあう。しかし、金銭問題はどうにもいかず…、最終的に初音は蒼を自宅に下宿させることになった。

次回1月18日に放送される第3話では、妹の奏奈(恒松祐里)を交えた三人での同居生活が始まる。蒼を意識して家事を張り切る奏奈とは対照的に、初音は誰が居ようとジャージ姿でお構いなしの様子。音楽以外には興味がないのか、初音に恋の気配は見当たらない。

第3話では、蒼にフルートの音色を一目ぼれさせたフルーティスト・日地谷更紗役で乃木坂46の鈴木絢音が出演する。幼少期からフルートを習い始め、今は趣味で続けているという鈴木の演奏を楽しみに待ちたい。

■前回:第2話 ネタバレあらすじ
地元のポンコツオーケストラ“玉響”にコンマスとして加入した市役所職員の初音(門脇麦)。ソリストとオケのコンマスは弾き方も役割も大きく違って不安も多いが、それと同じくらいワクワクもしていた。

初音の加入でのんびりしていた玉響メンバーにも活気が出てくるが、フルートの蒼(坂東龍汰)だけは相変わらず遅刻ばかり。悪びれる様子もない蒼の態度にマエストロ・朝陽(田中圭)はイラ立ち、団員たちも内心不満を抱えていた。

そんな新生・玉響の初公演が、急きょ2週間後に行われることになった。市長・修介(生瀬勝久)が市政の体面を保つために、市内の中学校の吹奏楽発表会にごり押しで玉響公演を入れることにしたのだ。公演に向けてさっそく練習を始めるが、朝陽は蒼の腑抜けたフルート演奏に「話にならない」とコテンパンに駄目出しすると、初音に蒼の遅刻の理由を探るよう命じる。

これも仕事だと命じられ、しかたなく従う初音が、練習後の蒼をこっそり尾行すると、蒼は工事現場で作業を始めた。蒼の遅刻の原因は、バイトをいくつも掛け持ちしているせいだった。

蒼は中学1年の時、造園業を営む父の手伝いでとある屋敷を訪れ、家主の娘が吹くフルートの美しい音色に一目ぼれし、このとき初めてやりたいことが見つかったという。それ以来、フルート奏者を志すようになったが、家業を継がせたい父は音大への進学に猛反対。蒼は奨学金で音大に入学したが、玉響の給料は手取り15万円。そこから奨学金の返済、防音マンションの家賃、楽器のローンと、とにかくお金がかかり生活が苦しい。

本当は練習に時間を使いたいのだが、生活するためには働くしかなくて…。そんな蒼に、初音はオンラインでフルート講師のバイトをしてはどうかと提案する。事情を知ったみどり(濱田マリ)たち玉響メンバーも賛同し、みんなで協力して蒼のフルート演奏を撮影し、SNSに宣伝動画をアップする。自分のために一生懸命になってくれる団員たちを見て、蒼は今までの態度を反省するが、その直後、蒼は練習を無断欠席。朝陽は「明日も時間通りに来ないようなら、彼を解雇します」と蒼に最後通告。

翌朝、初音が蒼の家を訪ねると、蒼は引っ越しの準備をしていた。家賃を滞納していることを知った母から、父が癌を患っていることを知らされ、この先のことを考えて家業を継いでほしいと頼まれ、退団を決意したのだ。それを聞いた初音は、自分も同じように家族に迷惑をかけないためにヴァイオリンを諦めたが、結局諦めきれずにいたこと、10年も遠回りしてしまったことを打ち明け「今手放したら、二度と戻れないかもしれないよ」と訴える。そして、自分が復帰をきめたのが、蒼のフルートを聴いて感動したからだと伝える。

そして、玉響のSNSにオンラインレッスンの申し込みが届いたことを告げる。それは北海道に住む中学生の男の子からで、かつての蒼と同じように、「生まれて初めてやりたいことが見つかった」というものだった。蒼は、ようやくやめたくないと本音をもらす。

初音と蒼は練習開始時間にギリギリ間に合う。すると小野田(岡部たかし)に連れられて、蒼の両親も現れた。すでに蒼の事情を知っていた朝陽が2人を練習に招いたのだ。

朝陽が蒼に何度も同じフレーズを演奏させると、蒼は食らいつくように無心でフルートを吹き、次第に本来の音色を取り戻していった。そして、オケ全員での演奏がみごとにきまり。朝陽は「やっと目が覚めましたね」と蒼に微笑む。

練習後、蒼はフルートを続けさせて欲しいと、父に頭を下げた。父は自分も病に負けていられないと息子の挑戦を認めた。しかし、金欠問題は解消していない。初音は朝陽からの無言の圧力を受けて、蒼を自宅に下宿させることを承諾する。

一難去ってホッとした小野田に、朝陽は「まだ逃げ出すやつがいる」と気を付けるよう指示、ところが机の上にはすでに何者かの『退団願』が置いてあった。一方、高階組の会長室では、藍子(原日出子)に呼び出された朝陽が、高階フィルの常任指揮者になってくれないかと打診されていた。

■次回:第3話 あらすじ
初音は蒼を下宿人として家に招き、奏奈と3人での同居生活が始まったが、それより気掛かりなのは、市長の修介(生瀬勝久)や市役所の職員たちにヴァイオリニストであることを黙ったままなこと。そして、10年ぶりのステージ復帰を前に、なかなか自信が持てずにいる。

吹奏楽発表会の本番まであと4日、本番に向けて盛りあがっていた玉響だったが、ティンパニの木之崎(篠崎史門)があいさつもなく辞めてしまった。初音は朝陽から『藤谷耀司』という男をティンパニとしてスカウトしてくるよう命じられる。玲緒(瀧内公美)と蒼とともに東京のライブハウスを訪ねた初音は、そこでドラムを叩く藤谷をじっと見ているうちに、彼が誰かを思い出して驚く。降りかかる数々の妨害、初音と玉響の初めての公演はうまく行くのか!?

日本テレビ水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」は1月11日夜10時よりスタート。出演:門脇麦、田中圭、永山絢斗、恒松祐里、津田健次郎、原日出子、生瀬勝久、瀧内公美、坂東龍汰、濱田マリ、平田満、前野朋哉、行平あい佳、ロイック・ガルニエ、岡部たかし ほか。番組公式Twitterアカウントは「@reveorche_ntv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「リバーサルオーケストラ」番組公式サイト

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