娘を殺された安達（杉本哲太）を殺人犯にしないため、安達の命を守るために事件現場に直行したエース（妻夫木聡）！ラストの台詞に恐怖が隠されていた！「Get Ready!」（毎週日曜、よる9時、TBS）は1月29日に第4話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



異色のヒューマンドラマ、ダークな医療エンタテインメント「Get Ready!」の第3話が１月22日に放送された。第1話、第2話では「強欲な金持ち」から何億もの大金を謝礼としてもらって手術すると、患者が病気だけでなく心も取り戻してゆくという展開だったが、第3話は一転、全く別の展開となった。最初にエース（妻夫木聡）が助けるのは、17歳の女子高生を無残に殺した犯人なのだ。娘の父親・安達（杉本哲太）が殺意を持ってナイフで数カ所さした後、すぐに致命傷となるはずの傷を治す。それは通常の治療では余命短い安達に手術を受けさせること、安達を殺人犯にしないためなのだが、ドラマの中盤になるまでなかなかその真意がわからず、視聴者も混乱した。

そして、エースの処置で命が助かった3人に対して、エースが告げる「縫合に使った糸は1年だ」と、1年したら大出血を起こすと脅す。実際のところは不明だが、その言葉を告げられた3人はショックを受ける。ただ、殺人事件を犯して刑を受けても全く更生していない3人なので、1年の命と死ったらもっと奔放な生活をしそうで心配という意見も出ていた。

なんといっても話題をさらったのは何の告知もなく鈴木亮平が登場したことだ。ドラマ前半から運転手も一緒に映るカットが多いと思っていたが、ドラマのラストもラストでようやく一回顔を出して鈴木亮平だということがわかった。今度も登場するのかについては特に発表はない。

29日に放送される第4話は、脳の腫瘍によって才能を開花させている彫刻家の洋子（美村里江）が、エースの手術で命を選ぶのか、才能を選び死を待つのかの話となる。

■前回：第3話ネタバレあらすじ
エース（妻夫木聡）はジョーカー（藤原竜也）やクイーン（松下奈緒）の反対を押し切って連続殺人事件の被害者たちを救い続ける。警察の先回りをするためにチームにいる天才ハッカーの白瀬（日向亘）が大活躍している。被害者が運ばれた病院ではなんらかの処置がすでに施してあるコトに驚く。警察も同じだ。

今、殺人をしているのは西口、福本、恩田というどうしようもない奴らに大事な娘を殺された安達（杉本哲太）だ。西口たちの残忍な方法は警察でも「まれに見る」と言われているほどだ。さらに、娘は安達を迎えに来る途中で被害にあっていた。刺されたのは西口、福本だった。

女子高生殺人事件の主犯だった恩田は震えていた。警察から「守る」と言われても信じられない。

実は、安達は末期の原発性脊髄腫瘍という病気を発症し、余命いくばくもなかった。ジョーカーに3,000万で手術を頼んでいた。それは「半年」だけでいいから余命を伸ばしてほしいというものだったが、手術の日、安達は来なかった。実は恩田が予定よりも半年前に出所したため、復讐を早めたのだ。

恩田は自分が安達を倒せば殺されないとふんで、娘を殺した現場に安達を呼び出した。もみ合ううちに安達は刺されてしまう。しかし、安達も差し替えした。恩田の命は絶対絶命と思われたが、エースがやってきて動脈を縫合し、命は助けた。そして、安達に「次はあなたの番だ」といって車で運び、手術を行う。

エースは安達の命を助けるため、そして、安達を殺人犯にしないために恩田たちの命も助けていた。安達は警察に出頭した。

全く反省していない西口、福本、恩田の3人は自分たちに寄せられるネットでの書き込みに憤慨していた。そこにエースから電話が入った。エースは血管を縫合した糸は劣化するもので1年後には縫合がはずれ大出血して死ぬ、死の恐怖を味わうといいと言い放った。

■第4話あらすじ
彫刻家の洋子（美村里江）は、脳腫瘍の摘出手術は不可能であると医師から告げられ、残された時間で最期の最高傑作を作ろうと決意する。ここに来てどんどん素晴らしい作品を作っている。

ジョーカー（藤原竜也）は洋子と6億円で摘出手術の契約を結ぶが、エース（妻夫木聡）は腫瘍が原因で発症した後天性サヴァン症候群であることを見抜く。手術をすれば平凡な才能に戻る。唯一無二の才能を持った洋子の迷いを、クイーン（松下奈緒）は自分のことのように受け止めていて･･･。

1月スタート、「Get Ready!」。出演：妻夫木聡、藤原竜也、松下奈緒、日向亘、當真あみほか。番組公式Twitterアカウントは「@getready_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇TBS日曜劇場「Get Ready!」番組公式サイト

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