BS日テレ「華政(ファジョン)」第61-最終話あらすじ:余命を悟った仁祖は王としての最後の選択をする!

2023年01月26日14時00分ドラマ
©2015 MBC

BS日テレで放送中の「華政(ファジョン)」はイ・ヨニ、キム・ジェウォン、チャ・スンウォン共演の韓流時代劇!1月27日(金)第61話~最終回(第65話)のあらすじと見どころを紹介、予告動画はDVD公式サイトにて公開中だ。

※2月3日からは、監獄で生まれた一人の少女が出生の秘密を明らかにしていく中で、多くの素晴らしい人々と出会い、初の弁護士制度を扱う韓国時代劇「オクニョ 運命の人(ひと)」を放送する。



「華政」は朝鮮王朝第15代王・光海君16代王・仁祖の時代を中心に、王座を巡る熾烈な争い、駆け引き、そして切ない恋が壮大なスケールで描かれる。
【「華政」を2倍楽しむ】では、以下のようなドラマの時代背景や実在の人物紹介、各話の詳しいあらすじと見どころ、豆知識などをまとめて紹介している。

■キャスト
ファイ=貞明公主役:イ・ヨニ
 子役:オ・ジョンウン→チョン・チャンビ
ホン・ジュウォン役:ソ・ガンジュン
 子役:チェ・グォンス→ユン・チャニョン
カン・イヌ役:ハン・ジュワン
 子役:イ・テウ→アン・ドギュ
光海君役:チャ・スンウォン
綾陽君役:キム・ジェウォン
ほか

■第61話
お互いに裏切り合い、共倒れしたジュソンとジャジョム。仁祖に無実を訴えたヨジョンも義禁府に捕らわれる。やがて取り調べが始まるが、ジャジョムは口を割らず、ジュソンは「時が味方する」という意味深長な言葉を残す。貞明公主は、ジュソンが清を利用して世子の地位を脅かす恐れがあると鳳林大君に伝える。一方、仁祖は自分の余命が長くないことを悟り、王として最後の選択をする…シベクに命令書を託し、指示した日に布告するよう命じる。またキム・リュを顧命大臣に任命し後継者の再論を命じる。
鳳林世子たちが仕掛けた罠は、「二匹の猛獣“竜と虎”にたった“一本の矢”で戦う」“竜虎相討つ”という作戦。その全貌は回想シーン、で確認できる。取り調べの中、ジャジョムの「信用すればこそ裏切られる。私はジュソンを信じたことがないゆえに、怒りなど湧かぬ」という言葉こそが正義が理解できない悪党たちのしぶとさ。死期迫る仁祖役キム・ジェウォンの鬼気迫る演技に注目。仁祖はなぜキム・リュを顧命大臣に任命したのか?次回すべてが明らかになる。
この回の詳しいあらすじと見どころは61話詳細で。


華政62©2015 MBC■第62話
貞明公主は、仁祖による王としての最後の選択に不安を覚えるが、ジャジョムと尚膳から仁祖の本心を聞かされて驚く。片やキム・リュは、顧命大臣の権限を利用してジュソンの指示どおり崇善君を王位に就けることにする。その後便殿会議の場で命令書が開封されるが、そこには何も書かれていなかった。動揺する重臣たちの前に、伏せっているはずの仁祖が現れるのだった…仁祖の命令によりキム・リュやヨジョンが捕まるなか、王宮を抜け出したジュソンは、清の助けを得て権力を奪還しようとしていた。王として、父としての願いを鳳林大君に伝えながら倒れた仁祖は、死の間際に貞明公主を呼び、自分の思いを包み隠さず語るのだった。
久々に回想シーンで若き仁祖、光海君、昭顕世子、屈辱の三跪九叩頭のシーンなど名場面が登場する。仁祖は白紙の命令書を書くことで鳳林世子を護り、キム・リュたちの反逆者を一掃しようとしたのだ。なかなかお見事な手腕!便殿でのキム・ジェウォン(仁祖役)迫真の演技、その後の鳳林世子への愛あふれる言葉、そして良い王になりたかった仁祖が最後に貞明に何を語るのか、今話ラストから次回冒頭は感涙必至の名場面が続く!
この回の詳しいあらすじと見どころは62話詳細で。


華政63©2015 MBC■第63話
鳳林大君が17代王として即位するやいなや、朝鮮は再び危機に直面する…ジュソンから、新たに王座についた孝宗が北伐を計画しているとの報告を受けた清の皇帝の弟ドルゴンは、兵を率いて朝鮮の国境まで迫る。ドルゴンの要求は孝宗が王座から退くことで、期限までに要求をのまないと国境を越えるというものだった。貞明公主らは、清との衝突を避けるため何としてもジュソンを捜そうと躍起になっていた。そんな中、貞明公主を義禁府に呼び出したジャジョムは「協力する」と言い出す。一方、自分を追う刺客がジュソンの妻ユン氏の手配だと気づいたイヌは、刺客を生け捕りにし、ジュソンの居場所を聞き出そうと試みるが…
前話ラストから続く、仁祖と貞明公主がやっと心を通わした最期の時…内官が王宮殿の屋根に上って王の服を振るシーンがあるが、これは“上位復”(サンウィボク)という王の逝去を知らせるための儀式。「華政」第2話でもあったシーン。詳しくは第2話見どころで詳しく解説している。自分の命を狙っているのが、養母であるユン氏とは…。月を見上げるイヌの姿が胸に迫る。イヌとジャジョムの恋に破れた男2人の会話に注目。久々に愛らしい少年時代が回想シーンで登場する。イヌ役を演じたハン・ジュワンの最後となる剣アクションが見られないのは残念至極だが、無事を装う熱演には感涙必至!お見逃しなく。
この回の詳しいあらすじと見どころは63話詳細で。


華政64©2015 MBC■第64話
清の問責団が朝鮮へやってくるが、孝宗の北伐計画が事実か調査するためであった。また問責団には、皇帝の忠僕オボイが同行していた。貞明公主は、問責団との交渉役をジャジョムに任せ、時を稼ごうとする。交渉の座に着いたジャジョムは、皇帝の弟ドルゴンが逆心を抱いていて皇帝の座を狙っていると告げる。ジャジョムの言葉に動かされたオボイは、国境へ戻る計画を中止する。策略が暴かれ窮地に追い込まれたジュソンは、孝宗の首を討ち取るため、私兵を率いてオボイとの話し合いの場を襲撃する。しかし、すぐに駆けつけた官軍によって逃げ道を断たれ、目の前にいるジュウォンに銃口を向けるが…
清の問責団とジャジョムとのハラハラドキドキの交渉。切れ者ジャジョムはこの難局をどう切り抜けるのか?イヌはなぜ、傷の手当てをしようとしないのか?父を死地に追いやるイヌの辛い心情、ラストのイヌとジュウォンの友情に涙腺決壊必至!今回は考宗の“北伐計画”がジュソンによる捏造と清に信じこませることが目的だが、史実に残る考宗は、即位するや北伐論を打ち立て国力強化に専念した。これについては、【「華政」を2倍楽しむ】(2)時代背景・実在の人物紹介の「▼16代王」と「▼17代王」(9/10公開)で詳しく紹介している。
この回の詳しいあらすじと見どころは64話詳細で。


華政65©2015 MBC■第65話
刑の執行前日、牢を訪ねた貞明公主に、ジャジョムは「我々が死んでもまた同じような人間が現れる」と忠告するが、貞明公主は志を共にする者と、希望を捨てず戦い続けると答える。長い戦いに決着がつき、孝宗はホン・ヨンとジュウォンを栄転させ、貞明公主にもそばで忠言してくれるよう頼む。しかし、貞明公主は「権力は民のためにあるものではない。王は今日の誓いを忘れ、暴政を敷くようになるかもしれない。自分はいつでもそんな王と戦える敵でいたい」と言って辞退の意を示し、「華政」と書かれた書を残して、執務室を去るのだった。
あまりにも憐れなイヌ。父と親友、そして想い人との間で悩み苦しんだイヌ。彼の視線の先にはいつも貞明がいた。そして貞明の傍にはとジュウォンが…。二人に看取られたイヌの最期の言葉は?懐かしい回想シーンと共に俳優ハン・ジュワン渾身の演技をお見逃しなく。
自らの手で息子を殺めてしまったジュソンの嘆き…ホン家とカン家2世代の悲しい友情が幕を閉じる。
貞明が最後に残した“華政”の書。華麗なる政治…実際の貞明公主もこの書を残している。これについて詳しくはコチラで解説。
この回の詳しいあらすじと見どころは65話詳細で。最終回のその後は最終回のその後と、ドラマ最後の治世の王、朝鮮第17代・孝宗(鳳林大君)紹介で。


BS日テレ「華政」番組公式サイト
 2022年11月4日-2023年2月2日 月~金13:00-14:00
「華政」DVD公式サイト

kandoratop【作品紹介】【「華政」を2倍楽しむ】