「相棒21」放送400回目を記録!忍成修吾のむかつく演技に絶賛の声!第14話ネタバレと第15話予告

2023年01月26日09時53分ドラマ
©テレビ朝日

通り魔殺人の犯人(忍成修吾)が出所後、寝たきりになりながらも人の心を操った!右京(水谷豊)の推理で全貌判明!「相棒21」2月1日の夜9時からは第15話「薔薇と髭と薫たち」を放送予定!ヒロコママ(深沢敦)と亀山薫(寺脇康文)の久しぶりの再会!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

1月25日に第14話「まばたきの叫び」が放送された。通り魔殺人の元受刑者と獄中結婚をした妻の取材中に、亀山薫(寺脇康文)の妻でありジャーナリストの美和子(鈴木砂羽)が事件に巻き込まれた。現場には介護ヘルパーの遺体があったが、伊丹(川原和久)たちが追う連続強盗事件の犯人とは違う線で右京(水谷豊)と亀山薫は調査に乗り出した。



実行犯は殺されていた介護ヘルパーの仲間だ。通り魔事件を犯した時も「死刑にしてほしい」と思って殺人を犯し、刑に服している間もなんの反省もない。出所直前に脳梗塞で倒れ、寝たきりになっている。それでも、ヘルパーに金を渡して自分を殺させようとする。そんな「くず」役を演じたのはゲストの忍成修吾だ。演技を見ていた視聴者が「本当に悪役がうまい」「憎たらしい」と本気で思うほどの演技だった。

2月1日に放送される第15話は、ゲイバー「薔薇と髭と…。」のヒロコママ(深沢敦)が「season19」第15話(2021年2月)以来の登場となる。日本に帰国し、再び特命係で右京とコンビを組んだ薫と久々の再会を果たす。

2000年にスペシャルドラマとして誕生し、23年にわたって放送されてきた「相棒」シリーズは、初代の寺脇康文演じる亀山薫に始まり、及川光博演じる神戸尊、成宮寛貴演じる甲斐享、反町隆史演じる冠城亘、そして再び亀山薫…と、水谷演じる杉下右京と固い絆で結ばれた“相棒”たちが、特命係として数々の難事件に立ち向かってきた。400回を迎えた記念に平日午後の再放送枠で「相棒 放送400回突破記念!#右京と歴代相棒セレクション」が放送される。また、TELASAでは2020年4月以降の「相棒」の配信数のBEST30を紹介する。

■前回:第14話ネタバレあらすじ
美和子(鈴木砂羽)が取材先の民家で襲われる事件が発生した。さらに、現場から男性の遺体が発見される。室内を物色した形跡や手口から、近隣で発生している窃盗犯の仕業と思われた。伊丹(川原和久)たちはその線で犯人を追う。

美和子は、その家に住む元受刑者・柳沼勝治(忍成修吾)の妻、獄中結婚した聖美(陽月華)の取材で巻き込まれたらしい。勝治は15年前、通り魔殺人を犯し、間もなく出所となった半年前、脳梗塞で倒れ、寝たきりになっていた。美和子の取材テーマは、その妻の心境を掘り下げることだった。

捜査に乗り出した右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、勝治と聖美の夫婦から事情を聞く。勝治は、瞬きや端末への視線入力で意思疎通は可能だった。すると勝治は、「犯人は私も殺そうとしていた」と証言する。勝治の出所後、悪質な嫌がらせが頻発していた。

右京と薫は15年前の被害者の息子・良輔に話を聞きに行く。息子はデリバリーのアルバイトをして生活していた。柳沼のことはあまり覚えていないといって、「なんの感情もない」という。事件の日は仕事を休んで家にいたと答える。

薫は聖美が「どうして」獄中結婚したのかをずっと疑問に思っていた。聖美は「殺人犯は結婚してはいけないのか」と反論する。そんなとき、柳沼の家のゴミ捨て場でボヤが起きた。野次馬の中に良輔の姿を見つけた。捕まえると、嫌がらせをしていたことを認める。一回、殺されたヘルパー・町岡に見つかったことがあったというが、そのとき町岡が「そのうち殺される」と言っていたという。

美和子は取材を進め、聖美が幼い頃に住んでいた場所を訪ねた。そこで思わぬ発見をして右京たちに伝えた。それは、被害者の佐竹綾と聖美は幼い頃、まるで姉妹のように仲良くしていたというのだ。

右京たちは柳沼の家に急ぐ。すると途中で外出してきた聖美にあう。3人で家に戻ると、町岡の代わりとして訪問介護にきていたヘルパーの洲本が柳沼の人工呼吸器のチューブを外しているところだった。洲本はしらばっくれるが、右京たちは柳沼自身が町岡や洲本に自分の殺人を依頼していることを調べていた。送金予約で報酬を払うことにしていて、失敗したらそれをキャンセルするという方法だった。

洲本は町岡に誘われて最初の犯行に参加したが、途中で町岡ともめて殺してしまったのだ。

聖美は右京たちに自分の心境を語る。それは綾のことを無残に殺した柳沼が許せなかったため、獄中結婚をして出所後の居所をつかみ、自分の手で殺そうとしたという。実は綾が殺された日、綾と聖美は事件現場で待ち合わせをしていた。聖美が待ち合わせに遅れたせいで柳沼に殺されてしまったのだ。殺そうと企んでいたものの出所前に脳梗塞となった柳沼は「俺を殺せ」という。「殺せ」と言われて殺すのは望みをかなえることなのでいやだと考え、介護をして柳沼が生きる希望をもったところで殺したいとそのときを待っていたのだ。そんな聖美に薫は「もう自分を許してあげてください」といい、右京は「殺しで解決することは一つも無い」と諭した。

■第15話あらすじ
薫(寺脇康文)は、顔馴染みだったゲイバーのママ・ヒロコ(深沢敦)と再会すると、その矢先、公園で鬼塚という著名なルポライターの遺体を発見する。妻はノエル美智子(大島さと子)という人気作家だった。鬼塚の手には、なぜか美智子のデビュー作が握られており、何らかのダイイングメッセージとも思われた。

右京(水谷豊)が、美智子から事情を聞くと、鬼塚が死亡した晩、彼女も同じ公園で炊き出しのボランティアをしていたことが判明する。そんな中、ヒロコが聞き捨てならない情報をもたらす。困窮者を食い物にしていた半グレ集団が、鬼塚を脅していたというのだ。

テレビ朝日 10月12日スタート「相棒season21」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒season21」番組公式サイト

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