「Get Ready!」天才芸術家(美村里江)の希望通り治療するエース(妻夫木聡)の姿に感動!第4話ネタバレと第5話予告

2023年01月30日10時19分ドラマ
©TBS

才能を活かすのか?命を取るのか?究極の選択を迫られた芸術家(美村里江)は作品を完成させることを選んだ!「Get Ready!」(毎週日曜、よる9時、TBS)は2月5日に第5話を放送する。ジョーカー(藤原竜也)とエース(妻夫木聡)の出会いが判明する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



異色のヒューマンドラマ、ダークな医療エンタテインメント「Get Ready!」の第4話が1月29日に放送された。第4話は「才能をとるのか?命をとるのか?」という厳しい選択を迫られる芸術家(美村里江)とその意志を最大限尊重したエース(妻夫木聡)の姿が描かれた。さらに闇医者チームのオペナースのクイーン(松下奈緒)の素性も明らかになった。

第1話から第3話まではエースが絶対的な判断で患者の生きる価値を決めてきたが、第4話はそれを患者に委ねた。「命か才能か、あなたが生きる価値を選んでくれ」と脳腫瘍がきっかけで後天性サヴァン症候群にかかった洋子(美村里江)問いかけた。ジョーカー(藤原竜也)と洋子の恋人は命の方が大切だと諭す。そんな中で仮面を外して洋子と対峙したのはクイーンだった。クイーンは自分が夢を捨てて命をとったことを話す。その上で洋子に選ばせたのだ。洋子が出した答えは「今のままでもう少し生きる」ことだった。作品を作る上での障害となる小脳の腫瘍だけを取り除いたのだ。作品を仕上げた後に洋子はこの世を去る。尊厳死を熱かった回となった。

クイーンの過去に焦点があたった第4話、2月5日に放送される第5話ではジョーカーの過去に焦点があたる。エースに命を救ってもらったジョーカーが金銭的に余裕がない夫婦の助けに応じるのか?妻は若年性アルツハイマー、夫にもどうやらジョーカーが昔患っていたのと同じ病気があるようだ。エースはどんな手段で応じるのか?

番組公式サイトに、ドラマの中心となる3つのセットについての話が掲載された。エースが表の顔として経営している「カーサブランシェ」。どこかの店を借りているかと思われたが、実はすべてセットだという。オペ室はカブトムシの羽をイメージし、アジトは映画『2001年宇宙の旅』にでてくるホワイトルームをイメージしているという。詳細については番組公式サイトに掲載されている。

■前回:第4話ネタバレあらすじ
彫刻家の洋子(美村里江)は脳腫瘍を患い、千代田医科大付属病院に入院している。主治医の染谷(一ノ瀬颯)からは摘出手術は不可能であると告げられた。仮面ドクターズを知らないかと染谷に聞くが、染谷は答えない。洋子は残された時間で最期の最高傑作を作ろうと決意する。ここに来てどんどん素晴らしい作品を作っている。

ジョーカー(藤原竜也)は洋子と6億円で摘出手術の契約を結ぶ。エース(妻夫木聡)は腫瘍が原因で発症した後天性サヴァン症候群であることを見抜く。手術をすれば平凡な才能に戻る。唯一無二の才能を持った洋子の迷いを、クイーン(松下奈緒)は自分のことのように受け止めていた。

洋子の才能が開花したのは5年前で、病気を発症した時期と重なる。才能が無くなれば、全国に美術館を保有する「倉木グループ」の三男で、洋子の才能を最初に見出した黒木(青柳翔)も自分の元を去ってしまうのではとおびえる。

洋子がアトリエで倒れた。遠隔で監視していたクイーンは洋子のもとを訪れ、応急処置をする。そして、自分の話も始めた。洋子の前職は宝石デザイナーで、人工ダイヤの研究もしていた。その研究がうまくいきかけると、命を狙われるようになった。天然ダイヤの利権にからむからだ。生きるために顔も名前も変えて生きて、ここにいると洋子に話す。すべてをなくしたけれど生きているからそれでいいというが、クイーンと洋子は違うともいう。

そこへ恋人の黒木がやってきて「生きてくれ」と頼み込む。エースもくると洋子は「生きていたい」と話した。手術が行われた。手術後、洋子は才能がなくなったことにいらいらした様子をみせ、黒木にも出て行ってほしいと言い出す。黒木がでていった。

1ヶ月後、洋子は車椅子に座り、体調悪そうにしながらも最後の作品に取り組んでいた。実は「生きたい」といったのは「今のままで生きたい」ということだった。作品を作れる最低限の治療として小脳の腫瘍だけを取り除いたのだ。6億の価値はない手術だとしてお金を返そうとするが、洋子は断る。

そして、洋子は作品を仕上げてから死んでいった。その遺作は第30回 フィレンツェ・トリエンナーレ 金狼賞と受賞するほどの作品だった。黒木は花束を手向けた。

■第5話あらすじ
職人・石川智明(小林勝也)の表の顔は町工場の工員だが、実はエース(妻夫木聡)率いる闇医者チームの特殊機械担当のクローバーの顔を持つ。仮面のメンテナンスを頼みに行ったスペード(日向亘)は、クローバーからエースとの出会いや、エースとジョーカー(藤原竜也)の関係を聞く。

そんな折、若年性アルツハイマーを患う渚(小島藤子)とその夫・健二(高橋光臣)と出会ったエースは、手術の交渉をジョーカーに依頼する。お金がない2人だが、ジョーカーに思いもしない変化が訪れる。

1月スタート、「Get Ready!」。出演:妻夫木聡、藤原竜也、松下奈緒、日向亘、當真あみほか。番組公式Twitterアカウントは「@getready_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

TBS日曜劇場「Get Ready!」番組公式サイト

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