「どうるす家康」岡田准一が松本潤(嵐)と相撲対決!最強信長に視聴者釘付け!第4話ネタバレと第5話予告

2023年01月30日12時26分ドラマ
©NHK

1月29日(日)に放送されたNHK大河ドラマ「三河平定戦」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)第4話「清州でどうする!」カリスマ信長役・岡田准一の圧倒的存在感にネットが歓喜!2月5日放送の第5話「瀬名略奪作戦」に松山ケンイチ、山田孝之が“チーム家康”の新たな仲間に。NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



1月29日放送の第4話では織田と手を結んだ松平元康(松本潤)が信長(岡田准一)と相撲で対決した。岡田准一が孤高のカリスマ信長を圧倒的存在感で演じ、弱々しい元康との対比が印象的に描かれた。一度は信長役を断ったが後輩の松本潤を支えたいという気持ちから信長役を受けたという岡田。悪くてカッコいい、そして強いという信長を伸び伸びと演じ、視聴者からは「岡田信長最高!」「岡田准一の殺陣に隙がない」「さすが岡田くん。迫力あるわ~」など支持を集めた。

そして2月5日放送の第5話では、今川氏真(溝端淳平)に対抗するべく、元康が準備をすすめていく。大国今川に、弱小元康がどう立ち向かうか、そして駿府に置いて来た妻・瀬名(有村架純)をどう救出するかが見どころとなる。元康が手を組んだ相手、イカサマ師と呼ばれる男、本多正信役で松山ケンイチが登場。さらに、本多が瀬名救出のために協力を求める伊賀忍者の服部半蔵役で山田孝之が参戦する。果たして元康は瀬名を救い出し、今川を滅ぼすという信長との約束を叶えることができるのか?

■お市が辿った数奇な運命
織田信長の妹として生まれ、「戦国時代きっての美人」という印象が強いお市の方。しかし彼女の人生は戦国時代に翻弄された悲劇のヒロインとして描かれることが多い。浅井長政との政略結婚、浅井長政が信長に寝返ったことで夫を失い、再婚した柴田勝家とは秀吉に攻められ夫と共に自害した。第4話でお市役の北川景子が「戦国の世は愉快」と語るシーンや、柴田勝家や藤吉郎秀吉(豊臣秀吉)がお市に惚れている描写は、その後のお市の人生を予感させるものだった。

そして第4話で描かれた元康とお市の結婚問題。一見、信長が松平と絆を深め、権力を強めるための提案かと思われたが、実は妹のお市が元康を慕っていることを知っていた兄心だったという設定が面白い。さらにお市は幼少の頃、溺れかけたところを元康に助けられたこともあり、密かな恋心を抱いていた設定は、その後、お市の三女である江が後に第二代将軍・徳川秀忠に嫁ぐことで本懐が遂げられるのかと思うと脚本の妙を感じる。戦に憧れ、男であれば戦国が愉快と笑うお市の方は、後々、娘を介して天下を取ったといっても過言ではない、戦国時代の中でも魅力的な女性のひとりだろう。

■前回(第4話)ネタバレあらすじ
今川を裏切り、織田方に寝返った松平元康は、織田信長に会うため清州城へ向かった。清州城のあまりの大きさに家臣一同は圧倒され、事前に鳥居忠吉(イッセー尾形)から礼儀作法の手ほどきを受けた元康は、緊張の面持ちで信長と久々の再会を果たした。挨拶を終えた元康は、信長の家臣・柴田勝家(吉原光夫)の案内で宿舎を訪れる。そこには周りから猿と呼ばれる木下藤吉郎(ムロツヨシ)が待機しており、元康の世話役をとして紹介された。

清州にいても元康の心配事は駿府に置いて来た妻と子の安否だった。石川数正(松重豊)が抜かりなく調べており、今のところ瀬名も子供たちも安全である報告を受け元康も安心した。そこへ木下藤吉郎が信長の相撲相手として元康を呼びにやって来る。信長が圧勝すると思われた試合だが、元康が健闘し、信長を投げ飛ばすも、あと一歩及ばず信長の勝利となった。さらに元康と対戦したいという相手が現われ、仕方なく薙刀で試合をすることになった。今度は元康が相手を突き飛ばし勝利を飾ったが、その相手は信長の妹・お市(北川景子)だった。

お市は織田家で人質だったころ、いつも信長の後ろをついて回っていた小さな女の子だったが、今や男たちが憧れの美人に成長していた。その後、お市の案内で清州が一望できる山まで登った元康は、清州を大きくした信長の功績に驚いた。お市は生き生きとした表情で信長の野望を元康に話し、「乱世は愉快なものじゃ」と言って元康を驚かせた。翌日、正装して清州城へ向かった元康。織田との間に織田を助け、織田は松平を擁護することが記された契約を交わした。元康は今川と和議を結ぶよう提案するが、信長からは今川を滅ぼすよう命じられてしまう。

さらに、信長に呼ばれた元康は、お市と結婚するよう言われ困惑してしまう。元康には瀬名も子供もいる。お市と夫婦になることは考えられなかった。しかもこの数日の間に契りを交わすよう言われ、自分は臣下に下ったわけではないこと、むしろ先の戦では手柄を立てたと主張した。すると、側に控えていた木下藤吉郎が、桶狭間の一戦について種明かしをした。

信長は今川義元をおびき寄せるために大高城を追い込んだが、義元はなかなか助けに来ない。そんな時に元康が兵糧を持って大高城をよみがえらせた。それに安心した義元が出陣したところを信長が討ち取ったのだった。信長の戦法、そしてまさか自分が義元の首を獲ることに加担していたとは思いもよらず、元康は愕然とした。

その頃、瀬名も駿府で厳しい状況に立たされていた。今川氏真(溝端淳平)の側女にさせられようとしていたのだ。ある晩、氏政の寝所に呼ばれた瀬名は元康へのお守りを握りしめていたことが氏真にばれてしまい、怒りを買ってしまう。それから数日後、元康はお市に気持ちを確認した。お市は兄が信頼を置く元康と夫婦になり、兄をもしのぐ強い武将にすると覚悟を打ち明けた。お市が祝言に向け、うきうきしながら準備を進める中、元康のもとに氏真から今川に戻らなければ瀬名の実家、関口家は皆殺しにすると記され、一緒に瀬名の血判状が添えられていた。

「たすけてせな」と書かれた手紙を見るとこみ上げるものを抑えきれない元康。そんな様子を遠目で見ていたお市は、元康に祝言をやめようと提案する。そして、欲しいものは力で手に入れるのだと教えてくれた。元康はお市との結婚を取りやめにしたいと信長に申し出た。約定を破るのかと責められる元康だったが、自分は今川を攻撃し、今川領を勝ち取ると宣言する。こうして、元康は今川氏真と対峙することになったのだった。

■第5話「瀬名略奪作戦」あらすじ
元康は駿府に捕らえられている瀬名を取り戻すことを決意する。そこで家臣の反対を押し切り、イカサマ師と嫌われている本多正信(松山ケンイチ)の妙案に乗ることに。正信は、伊賀忍者の服部一族を使い、瀬名の略奪を計ろうとするが、肝心の統領・服部半蔵は過去の失敗からすっかり自信を喪失しており・・・。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第5話は2月5日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊、阿部寛ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第5話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

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