「警視庁アウトサイダー」第5話で上白石萌歌の“金田一”優香の“遺留捜査”パロ、密かに続いていた“特撮祭り”が話題に!ネタバレと第6話予告

2023年02月03日11時39分ドラマ
(C)テレビ朝日

2月2日(木)テレビ朝日「警視庁アウトサイダー」第5話が放送され、斎藤工と片岡愛之助も“春蘭市”の関係者と判明した。第6話で蓮見が気づく意外な人物とのつながりとは!?予告動画が番組公式サイトで公開、TELASAで全話配信されている。

「警視庁アウトサイダー」は、警察組織の中で異質な存在“アウトサイダー”である元マル暴刑事・架川英児(西島秀俊)、秘密を抱えたエース刑事・蓮見光輔(濱田岳)、新米女刑事・水木直央(上白石萌歌)が持ちつ持たれつ難事件に挑み、それぞれの正義を見出していく超異色の刑事ドラマ。



2月2日に放送された第5話では、次々と驚きの新事実が明かされた。まずは、前回から話題となっていた蓮見の後ろ盾である“お兄ちゃん”の正体が、警部補・羽村(福士誠治)だということが蓮見自身によって架川に明かされた。羽村と蓮見の関係までは語られていないが、10年前に羽村も長野県警にいたことは間違いなさそうだ。

さらに、10年前の長野の春蘭市には、水木一家と、春蘭市が地元だという与党所属の国会議員で元長野県警に在籍していた小山内雄一(斎藤工)も住んでいたという。小山内と警視庁副総監で水木の父・有働(片岡愛之助)が、組織犯罪撲滅に打ち込む理由にも、蓮見の父の冤罪事件が関係しているのかもしれない。

密かに続いていた“特撮ネタ”「ドリアン(仮面ライダーブラーボのモチーフ)を持つ吉田メタル」「デビット伊藤=仮面ライダーディケイド版の響鬼」「暴力団員役のアバレッド・西興一朗」などが話題を呼び、「僕に30分だけ時間をください(遺留捜査)」「謎はすべて解けた(金田一少年の事件簿)」などのパロディも盛りだくさん。倍速視聴が不可能なほど、秒刻みでの小ネタが連発され、笑い続けた視聴者をヘトヘトにさせた。

2月2日に放送される第6話では、架川が長野県春蘭市に乗り込む。10年前のホステス殺人の被害者・歌川チカ(水崎綾女)が勤めていた店『コフレ』を訪れ、古参のバーテンダー・立石錠(正名僕蔵)の情報から、当時の人気ホステス・田並史江(高橋かおり)の存在にたどり着いた架川は、史江から“ある人物”を捜してくれたら、架川の質問に答えると、交換条件を突きつけられて…?

一方、東京に残っている蓮見と水木は、「激レア・アニメグッズ殺人事件」の謎に立ち向かうことに。予告動画には「私、もう事件の大筋見えちゃいました。善意のヤツが怪しいんです。特にテレ朝とか、安易にそういうことするんです」と自慢気な水木のセリフが。果たして次回も水木の大活躍で謎が解かれるのか?第6話に登場する“特撮”ヒーローは?次回も抱腹絶倒間違いなし、期待して待ちたい。

■前回:第5話 ネタバレあらすじ
出頭して自らの罪を洗いざらい告白すると約束していた“マル暴”時代の元上司・藤原要(柳葉敏郎)が何者かに射殺され、架川英児(西島秀俊)はショックを隠せない。藤原を殺した男が、蓮見光輔(濱田岳)の父・梶間優人(神尾佑)の冤罪事件にからんでいることを直感した架川は、光輔から10年前の事件の全貌を聞きだす。
 
光輔によると、10年前、長野県警の生活安全部刑事だった優人がホステス殺人の容疑をかけられたのは当時、県警の会計係長だった”折原大吾”の証言によるところが大きいという。折原は、優人と被害者・歌川チカ(水崎綾女)が愛人関係にあったという根も葉もないデタラメを証言したのだ。殺される直前の藤原から、信濃一家を調べている最中に、とあるリストから折原の存在に行きついたと話していたことも二人の追う事件の首謀者が同じであることを証明していた。

その矢先、管内の雑木林から死後5年ほど経過した若い男の白骨死体が見つかる。まもなく、遺体の身元が暴力団“仁英組”の構成員・楠本貴喜(横山涼)と判明。水木直央(上白石萌歌)は楠本が矢上課長(小松和重)の名刺をもっていたことから、矢上課長を第一容疑者と位置づけるが、矢上は楠本に名刺を渡したのは、彼が裏家業から足を洗いたいと相談されたからだという。

矢上は楠本に、更生して清掃会社を営む元暴力団員・小松崎実(デビット伊東)を紹介したと話す。清掃会社「おそうじ野郎Aチーム」を営む小松崎に聴取すると、楠本は5年前の6月3日に履歴書をもって訊ねてきたと話す。架川、光輔、水木が捜査をはじめたところ、組織を抜けたいと思っていたはずの楠本が、小松崎の会社の評判を落としめたり、6月6日には“仁英組”の組長・玉田をあおって傷害事件を起こさせていたことが判明、矛盾する楠本の行動に3人は疑問を抱く。

そんな中、自身のペン型ボイスレコーダーと直央のペンを取り違えたことに気づいた、架川。水木が2人の秘密を知ったことに気づいた蓮見と架川は、彼女を居酒屋へ呼び出す。水木は誰にも話しておらず、自分には関係ないことだからノータッチでいくと宣言。「蓮見さん、こんなにエモい人でしたっけ。信じられない」と水木は蓮見のなりすましにワクワクしていることを隠しきれない。そんな水木に2人は呆れるが、秘密は守れそうだと安堵する。

蓮見は架川を「兄ちゃん」に会わせる。蓮見を影から援護していたのは、警務部人事課監察係の警部補・羽村(福士誠治)だった。

組長の傷害事件の全貌を調査する3人。楠本が小松崎の会社の評判を落としたのは良かれと思ってやった宣伝が逆効果になっただけのことで、そのせいで清掃会社が経営難に陥った小松崎が暴力団の玉田からヒットマンとして雇われ襲撃事件を起していたことが明らかになる。水木は小松崎が襲撃のさいに無くしたスマホをゴミ屋敷の主・環七のウサイン・ボルトの自宅から見つけ出し、架川と蓮見は鷲見組の敵対組織“一途会”の最高顧問・手嶌春(浅野ゆう子)から玉田と小松崎の情報を得た。

一貫性がないとみられていた楠本の行動は、自分のせいで経営難に陥った小松崎を助けるために、わざと玉田組長を煽って傷害事件を起させて、小松崎の窮地を救おうとしたためだと判明。組長を罠に嵌めた楠本を、リンチし銃殺したのは組の構成員たちだった。

一方、架川と蓮見は信濃一家と関わりのある、小浜美代子(石野真子)の店「わたしの首領」へ出向く。穏やかに行こうと香川は蓮見に告げていたが、蓮見は、美代子に鷲見組の名を出し追及。美代子は2人を追い出し、慌てて信濃一家の当麻組長(鈴木一真)に電話する。しかしその後、何者かによって美代子の店が放火され、彼女は重体に…。

■次回:第6話 あらすじ
10年前の冤罪事件の手がかりを求め、架川は単身、長野県春蘭市に乗り込んだ。その直後、桜町中央署管内では、看護師・今野静香(高橋美津子)が何者かに駅の階段から突き落とされる事件が発生。静香は幸い一命をとりとめたものの、意識不明の状態に。蓮見、水木らが防犯カメラを確認したところ、黒のパーカーとマスクで顔を隠した謎の男が静香を押して走り去っていたことが発覚。だが、静香は元入院患者・白土祐吾(七瀬公)も見舞いに訪れるほど同僚や患者から慕われているらしく、トラブルに巻き込まれている様子はない。

被害者はアニメ『降魔の射手』のアクキーを握りしめていたが、娘の萌(リコ)によると、静香はアニメにまったく興味がなかったという。ところが、スマートフォンの履歴を調べると、彼女は事件直前、『降魔の射手』のファンが殺された半年前の未解決事件を検索していたことが判明。なぜ静香がその事件を調べていたのか?

テレビ朝日 木曜ドラマ「警視庁アウトサイダー」は2023年1月5日午後9時よりスタート。原作:加藤実秋『警視庁アウトサイダー』シリーズ(角川文庫)/主題歌:山下達郎『LOVE'S ON FIRE』/出演:西島秀俊 濱田岳 上白石萌歌 柳葉敏郎 石田ひかり 優香 野波麻帆 長濱ねる 斎藤工 片岡愛之助 /第6話ゲスト出演:正名僕蔵 高橋かおり 七瀬公 高橋美津子 リコ ほか。番組公式Twitterアカウントは「@outsider_ex2023」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「警視庁アウトサイダー」番組公式サイト

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