「相棒21」夫婦円満の秘訣を右京・水谷豊が説く!薫・寺脇康文の妻への思いにほっこり!第16話ネタバレと第17話予告

2023年02月09日10時21分ドラマ
©テレビ朝日

小さなことが気になる右京(水谷豊)と刑事の勘を信じる伊丹(川原和久)は同じところに目をつけていた!「相棒21」2月15日の夜9時からは第17話「定点写真」を放送予定!高校生(寺田心)が写した写真にはいったい何の秘密が?予告動画は番組公式サイトで公開されている。

2月8日に「相棒21」の第16話が放送された。相棒シリーズでは度々登場する「山荘」を舞台とする話だ。第16話では、その山荘に眠る10億の宝石をめぐる話となった。山荘で行われていたのは夫婦カウンセリングだ。自分の取材で「結婚詐欺師」をおいかけたい薫(寺脇康文)の妻・美和子(鈴木砂羽)が無理矢理に薫を引き連れてカウンセリングにゆく。興味津々といった模様で右京(水谷豊)と小手鞠(森口瑤子)もついてゆく。右京は実は40年前の事件解決のために山荘へ行くのだが、妻の取材も右京の捜査も知らない薫だけが不機嫌になり、しまいに妻が取材している男性に嫉妬してしまう。やはり、人情派の薫ちゃんは嘘のつけないいい人なのだ。



夫婦カウンセリングに潜入するために、右京は小料理屋の小手毬と夫婦を称して潜入するのだが、視聴者にはこの二人の息がぴったりと合っているように見える。それもそのはずで、実は、水谷豊と森口瑤子は1993年から2003年まで日本テレビの火曜サスペンスで放送されていた「地方記者・立花陽介」で長年夫婦役で共演していた。

40年前10億におよぶ財宝を盗んだ強盗犯が小さなアパートで殺された。こんな特命係の興味を引く事案はないと伊丹(川原和久)は思うが、自分たちが捜査しているところに特命は来ない。伊丹は「刑事の勘」を頼りに捜査する。すると、ことごとく「もう警察には話した」と言われる。それもそのはずで、実は右京が先回りをしていたのだ。右京の「小さなところが気になる」ところを、伊丹の「刑事の勘」も見逃していないことがわかった。

2月15日に放送される第17話に寺田心がゲスト出演する。14歳になった寺田が高校生役を演じる。子どもの頃の可愛らしさから成長し、なにか秘密を知ってしまった高校生を演じる。

■前回:第16話ネタバレあらすじ
美和子(鈴木砂羽)の一方的な提案で、薫(寺脇康文)とともに自然豊かな山荘に泊まり掛けで夫婦カウンセリングを受けることにした。薫は美和子が怒る理由がわからないが、美和子には逆らえない。その件を「こでまり」で話していると右京(水谷豊)がパンフレットをみて興味を持つ。独身の右京はそのままでは参加できないので、「プロフィールだけ貸してほしい」と小手鞠(森口瑤子)に頼んだ。しかし、なぜか、小手鞠もやってきてしまう。

カウンセラーは、橘志織(銀粉蝶)という女性。右京の興味は、志織がカウンセリングに使っている山荘は、40年前、二人組の強盗が奪った10億の財宝を隠したと噂されていることだ。さらに最近、逃げ続けていた強盗犯の一人が殺害され、その犯人が財宝を探しに山荘に姿を見せるのではないかと推理したのだ。

カウンセリングに参加しているのは、美和子と薫、小手鞠と右京のほかにもう一組いた。年齢差がありそうな男と千春(吉本菜穂子)のカップルだが、まだ結婚はしていないという。実は、美和子はこの男性が結婚詐欺師だとふんで取材にきていたのだ。右京は事件捜査、美和子は取材。しかし、そのことを薫は知らない。嘘がつけない薫に負担をかけないために隠しているのだ。何も知らない薫は美和子の興味が詐欺師の男性ばかりにゆくので、思わず嫉妬までしてしまう。

志織にカウンセリングしてもらっているときに、いろいろ志織に訪ねるが、志織はうまく交わす。右京はこの古い山荘はいろいろ修理しているにもかかわらず、女神像だけが古いまま放置されていることを疑問に思っている。

一方、捜査一課は40年前の強盗犯・竹村が殺された現場のアパートに来ていた。ボールペンで壁になにか書いてあるものがどうしても伊丹(川原和久)は気になる。ダイイングメッセージだと思うが、竹村は30年前に事故にあい半身不随になっていた。芹沢(山中崇史)たちはそれは関係ないという。しかし、刑事の勘を信じる伊丹はある可能性に気がついた。それはヘルパーの千春だ。千春を調べるといくつもの偽名を使っていることがわかった。その中で一つ「鈴木司」という名前が本名だとふんで、司がいたことのあると思われる養護施設に出向く。そこの園長は40年前に3,000万円の寄付を竹村からもらったことを話す。10億の金を奪われた被害者は強欲な男で、とんでもない目に自分もあっていたという。そのため、竹村からお金をもらうことで竹村のことを話さなかったという。

山荘では志織と右京が話をしていた。志織は右京と小手鞠が夫婦ではないと見抜いていた。右京は志織が結婚していないことを指摘する。

美和子は隣の部屋からでてゆく人物をおいかけていた。女神像の前で美和子が見付かりそうになったところ右京がやってきた。さらに薫も追いかけてきた。実は薫があまりにも落ち込んでいたため、右京が美和子の取材のことや自分の捜査のことを薫に話していたのだ。美和子が出て行った後、さらに薫がつけていた。

右京と薫が捕まえたのは、千春だった。実は千春は偽名。本名は司だ。もともとヘルパーをやりながら老人から金をだまし取ったりしていた。各地を転々として偽名を使いながら金を奪っていたが、養護施設に行った際に、竹村が生きている話を盗み聞いて、竹村のヘルパーに潜入した。そして、10億の金のありかを聞いたが、竹村は「女神が持っている」と話した。顔をみられている司は竹村を殺した。そして、山荘にやってきたのだ。しかし、山荘の女神像には宝石はなかったという。捜査一課もやってきて司が捕まり、一緒にいた男性も結婚詐欺で捕まった。

右京と薫は志織に話を聞く。志織は40年前に竹村と強盗をしたのだ。しかし警察に追われて逃げるために二手にわかれた。そのときの約束が10年後に山荘の女神の前での再会だった。10年経っても竹村はやってこなかった。実はそこに向かう途中で事故にあったのだが、志織はもちろんそのことを知らなかった。竹村は金はあったが、志織との思い出の山荘が見えるアパートに住み続けていた。

後日、警察に40年前に奪われた宝石が届いた。右京は「女神が持っている」ではなく「女神が待っている」と竹村が言ったのだろうといった。

■第17話あらすじ
あくどい商売をして多くの人から恨みを買っていたイベント会社経営者の撲殺遺体が、死後3日たって発見された。右京(水谷豊)は、一人の少年がその建物にカメラを向けていることに気付く。調べると、数年前から毎日欠かさず同じ建物の写真がSNSにアップされていた。右京は、薫(寺脇康文)と撮影ポイントへ向かった。

そこにいたカメラを手にした奥山幹太(寺田心)という高校生から話を聞くが、上手くはぐらかされてしまう。その後、幹太の幼馴染みだという杏子(幸澤沙良)に話し掛けられる。しかし、彼女もまた右京たちをはぐらかす。

そんな中、捜査一課が被害者には詐欺仲間がいたことをかぎつけた。いっぽう右京と薫は、写真を通じて幹太と交流がある大塚あゆみ(大野いと)という人気カメラマンからも事情を聞く。

テレビ朝日 10月12日スタート「相棒season21」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒season21」番組公式サイト

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