「リバーサルオーケストラ」瀧内公美が恋のライバル相武紗季に闘志を燃やすが…第5話ネタバレと第6話あらすじと予告

2023年02月09日11時22分ドラマ
(C)日本テレビ

2月8日(水)夜10時より 日本テレビ「リバーサルオーケストラ」第5話が放送され、朝陽と高階フィルとの確執、そして演目変更の理由と初音への想いが明かされた。第6話では、いよいよバレンタイン・ガラコンサートが始まる!予告動画とスペシャル動画が番組公式サイトで公開されている。



「リバーサルオーケストラ」は、超地味な市役所職員で元天才バイオリニストのワケあり主人公・谷岡初音(門脇麦)と、彼女を巻き込む変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭)の2人が、ポンコツ交響楽団「玉響」を一流オケに大改造すべく奮闘する、一発逆転、爽快感バツグンの音楽エンターテイメントだ。

2月8日に放送された第5話では、ポンコツ玉響メンバーに、高階フィルとコンペで争い負けた場合は解散という超難題が突きつけられた。しかし、朝陽の「負けるとは思っていない」という気合に後押しされ、玉響メンバーは奮い立った。

日本の最高峰と讃えられている高階フィルに対する朝陽の冷たい態度が気になっていたが、実は指揮者としてデビューした当初、高階フィルの団員たちから手酷い仕打ちを受けていたことが判明。さらに、高階フィルのオーナー、藍子(原日出子)と三島(永山絢斗)が初音に“ある種の恨み”を抱いていることが明かされ、玉響と高階フィルの対決のうらに様々な思惑が絡んでいることがわかってきた。

加藤雅也が世界的マエストロで三島の父・光太郎役で登場。8 年ぶりに会った息子のコンサートにはまったく興味を示さず、“天才”谷岡初音の演奏を楽しみだとサラリと言ってしまう光太郎…。高名な両親に認められたくて必死に鍛錬を重ねてきた三島が、光太郎に興味を持たれ、ただ音楽が楽しいという初音に嫉妬心剥き出しになるのもしかたのないことかもしれない。

さらにドラマラストで玲緒が公演にはでないといって練習を休んでしまう。恋のライバルだと思ったかおり(相武紗季)が結婚していたことを知りほっとしたのもつかの間、これまでチェロ主席の美女として自信満々の玲緒だったが、昔自分を取材した音楽ライターの小森が自分を覚えてくれていなかったこと、「カルメン組曲」に自分の見せ場がないことに落ち込み、極めつけに朝陽が初音を好きだと思い込んだことで、一気に気力をなくしてしまったのだ。Twitterには玲緒を心配するコメントが多数寄せられた。

次回2月15日に放送される第6話では、そんな玲緒を玉響に呼び戻すために初音と蒼(坂東龍汰)そして朝陽が彼女の元へ。ところが玲緒は「これから合コンに行く」と出掛けようとして取りつく島もない。朝陽は「コンマスとしては大事です。それ以上でも以下でもない」と告げるが、それを聞いた初音は…。一方、本宮(津田健次郎)はまた邪魔をしようと何かを思い付き、三島は初音に挑戦状を突きつけ…。チェロ不在のピンチと本宮の悪巧み…果たして玉響のバレンタインガラは成功するのだろうか!?

■前回:第5話 ネタバレあらすじ
玉響の練習場に突然現れ、朝陽(田中圭)の頭をぐしゃぐしゃになでて再会を大喜びするかおり(相武紗季)に玲緒(瀧内公美)は、メラメラとライバル心を剥き出しにする。かおりの勢いにあぜんとする初音(門脇麦)たちは、小野田(岡部たかし)の報告にさらにどよめいた。

シンフォニーホールとのフランチャイズ契約を懸けて、4月のこけら落とし公演で高階フィルと対決することが決まったというのだ。勝敗は審査員票と観客票で競うという。実力差は明らかだが朝陽はそもそも負けるとは思ってないようで、団員たちも「玉響ファンを増やすためにも、まずは来月の定期演奏会を頑張ろう!」とみんなが気を引き締める。

初音は定期演奏会の演目チャイコンの練習に励むが、どうしても納得のいく音が出せずスランプに陥っていた。小学生の頃はあんなに楽しく上手に弾けていたのにと、初音は自分がもどかしくて仕方ない。

いつもの練習場が本宮(津田健次郎)の嫌がらせで一週間ほど使えなくなってしまった。しかし、朝陽はすぐに練習場所を確保できたと言い、常葉酒造(朝陽の実家)の酒蔵に玉響メンバーたちを連れていく。そして、10日後に横浜で開催されるバレンタイン・ガラコンサートに急きょ参加を決めたと表明、演奏曲は「カルメン組曲」。これまで定期演奏会に向けて練習してきた「チャイコン」ではないことに団員達は戸惑う。

バレンタイン・ガラコンサートには世界一辛口で有名な音楽評論家が出席する注目度の高いコンサート。日本の最高峰・高階フィルにさえも3.5という辛口採点を下した評論家をうならせ、“高階越えを目指す”と朝陽は宣言する。士気高まる玉響メンバーは酒蔵で一週間の集中合宿をすることになった。

かおりも密着取材すると言って大張り切り。20年前に初音を取材したという初日の夜、広間で修介(生瀬勝久)主催の宴会が盛りあがる中、朝陽が酒屋の息子なのに一滴もお酒が飲めないことが判明。さらに、朝陽を音楽の道に導いたかおりには夫と子どもがいることを知った玲緒は拍子抜けする。

そんな中、初音が練習のために宴会を抜けだして酒蔵に行くと、藤谷(渋川清彦)がもくもくとティンパニと向き合っていた。互いに健闘をたたえあい練習に励む2人。しかし、初音は腕に痛みを感じるほど練習に打ち込みスランプも脱せない。

玉響の練習にも熱が入り、『ジプシーの踊り』では、蒼(坂東龍汰)や穂刈(平田満)らソロパートのある奏者は朝陽の厳しいダメ出しに苦戦。一方、朝陽は3つの公演に向けて多忙を極める中、指揮者は体力勝負と日々のランニングを欠かさず、そのストイックさから疲れがたまっていた。

バレンタインガラの演奏曲が「カルメン組曲」になったのが自分のスランプが原因だと思い込んだ初音は、必死にチャイコンを練習するが、焦れば焦るほどうまくいかない。自主練習している初音に朝陽は即刻練習をやめるよう告げる。「そんな顔して弾いてる限り、壁は乗り越えられない。今のあなたには無理です」朝陽の正論だが冷たい言葉にこらえきれなくなった初音は「少しはこっちの身にもなってみろ!冷血漢、鉄仮面、バーカ!」思いっ切り吐き捨てて、その場を逃げ出した。朝陽はぼうぜんとするが、やがて踵を返すとコートを手に初音を追い掛ける。

高台の公園で寒さに震える初音を見つけた朝陽は、彼女にコートを掛けてやり「カルメンをやるのはあなたのせいじゃない、あなたのためです。正確にはあなたのためとも言える」といい、初音のコンディションがどうであろうとバレンタインガラでは最初からカルメンをやるつもりだったことを明かす。音はいいけどまだ殻に閉じこもっている玉響がコンペに勝つためには、他の主席たちがソロで自信をつける必要があった。そうすれば、初音が一人で全てを背負う必要もなくなるのだと。そんな2人の様子を玲緒が覗き見て悲し気な笑みを浮かべる。

そこまで説明した朝陽は今までの疲れがピークに達し、倒れてしまう。初音は香織を呼び出し、朝陽を常盤酒造に連れ帰って看病。ベッドで眠る朝陽の横で、初音はかおりから朝陽の学生時代の話を聞いた。在学中に指揮コンクールで優勝した朝陽は、21歳で高階フィルと共演するが、生意気だったため団員たちの嫌がらせにあい、本番で団員たちは朝陽を無視してコンマスの指示に従ったのだという。

すっかり自信をなくし、音楽をやめるか悩み始めた朝陽は、かおりに誘われて当時小学生だった初音のコンサートに行った。12歳の初音が心の底から楽しそうにヴァイオリンを弾く姿を見て、音楽と生きていくことを決めた朝陽。かおりは「あなたを見つけたとき、嬉しかったと思う」と言う。初音は「…見つけてくれて、ありがとう」と眠る朝陽に声をかけた。

一方、8年ぶりに会った父にまったく興味をもってもらえず不満を募らせる三島(永山絢斗)は、藍子(原日出子)に、自分をこけら落とし公演のゲストコンマスにしてもらえないかと提案する。

翌朝、そんな中、玲緒が次の公演には出ないと言って帰ってしまう…!まさかのチェロ首席不在…バレンタインガラは一体どうなる…!?

■次回:第6話 あらすじ
来週のバレンタインガラに向けた大事な時に、玲緒は公演に出ないと言ったまま練習にも現れない。団員たちの間では朝陽にフラれたからだとウワサが立ち始める。初音は朝陽たちと一緒に玲緒のマンションを訪ねるが、朝陽が好きなのは初音で、モチベーションがなくなったと玲緒は言う。

本宮は玉響がバレンタインガラに出演することを知り、また邪魔をしようと何かを思い付いたようで…。そんな不穏な空気が漂う中、朝陽は練習後に藤谷をある場所へ誘う。そこで藤谷が目撃したのは…!?

日本テレビ水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」は1月11日夜10時よりスタート。出演:門脇麦、田中圭、永山絢斗、恒松祐里、津田健次郎、渋川清彦、原日出子、生瀬勝久、瀧内公美、坂東龍汰、濱田マリ、平田満、前野朋哉、行平あい佳、ロイック・ガルニエ、岡部たか/第5話ゲスト出演:相武紗季 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@reveorche_ntv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「リバーサルオーケストラ」番組公式サイト
◇番組連動「児玉交響楽団」Twitterアカウント  @kodamaorch

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