3月3日公開『ホーリー・トイレット』トイレに落ちたスマホ操作!本編映像解禁!

2023年02月22日16時00分映画

世界中のファンタスティック映画祭を席巻した、空前絶後のバキューム・スリラー『ホーリー・トイレット』、主人公フランクが必死にトイレに落ちたスマホを操作しようとするシーンの本編映像が解禁。



頭部を負傷して意識を失った建築家フランクが、リゾートホテルの建設現場で横倒しになった仮設トイレの中で目を覚ます。記憶の一部が吹っ飛び、この異常な状況がのみ込めないフランクは、トイレの周りに大量の解体用ダイナマイトが仕掛けられ、34分後の午後2時ジャストに爆破が行われることを知る。この非常事態を生き延びるには、誰かに助けを求めるか、もしくは自力で脱出しなくてはならない。ところが右腕に鉄筋が突き刺さって動けないうえに、友人である市長ホルストの邪悪な思惑が明らかになり、時間だけが空しく過ぎていく。刻一刻と爆発のリミットが迫るなか、絶体絶命のフランクに打つ手はあるのか……。

世界中のファンタスティック映画祭を席巻してきた本作の最大の特徴は、仮設トイレ内だけで全編が進行する斬新な設定にある。観る者は孤立無援のフランクが味わう底なしの恐怖と焦燥感、さらに鉄筋が刺さった腕の激痛を、あまりにも生々しい臨場感とともに疑似体験することになる。スマートフォン、アタッシュケース、折りたたみ式の定規などの小道具を駆使したトイレ内部の描写に加え、限られた視界でしか覗くことができない外部の状況の変化もスリルを増幅させる。新人監督ルーカス・リンカーによる変幻自在の演出、ダイナミックなカメラワークと編集テクニックに圧倒されずにいられない。
観客を楽しませることに徹し、過剰なブラックユーモア、スプラッタ、エロ描写をも炸裂させたリンカー監督は、ただでさえ奇想天外なワンシチュエーションのサバイバル劇を、熱狂的な支持者を生むであろうカルトムービーの域にまで押し上げた。とりわけ絶望のどん底でもがく主人公の心の支えとなるかけがえのない“愛”と、便器から猛烈にあふれ出る“汚物”が渾然一体となったクライマックスは、まさに前代未聞。空前絶後のバキューム・スリラーと呼ぶにふさわしい、型破りな怪作がここに誕生した!

トイレに落ちたクソまみれのスマホを掴み取れ!匂いに負けずに妻の電話に出ろ!!
この度解禁された本編映像では、仮設トイレの中で右腕を鉄筋に貫かれた状態で目覚めたフランクが、便器に落ちたスマホに掛かってきた妻マリーからの着信に出ようと、必死で試行錯誤するシーンが切り取られている。便器の汚水の中に手を突っ込みスマホをとろうとするが、腕の痛みと強烈な匂いに阻まれ、スマホを掴み取ることができない。あまりの悪臭に石鹸を鼻に塗り付けるフランク。次は「電話にでろ」と音声操作を試みるが、「音楽をかけますか?」「“お気に入り”をかけます」とうまく反応せず着信に出られないまま留守電へと切り替わってしまう。スマホから流れる妻からの悲痛な訴えを聞きながら、どうすることもできないフランクだった…。果たしてフランクは仮設トイレを抜け出し、無事に妻のもとへたどり着くことができるのか…⁉気になる続きはぜひ劇場でご覧ください!

『ホーリー・トイレット』3月3日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

『ホーリー・トイレット』本編映像YouTube

監督・脚本:ルーカス・リンカー/出演:トーマス・ニーハウス、ギデオン・ブルクハルト
2021年/ドイツ映画/ドイツ語/90分/ビスタ/5.1ch/原題:Ach du Scheisse!/英題:Holy Shit! /日本語字幕:伊勢田京子/PG-12(映倫ロゴ)
提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム/公式HP:holy-toilet.com
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