「金曜リクエストロード-ショー」第6弾は、現代版マイ・フェア・レディ…というにはちょっと古いが1990年公開で、ジュリア・ロバーツの出世作となった『プリティー・ウーマン』（1990）！3月3日（金）よる9時から日本テレビにて放送！番組サイトで予告動画が公開中だ。

本作は、一人のコールガールがある実業家と出会って、徐々にエレガントな女性へに変わり、晴れて彼のステディーになる…という『マイ・フェア・レディ』をベースにした物語。



1988年デビューしたジュリア・ロバーツは本作で、最優秀主演女優賞（コメディ／ミュージカル部門）を獲得、一躍大スターとなった。ジュリア・ロバーツにとっては、まさに地で行くシンデレラストーリーとなったのだ。

本作は「白馬に乗った王子様が迎えに来てくれる…」的な夢を持つ乙女の夢を叶えてくれる映画。コールガールというちょっとダーティーな仕事をしているヴィヴィアン（ジュリア・ロバーツ）だが、屈託のない笑顔でエドワード（リチャード・ギア）の冷めたハートを暖め、エドワードも徐々にヴィヴィアンに惹かれていく…という夢物語だが、見終わったあと（ハッピーエンド）の満足感は最高！ 30年以上前の映画だが、乙女のハートをキュンキュンさせる物語は「普遍」ということを再認識させられる映画である。

20世紀を代表するロック・シンガーのロイ・オービソン（1988年没）が歌う主題歌「オー・プリティー・ウーマン」は1964年に発売されたのだが、この映画に起用されたことで空前のリバイバルヒットとなった。残念ながら映画か公開された時にはすでに、ロイ・オービソンはこの世を去っていたのだが、2004年に発表された雑誌「ローリング・ストーンズ」が選んだ「オールタイム・グレイテス・ヒット・ソング500」では、222位にランクインとなった。今でもこの曲のイントロを聞くと、ジュリア・ロバーツを思い出す方も多いのではないだろうか。

今回放送する日本語吹替えは、山寺宏一（リチャード・ギア）、深見梨加（ジュリア・ロバーツ）が担当する。

■あらすじ
「ウォール街の狼」と異名を持つ実業家・エドワード（リチャード・ギア）は、出張先のロサンゼルスで退屈なパーティーを抜け出し、友人の車でホテルに戻ることに。慣れないマニュアル車に手こずり、車を路肩に止めて途方にくれていた。そこに現れたのがコールガールのヴィヴィアン（ジュリア・ロバーツ）。エドワードはヴィヴィアンにホテルまでの運転を頼み、ロス滞在中の6日間、一晩300ドルで話し相手になってほしいと依頼。ヴィヴィアンにとって夢のような6日間がはじまったのだが…。機知に富むヴィヴィアンは、エドワードの指南でエレガントな女性に変身していく。やがて2人の間に本物の愛が芽生え始める。

【プリティー・ウーマン】（1990）
監督：ゲイリー・マーシャル
脚本：J・F・トートン
出演：リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツ、ローラ・サン・ジャコモ、ラルフ・ベラミーほか
原題：Pretty Woman

◇日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト