映画『ちひろさん』Netflix 週間グローバル3位、日本6日間連続第1位!劇場公開も拡大決定。“有村架純の魅力”メイキングインタビュー解禁

2023年03月03日18時00分映画

2月23日(木・祝)よりNetflixにて世界配信&劇場公開中のNetflix 映画『ちひろさん』が Netflixの週間グローバルTop10(非英語映画)で3位にランクイン!今日の映画Top10では、日本で6日間連続1位!これを受けて、クランクアップ時に撮影した各キャスト、今泉監督のメイキングインタビューが解禁となった。

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Netflixにて世界配信されている本作は、他にも台湾・香港で4日間連続で1位、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、メキシコ、ポルトガル、ギリシャ、フィンランド、チリ、ブラジル、アルゼンチンなど、アジアだけでなく、ヨーロッパ・中東・中南米などの〈37の国と地域〉で今日の映画Top10にランクインとなる快進撃を続けている。(3月2日午前時点)



現在全国4館で公開している映画館でも東京・大阪で満席の上映回が続出し、劇場公開の拡大も決定。ミニシアターを中心にさらに幅広い範囲で劇場公開されることも発表された。

Netflixでの大ヒットの快挙と劇場公開拡大という状況を受け、有村架純は「この作品が日本だけでなく国内を飛び出したくさんの方のもとへ届いてくれていると、ある時知らせを聞きました。作品に参加された皆さん、きっと喜んでいることと思います。」、今泉力哉監督は「映画『ちひろさん』が国や地域を超えて多くの人に届いていること、とても嬉しいです。」、原作者の安田弘之からは「水面の波紋のように音もなくゆっくりと、しかし力強く遠くにまで届く作品になって欲しいと思っていました。この波がどこまで届いていくのかな。さらにこれからが楽しみです。」と喜びの声が寄せられた。

ミニシアターを中心にさらに幅広い範囲で劇場公開される本作。映画館でしか見ることのできないエンドロール後の劇場限定の特典映像も話題となっており、すでにNetflixでご覧になった方も、初めて見る方も、配信とともに、劇場で本作の魅力を味わう観客も後を絶たず、配信と劇場の両方で盛り上がりを見せている。

この度解禁されたメイキングインタビューでは、「共演者・監督が語る、人を惹きつける”有村架純”の魅力とは」「出演者から見た撮影現場での“今泉監督”の佇まいとは」の2種類が解禁。

元風俗嬢の主人公のちひろを演じた有村架純について、今泉力哉監督は実写化にあたり、原作者の安田弘之先生と「性格が根暗な人じゃないとちひろは演じられないよね」と話していたそう。さらに「技術が高いのは分かっていたが、もっともっといろんな引き出しがあるなと思っていた。迷いながら演じていた部分もあったと思うが、それは役に真摯に向き合っていないと起きないこと」と振り返った。豊嶋花は「女優さんとしても、女性としても尊敬しています。最初に会ったときに本当に”ちひろさんみたいだな”」と感じたそうで、有村のお陰で自身の役も演じやすかったという。共演経験のある佐久間由衣は「以前の作品でもみんなを引っ張っていってくれる頼もしい座長だった。今回もいてくれるだけで、本当に心強かった」と話す。リリー・フランキーは「すごい女優さんですよね。仕掛けてくるようなものはないのにものすごく引っ張られる。演技力や人間力含めて、作品が有村さんの持つ世界観になっていく」と有村の演技を絶賛した。風吹ジュンは「奥深い愛情を感じて、自然と自分の愛情に火がつく相手。勝手に愛おしく思ってしまう、愛の対象」と語った。

一方、今泉力哉監督について、有村架純は「妥協しない監督」と語る。「一緒になって考えて、作ってくれる監督。根本がものすごく優しい方なのが現場でもすごく感じられた」と今回の現場を振り返った。嶋田鉄太は「いろんなところを直してくれてやりやすかった」と話し、本作が初演技となったvanは「バジルを演じている私を尊重してくれて、テストや段取りの中で引き出してくれる方でした。すごく優しい作品になるんじゃないかなと感じてます」と振り返った。

今泉作品に多数出演する若葉竜也は「今泉さん自身も言語化できないところにある、人間っぽさや気まずさを抽象的な演出から汲み取って、その理想に近づけるように今回も意識しました」と今泉組常連の若葉ならではの関係性を築いている。

風吹ジュンはこれまでのキャリアで様々な作品に出演した上で、今泉監督の現場を経験して思ったこととして「本当に芝居をよく観て下さっている。吐息まで全部キャッチされているので気が抜けない。映像が本当にお好きなんだなとつくづく感じました。」と振り返り、「かわいい人、不思議な存在。大好きです!」と今泉愛を語ってくれた。

【到着コメント】
有村架純
『ちひろさん』公開から数日が経ち、この作品が日本だけでなく国内を飛び出したくさんの方のもとへ届いてくれていると、ある時知らせを聞きました。
作品に参加された皆さん、きっと喜んでいることと思います。
観てくださった皆様、本当にありがとうございました。
また静かな夜にでも、ちひろさんに会いに来てください。

今泉力哉監督
映画『ちひろさん』が国や地域を超えて多くの人に届いていること、とても嬉しいです。
その心地よさや漂う空気にただただほっこりしてる人。その孤独や寂しさに共鳴して泣いてくれた人。お弁当が美味しそうでお腹が鳴った人。映画と出会ったひとりひとりの心の動き。それは雨上がりの温かな日差しの受け取り方にも似ている気がして、くるりが紡いでくれた主題歌のタイトルが「愛の太陽」であったことにもすごくしっくりきています。
明日もなんとか生きていきましょうぜ。できるだけ、心のままに。 

原作・安田弘之
僕がマンガで生み出したちひろという人間の象徴は「目」です。
その「まなざし」をきちんと再現してくれた今泉監督と主演の有村さん。
ちひろを囲む脇役たちも全員が新しい命を吹き込まれて生きていました。
お弁当や料理も含めて。こんなに痛快で嬉しいことはないですよ。
水面の波紋のように音もなくゆっくりと、しかし力強く遠くにまで届く作品になって欲しいと思っていました。
この波がどこまで届いていくのかな。さらにこれからが楽しみです。

【追加劇場一覧】
~『ちひろさん』追加上映劇場~ ※( )内は上映開始日、書いていないものは未定。
宮城県:フォーラム仙台(3/31~)
栃木県:小山シネマロブレ(3/31~)
埼玉県:イオンシネマ浦和美園(3/10~)
千葉県:イオンシネマ市川妙典(4/7~)
長野県:上田映劇(4/22~)
静岡県:静岡シネギャラリー(4/14~)
新潟県:シネウィンド(5/13~)
京都府:出町座(3/24~)
兵庫県:パルシネマしんこうえん(4/2~)
広島県:福山駅前シネマモード(4/14~)
熊本県:本渡第一映劇(5/6~)
佐賀県:シアター・シエマ(4/21~)
宮崎県:宮崎キネマ館(3/31~)

<クレジット>
有村架純
豊嶋花 嶋田鉄太 van
若葉竜也 佐久間由衣 長澤樹 市川実和子
鈴木慶一 根岸季衣 平田満
リリー・フランキー 風吹ジュン

原作:安田弘之『ちひろさん』(秋田書店「秋田レディース・コミックス・デラックス」刊)
監督:今泉力哉 脚本:澤井香織 今泉力哉 
製作:Netflix、アスミック・エース 制作プロダクション:アスミック・エース、デジタル・フロンティア 配給:アスミック・エース
©2023 Asmik Ace, Inc.©安田弘之(秋田書店)2014

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