【最終回】「リバーサルオーケストラ」田中圭にフラレてもめげない門脇麦がカワイイ!ヨーゼフと“礼ちゃん”も話題に!第9話ネタバレと第10話

2023年03月09日11時00分ドラマ
(C)日本テレビ

3月8日(水)夜10時より 日本テレビ「リバーサルオーケストラ」第9話が放送され、“土井”前野朋哉が二重スパイで3児の父だと判明し話題となった。次週の最終話で、ついに高階フィルと最終対決!玉響は生き残ることができるのか?予告動画とスペシャル動画が番組公式サイトで公開されている。



「リバーサルオーケストラ」は、超地味な市役所職員で元天才バイオリニストのワケあり主人公・谷岡初音(門脇麦)と、彼女を巻き込む変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭)の2人が、ポンコツ交響楽団「玉響」を一流オケに大改造すべく奮闘する、一発逆転、爽快感バツグンの音楽エンターテイメントだ。

3月8日に放送された第9話では、おおかたの予想通り土井(前野朋哉)が実は本宮の妨害工作を防ぐため二重スパイをしていたことが判明。ほっと胸をなでおろした。さらに、土井が結婚9年目の既婚者でカワイイ3人の子供の父だと明かされ、一気に明るいムードに包まれた。

第9話放送後に配信されたHuluオリジナルストーリー「ビハインドオーケストラ」第2話では、幸せいっぱいの土井が恋愛マスターとして蒼に片思いしている奏奈(恒松祐里)に軽快にアドバイスするという。少しづつ蒼との距離を縮めている奏奈の恋の行方も気になるところだ。

一方、朝陽に告白しわけのわからない理由でフラレてしまった初音だったが。一晩寝ただけで復活して果敢に再アタック!前向きに生きていくことを決めパワー全開の初音の可愛らしさにホッコリ。そして、ついに姿を現したヨーゼフの恋人・礼ちゃん(金子隼也)に注目が集まった。Twitterには「あれは間違いなくかわい子ちゃんだ」「さすがにれいちゃん 可愛すぎ」といったコメントがあがり、礼が女性であるかのような、ちょっとしたミスリードもあったが、ヨーゼフと礼ちゃんの仲を自然に受け入れる演出も好感度が高かった。

そして、運命の定期演奏会。本宮の妨害工作で客席を埋めるのに四苦八苦させられるが、たった五席埋まらなかったことなど誤差の範囲。さすがに市議会もこのまま解散ではまずいことになると、こけらおとし公演をかけた対決までは玉響は生かされることになった。

対決相手は日本一のオーケストラ、そして世界的な指揮者・三島光太郎(加藤雅也)と人気ヴァイオリニストのコンマス・三島(永山絢斗)。地元ファンのみならず、広くクラシックファンが集う観客は、どんな評決を下すのだろうか?本日3月9日に横浜みなとみらいホールで行なわれているコンサートのお客さん役のエキストラ募集もTwitterで話題となっている。応募はすでに締め切られているが、玉響、そして高階フィルの生演奏は、是非ともこの耳で聴きいてみたかった…。

次回3月15日に放送される第10話は、いよいよ最終回を迎える。たった4か月前はバラバラだったポンコツオケ玉響と、ステージに立つことすらできなかった天才ヴァイオリニスト・初音が、日本一のオーケストラと一騎打ちの舞台へ!一発逆転のオーケストラ、勝つのは玉響に決まってる!?

■前回:第9話 ネタバレあらすじ
好きな気持ちを打ち明けた初音(門脇麦)に、朝陽(田中圭)は「やめておいた方がいい。僕は、君が思っているような人間じゃない」と答えた。よく分からない理由で、あっさりフラれてしまった初音は大荒れ。連絡を受けた玲緒(瀧内公美)がやけ酒につきあってくれた。しかし、翌朝になると「やっぱり納得できない!」と立ち直り、朝陽への猛アタックを開始する。朝日はグイグイ押してくる初音に戸惑うばかり。

定期演奏会を満席にできないと解散させられてしまう玉響は、練習の傍ら、チケット完売作戦に動き出していた。SNSのキャンペーンを展開したり、来場者プレゼントを用意するなどアイデアを出し合い、事務方の小野田(岡部たかし)もここが自分の頑張りどころだと手製の玉ちゃん着ぐるみを身にまとい宣伝に奔走する。

しかしその裏で、本宮(津田健次郎)による妨害作戦は着々と進み、スパイらしき土井(前野朋哉)も怪しい行動をみせていた。宣伝は実を結び、定期演奏会のチケットはついに全席完売。解散はなんとか免れたと喜んだのも束の間、定期演奏会前日に玉響に激震が走った。

一部のチケットに記載されている開演時間が5時ではなく、6時と記載されていたのだ。本来よりも1時間遅い開演時間では、全席埋まることはない。痛恨の印字ミスかと思われたが…土井が「そんなはずないですよ!」と突然声を上げ、本宮の妨害工作は自分が防いだはずだと主張した。

さかのぼること1カ月前。土井は本宮から高階フィルへの移籍の話を持ちかけられていた。そして、本宮が出してきた移籍の条件は、玉響の情報を流すというものだった。既婚者で幼い3人の子の父である土井にとって、玉響の三倍という高階フィルの給料は魅力的だったが、玉響を裏切るつもりは毛頭なかったため、あえて話に乗ったふりをして、本宮の妨害から玉響を守ろう暗躍していたのだ。

本宮はが響スタッフに成り済まし、チケット会社に開始時間の変更を指示した。その動きに気付いていた土井は先回りして変更を防いだはずだった。ところが、小野田が調べたところ、間違った時間が記載されているチケットは玉響の公式サイトで販売し、地元の印刷所で刷られたものだった。本宮はこの印刷所にも時間の変更を指示しており、土井はそこまではきがつかなかった…。

悔しがる土井に、朝陽は音楽そっちのけで情報戦に首を突っ込んでいたこと叱責。土井は我に返り、みんなに謝罪した。すると朝陽は、明日演奏する『運命』の座席をファーストとセカンドヴァイオリンが対等になる、ベートーヴェンの時代の“対向配置”に変更すると告げた。それは、朝陽がセカンドヴァイオリン首席の土井を信頼しているからこそできたものだ。土井は朝陽の期待に応えようと気を引き締める。

明日の開演前までに、チケット購入者に正しい時間を知らせようと、玉響は大奔走。訂正メールの送信、公式サイトやSNSでの告知を速やかに行い、演奏会当日も、みどり(濱田マリ)の娘・亜美(凛美)やヨーゼフの恋人・礼(金子隼也)ちゃんが駅前や会場周辺で開演時間の周知に努め、当日券も発売する。しかし結局、満席にならないまま開演時間を迎えてしまった。

意気消沈の団員たちに、朝陽は「悔いのないステージにしましょう」と声をかけ、初音も「今日はみんなで思いっきり楽しみましょう!」と前を向いた。客席には、玉響のピンチを知った更紗(鈴木絢音)、そして蒼(坂東龍汰)と工事現場で一緒だった貫井(春海四方)、亜美、礼もたくさんの仲間を連れて見に来ている。そして初音がソロを務める「チャイコン」が演奏された。

コンチェルトが終わると、いよいよベートーヴェン『運命』。休憩時間に客席はほとんど埋まり満席状態に。そして、その力強い音色は聴衆を圧倒。本宮も唸らされる。渾身の演奏に、客席はスタンディングオベーション!盛大な拍手に包まれるが…小野田が集計した結果、たった五席ではあったが満席には至らなかった。

これで玉響は解散と、みなが練習場の後片付けをしていると、定期演奏会の盛り上がりを見た一部の議員から、このまま解散させてしまうと市のイメージダウンになりかねないとの声が上がり、高階フィルとのこけら落とし対決に出演できることになったのだった。

朝陽はこけら落としの演奏曲を、全員が主役になれる「チャイコフスキー交響曲 第5番」に決定した。再び玉響の猛練習が始まった。しかしその裏で、朝陽はひそかに高階藍子(原日出子)の元を訪れ、「よろしくお願いします」と、がっちり握手を交わしていた…。

■次回:最終回第10話 あらすじ
玉響メンバーは、運命のこけら落とし公演に向けて朝陽の厳しい指導に必死に食らい付き、オケのムードは高まるばかり。全体練習の後も、初音は朝陽に呼ばれてマンツーマンで演奏について話し合い、2人だけの時間を楽しんでいた。そんな中、朝陽が高階へ移籍するというウワサを耳にする。モヤモヤが晴れない初音は、三島に会って真相を確かめてみるが、何も知らない様子…移籍の話はただのウワサなのか…?

日本テレビ水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」は1月11日夜10時よりスタート。出演:門脇麦、田中圭、永山絢斗、恒松祐里、津田健次郎、渋川清彦、原日出子、生瀬勝久、瀧内公美、坂東龍汰、濱田マリ、平田満、前野朋哉、行平あい佳、ロイック・ガルニエ、岡部たかし ほか。番組公式Twitterアカウントは「@reveorche_ntv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「リバーサルオーケストラ」番組公式サイト
◇番組連動「児玉交響楽団」Twitterアカウント  @kodamaorch

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