チェ・ミンシク主演、カジノ王となった男の波乱万丈の人生を描いたディズニープラス スターで配信中の韓国ドラマ「カジノ シーズン2」。3月8日に公開された第6話のあらすじや見どころを振り返ってみよう。

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「カジノ」は貧しい幼少時代を経て激動の時代の中で違法カジノで財をなしながらも全てを失った主人公、チャ・ムシクの再起を賭けた波乱万丈な人生物語だ。シリーズ各話のあらすじと見どころは【「カジノ」シリーズを2倍楽しむ】でまとめている。

■第6話「復帰」あらすじ
ヤン・サンス（イ・ジェヨン）に目をつけられて呼び出される事を知ったムシクはじきじきにサンスのもとを訪ねる。不意を突いて牽制したムシクの前ではサンスもただ、謝罪をするほかなかった。

仲間を招集して夕食を共にしたムシクは、彼の不在中に仲間の間でジョンパル（イ・ドンフィ）に対する不満が溜まっていた事を知り、彼らの待遇を向上させると約束。

その頃、スンフン（ソン・ソック）のもとには思わぬ来客が訪れる。事件から一年も経った今、襲撃と大金強奪の犯人に関する情報を持ち込んだのはサング（ホン・ギジュン）。事件で死んだフィリップ（イ・ヘウ）は、サングが業界に誘い込んだ弟も同然の存在だったのだ。警察によって消された犯行現場の防犯映像の原本を探す代わりに、ムシクを捕まえろというサング。それにも気づかず、チン社長（キム・ジュリョン）のサムギョプサル店の防犯カメラを盗ませたムシクは韓国に逃げたチルグ（ソン・ヨンギュ）を含む会長殺害の黒幕3人に迫っていく。

スンフンもまた、ムシクを訪ねると復讐を思いとどまるように警告。一度は立ち去ったものの、警察の仲間を引き連れて現れた彼は、ジョンパルを指名手配されている友人の共犯の容疑で逮捕。どうする事も出来ないというムシクだが、ビックボス「ダニエル」に二人の釈放を頼み込む。また、会長殺しには内部の裏切り者がいる事も明かす。

こうして友人と共に釈放されたジョンパルは、ムシクの警告を無視して、友人がムシクに渡そうとしていた謝礼の大金をくすねようと画策する。

任期を終え、韓国に戻った後も引き続き事件の真相を追い続けていたスンフンにとって、殺人の実行犯ではなく殺害を命じた教唆犯のみを有罪にした前例が無いことが捜査のネックになっていたが、奇しくも教唆犯のみが有罪判決を受ける判例が生まれ、捜査に希望の光が差し始める。

店を売りに出し、復讐の恐怖から家にこもっていたチン社長のもとに何者かが訪れる。尋ねても名乗らない不気味な来客に咄嗟に発砲を繰り返すチン社長だが…。

■見どころ
帰還以降、殺人の真犯人3人への反撃を始めた主人公ムシク。一方のスンフンもまた、任期を終えて韓国に帰国した後も殺人事件の背後にある真相を追い続ける様子が描かれた。ここでキーワードになりそうなのが「教唆犯」だ。実際に殺人を犯した実行犯ではなく、殺害するように命じた人物を指す言葉だが、チルグやチン社長らが会長殺害事件の教唆犯であると同時にムシクもまた、フィリップやソジョン（ソン・ウンソ）襲撃殺害事件の教唆犯として疑われている状態だ。

更にムシクの組織の内部の人間関係にも変化が現れて始めている様子が描かれた。前回から描かれたジョンパルの離反だけでなく、サングがスンフンにムシクの逮捕を頼むという意外な展開に目を引かれた。

終盤では復讐に怯えるチン社長が訪れた何者かに銃を乱射する描写があるが、果たして来訪者の正体は何者なのか？チン社長は来訪者を殺してしまったのか？次週に繋がる気になる展開だ。本作も残すところあと2話。事件の真相究明と復讐、裏切り…大金に惑わされ敵も味方も判別がつかない状況でどのような展開が待ち受けているのか期待が深まる。

「カジノ シーズン2」はDisney+ (ディズニープラス)スターにて2月15日に初回3話を配信開始、以降毎週水曜日に1エピソードずつ追加配信予定だ。

■スタッフ
監督・脚本：カン・ユンソン「犯罪都市」

■キャスト
チャ・ムシク：チェ・ミンシク『オールド・ボーイ』『悪魔を見た』「新しき世界」
オ・スンフン：ソン・ソック「私の解放日誌」「恋愛体質〜30 歳になれば大丈夫」
ヤン・ジョンパル：イ・ドンフィ「恋のスケッチ〜応答せよ 1988〜」
ソ・テソク：ホ・ソンテ「イカゲーム」
ほか

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【作品詳細】【「カジノ」シリーズを2倍楽しむ】

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