イ・ソンギョン「彼の寂しさを少し減らしてあげたいだけ。それが何なの?」…「愛だと言って」第7・8話ネタバレあらすじ

2023年03月17日14時30分ドラマ
© 2023 Disney and its related entities ディズニープラス スターにて独占配信中

ウジュ(イ・ソンギョン)とドンジン(キム・ヨングァン)がそれぞれ相手への自分の想いに気づく!Disney+「スター」で15日に独占配信した韓国ドラマ「愛だと言って」(全16話)の第7話と第8話の見どころと各話のネタバレあらすじを紹介しよう。

「愛だと言って」は、復讐劇で結ばれた2人の男女が互いを理解しながら変化する姿に、感動とときめきを抱かせるロマンチックメロドラマだ。
「愛だと言って」会見レポート&写真


■キャスト
ハン・ドンジン:キム・ヨングァン
シム・ウジュ :イ・ソンギョン
ユン・ジュン :ソンジュン
カン・ミニョン :アン・ヒヨン
シム・ヘソン :キム・イェウォン
 ほか

■見どころ
前回道で偶然出会ったドンジンとジグ。今週はジグがキーなんとなる。まずは、第7話でちゃっかりドンジンのマンションで居候することになったジグは、「どことなく影があるドンジンは何かと世話を焼きたくなる。だからウジュが好きになったんだ」と、ドンジンに聞こえよがしに呟く。

また、酔いつぶれたウジュをドンジンに迎えに行かせるのもジグ。さらに、ドンジンの部屋で1枚の写真を見つける。そこにはドンジンと母親ヒジャ(ナム・ギエ)、キャンプ場社長のユン・デウン(チェ・ジョンウ)が映っていた。デウンと言えば、少年だったドンジンにキャンプの面白さを教え、現在ドンジンが暮らしているマンションの部屋の持ち主でもある。何かとドンジンを気遣うデウンとドンジンの関係は?まさか、ヒジャの何番目かの夫かも…。

今回一番の見どころは、随所であかされるドンジンとウジュの想い。特に7話ラストでジュン相手にドンジンへの揺れる想いを吐露するウジュ。イ・ソンギョンの演技は鳥肌ものの素晴らしさだ。演出でもドンジンとウジュが並んで歩く距離感に変化をつけたり、第8話でドンジンがジグに頼まれて酔ったウジュを迎えに行く場面。ゆっくり歩くドンジンの歩みが、やがて駆け足になるも見逃せない。

8話ではウジュたちの亡き父の遺言状がどこかにあることも判明する。ヒジャの新恋人が必至でそれを捜し、ヒジャは誰にも見つからないところに保管したという。これが家を取りもどすカギを握るのかも。さらに、謎に包まれたジュンの家庭環境も少し明かされる。

愛だと言って© 2023 Disney and its related entities ディズニープラス スターにて、2月22日(水)より独占配信開始

■第7話
伯母からヒジャ(ナム・ギエ)が、自分たちが住んでいた家を売却せず、そこで暮らしていると聞いたウジュ(イ・ソンギョン)は、怒りに震えて家に駆けつける。だが、ヒジャは門を開けずに警察に通報。一方、クムナラ不動産から追い出された家族の次女が姿を見せたと連絡を受けたドンジン(キム・ヨングァン)が家に駆けつけるが、すでに次女の姿はなかった。ドンジンはそれがウジュだとはまだ知らない。

ウジュは身元引受人となってくれた伯母から、ヒジャの息子ドンジンが、クムナラ不動産に何度も足を運び、「ヒジャに代わって家族に謝罪し、何とか家を返すために母を説得する」と伝えてほしいと頼んでいたことを知る。そんなドンジンに復讐をしていたことに罪悪感の涙を流すウジュ。

そんな中、チェソン展覧からプロジェクトを奪ったシヌ展覧のシン社長は、あてにしていた投資家カン・ミニョン(アン・ヒヨン)と連絡が取れずに焦る。

その夜、ウジュはドンジンへの罪滅ぼしのために、ミニョンを待ち伏せしてマンションから出ていくよう迫る。ところが、ミニョンから強引に誘われて一緒に酒を飲み、泥酔した彼女を負ぶってそのまま彼女の部屋で泊まる羽目に。

ミニョンのせいでモーテル暮らしをしていたドンジンだったが、道でジグ(チャン・ソボム)と遭遇したおかげで、彼と共にマンションに戻っていた。ジグはキャンプがきっかけで歌手を目指したことを話す。ウジュの「あんたはきっと乗り越えられる」(6話)という言葉に勇気をもらい、彼女の弟ジグのギターの弾き語りに癒されたドンジンは、キャンプの楽しさを教えてくれたユン・デウン(チェ・ジョンウ)に電話する。

翌朝、マンションのエレベータで出くわしたウジュとドンジン。コーヒーを飲みながらミニョンとの昨夜の経緯を正直に話したウジュは、なぜそんなことをしたのかと聞くドンジンに「ただそちらにあのマンションで穏やかに暮らしてほしいから」と答える。そして会社が持ち直したら話したいことがあるとも。

一方、ウジュが外泊したと知ったジュン(ソンジュン)は、チェソン展覧に出向く。そこでドンジンと一緒に出社するウジュを見かける。厳しい表情のジュンをビルの影に連れて行ったウジュは、ドンジンとは偶然会っただけと言い訳する。「俺はお前を過小評価していた。どうしようもないな」とあきれて立ち去るジュン。

会社で、ドンジンの視線が度々ウジュの姿を追うのに気づいたチェ・ソヌ(チョン・ソクホ)は、「お前、いつからシム・ウジュを好きになったんだ?」と恋心に気づかせる。マンションに帰ったドンジンはエレベータでミニョンと出くわし、マンションを出ていくという彼女に「もう、君のことは全く気にならないから、マンションから出ていくことはない」と告げる。

退社後、ジュンを呼び出したウジュは、ドンジンへの想いを終わらせるから、少し待ってほしい話す。「相手はお前が一番憎む女の息子だぞ」と興奮するジュンが、ウジュの母に電話したというと、ウジュは「私はただ、試験を辞めて家出したジグより、私に干渉するあんたより、年下の男と付き合うヘソンより、病気の母親より、彼の方が少し心配なだけよ。彼の寂しさを少し減らしてあげたいだけ。それが何なの?」と、ドンジンへ揺れる思いを口に出してしまう。


愛だと言って© 2023 Disney and its related entities ディズニープラス スターにて、2月22日(水)より独占配信開始

■第8話
酔っぱらったウジュは公園のベンチでうたた寝。ジグからそのことを聞いたドンジンは、ジグの代わりにウジュを迎えに行く。目の前にドンジンがいることに驚くウジュは、17歳の時に浮気した父に思い知らせようと事故を起こしたが、結局それによりアーチェリーを辞めることになってしまったと、自身の浅はかな行動を打ち明ける。そんなウジュに「君の方が大きな傷を負った。最低ではなくそうなるとは知らずにしたことだ」と労わるドンジン。ドンジンへ揺らぐ気持ちを抑えようとウンジュは「それでも、決して私を好きにならないで」と意味深なお願いをする。

そんな中、ドンジンはシン代表があてにしていた投資が受けられず資金難に陥り、貸館料の中間金も未払いで、苦境に立たされているという情報を得る。焦るシン社長はミニョンを探し回るが見つからない。

ウジュの意味深な言葉が気になるドンジンは、新プロジェクトの協力者でもある後輩カン・グン(ヨン・ジェヒョン)に「決して好きになるな」という言葉の意味を問い、「気持ちがわかっているから告白するな」という拒絶の意味だと教えられる。

ドンジンが自分への想いを断ち切ったと気づくミニョンだが、彼女の方はドンジンを忘れられずにた。実は、ミニョンがドンジンに別れを告げたのは、彼の下劣な母親ヒジェのせいだった。それでもドンジンが「努力する」の一言があれば別れを告げることをしなかったが、ドンジンは積極的に出なかった。

当時の決断を後悔するミニョンは、ドンジンの部屋のベルを鳴らし、半分開いたドアに別れを告げた本当の理由を明かして部屋に戻る。だが、ミニョンの告白を聞いたのはジグだった。

想いが叶ってスホと付き合い始めたヘソンは、年下カレとのジェネレーションギャップに戸惑う。帰宅してそのことを指摘されたヘソンはへそを曲げる。後日、ご機嫌取りをして何とか、恋人として両親に会ってほしいと説得に当たるジュン。

一方、ドンジンはクムナラ不動産から、またあの家の次女が訪ねて来たと電話で知らせる。「家はもう諦めた。これ以上この問題でもめたくないから、捜さないでくれ。私たちはいいところに引っ越して幸せに暮らしている」と伝言を頼まれたと。

会議室でウジュと二人になったドンジンは、取れかかったボタンをつけてくれたことに礼を言って、今後はこうしたことはしないでほしいと頼む。

シヌ展覧に移籍したチャ・ヨンミン(ソ・ドンウォン)は、キム・ユリ(ソンリョン)からウジュがまだチェソン展覧で働いており、ドンジンと親密な仲だと聞き驚く。

シン社長はミニョンのマンションを突き止め訪ねるが、ミニョンは居留守を使う。それでもあきらめないシン社長は、マンションの前でミニョンが出てくるのを待つ。

チェソン展覧で会食をするが、ウジュはほかの社員と親睦を図りたくないからと参加しないで一人退社する。会食の後、ドンジンと2人で酒を飲むソヌは、なぜウジュと付き合わないのかと聞く。気軽に付き合えというソヌに、「二度と傷つきたくない。二度を捨てられたくない。だから自分を守っているんだ」と答えながらもウジュに揺れている心を認める。

マンションに帰ったドンジンは、すれ違ったミニョンに「酒を辞めろ。もういいから」と背中を向ける。ミニョンはその背中にしがみつき、その姿をシン社長が認め、近づくこうとするシン社長の行く手をウジュが塞ぐ。


重いテーマを抱えて始まったドラマはややもすると「辛気臭い作品」になりがちだが、キャスト陣の名演技、秀逸な演出と胸を打つセリフに、早くも名作の予感。いよいよ“復讐”編から“ロマンス”編へと突入!次回が楽しみだ。切なくも心温まる男女の愛の物語「愛だと言って(原題:사랑이라 말해요)」は、毎週水曜日午後5時頃より2話連続で「Disney+ (ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて独占配信中だ。第9話、第10話は22日。

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