【最終回ネタバレ】「リバーサルオーケストラ」田中圭と門脇麦も“ずっと一緒”のハッピーエンド!第10話

2023年03月16日11時45分ドラマ
(C)日本テレビ

3月15日(水)夜10時より 日本テレビ「リバーサルオーケストラ」最終回第10話が放送された。運命のこけら落とし公演開幕!ところが、朝陽が現れず…。関連動画とスペシャル動画が番組公式サイトで公開されている。

気になる視聴率は、初回から6.8%、6.6%、6.2%、6.3%、6.5%、6.3%、6.7%、6.6%、6.4%と順調に推移し、最終回の視聴率は発表がありしだい紹介させていただく。最終回では放送中からTwitterトレンド1位を獲得。素晴らしいオーケストラの演奏に聴き惚れる視聴者が続出した。



「リバーサルオーケストラ」は、超地味な市役所職員で元天才バイオリニストのワケあり主人公・谷岡初音(門脇麦)と、彼女を巻き込む変人マエストロ・常葉朝陽(田中圭)の2人が、ポンコツ交響楽団「玉響」を一流オケに大改造すべく奮闘する、一発逆転、爽快感バツグンの音楽エンターテイメントだ。


3月15日に放送された第10話で、玉響は運命のこけら落とし公演に向けて猛レッスンを重ね、朝陽が満足するまでに成長を遂げた。ところが、公演当日、朝陽が会場に現れない。実は、この公演に出演するために、当日自分は指揮を振らないと高階と取引をしていたからだった。

代わりに指揮者に指名されたのは初音。このまま初音が指揮を振るのかと思いきや、初音はここでも走り出し、なんとか朝陽を会場まで連れてくると、玉響メンバー全員で朝陽を説得する。朝陽はもう一度高階に頭を下げることになるのだが、意外にもあっさりと承諾されてしまう。日本のクラシック音楽文化を広めたいと願っているのは高階も同じ。互いにつぶしあっていては未来はないということなのだろう。

こけら落とし公園の結果は、僅差で玉響の勝利!くやしがるのは、本作で唯一の悪役となってしまった本宮市議だが、彼もまたクラシック音楽に心惹かれ始めている様子、魅力的すぎるイケボも相まって最後まで憎めない存在だった。登場人物たちそれぞれがキャラ立ちし、オケが団結していく様子も胸アツ。回を重ねるにつけ、玉響の応援に力が入った。

玉響は存続が決まり、高階に移籍予定だった朝陽がドイツに戻ることもない。これでずっと一緒にいられると、素直に喜ぶ初音に、朝陽は「考えます」とつれない返事をしながらも、初音とつないだ手を離さなかった。視聴者は、2人の恋のハッピーエンドを予想させるラストシーンに、ホッコリさせられた。

最終回放送終了後に配信されたHuluオリジナルストーリー「ビハインドオーケストラ」第3話“同居解消セレナーデ”では、いつのまにやらいい雰囲気になっていた、蒼と奏奈のその後が描かれている。次回作を期待しながら、Huluでドラマを振り返るのも良いかも。

■最終回第10話 ネタバレあらすじ
負けたら解散、運命のこけら落とし公演に向けて練習に励んでいく玉響は、朝陽(田中圭)の厳しい指導にも必死に食らいついていく。練習後も朝陽と初音(門脇麦)は演奏曲「チャイコフスキー交響曲 第5番」の解釈や表現方法を話し合う日々。

朝陽と2人きりの時間がもてて嬉しい初音だが、土井(前野朋哉)から朝陽が高階へ移籍するというウワサを聞く。スパイとして高階側と密会していたとき、本宮市議(津田健次郎)が「常葉さんももうすぐ高階に来る」と言っていたというのだ。さらに土井は、最近になって朝陽が高階フィルと接触している場面も目撃していた。

初音は朝陽の携帯に高階藍子(原日出子)から着信が来ているのもを目にしてしまい、モヤモヤが晴れない。初音は思い切って三島(永山絢斗)に会って真相を確かめてみるが、「それはないでしょ。こけら落とし終わったらドイツ帰るんでしょ」と、三島は何も知らない様子。そんな三島は自分の実力について悩んでおり、初音が三島の持ち味は「人を思いやれる優しさ。だから皆に好かれている」なのだと伝えると、三島は表情を和らげた。

公演前日。オケノ完璧な仕上がりに満足した朝陽は「明日は、堂々と誇りを持って、玉響の音楽を聴衆に届けましょう」と、玉響メンバーたちを鼓舞。

ところが、公演当日。朝陽は新設されたシンフォニーホールに現れない。実は朝陽はこけら落とし公演に玉響を出演させるために、高階の常任指揮者になる約束をし、さらに当日指揮を振らないという取引をしていたのだ。そして、朝陽の代わりの指揮者に初音を指名していた。

メンバーたちは戸惑い、初音はそれではダメだと朝陽をよびに駆けだした。演奏の順番をなんとか変更してもらい、朝陽に指揮をしなくてもいいからそばで聞いてほしいと会場に連れ出した初音。ところが、会場につくや、玉響メンバーは控室に立てこもり、朝陽が指揮をしなしなら、出演しないと言い出した。

「もう1人で抱えないでください。私たちはオーケストラです。あなたじゃなきゃダメなんです」と朝陽に言われてきた言葉をそのまま返す初音。朝陽は覚悟をきめ、高階に約束をやぶってしまうが指揮をさせてほしいと頭を下げた。高階は微笑して承諾、機転を利かせた母・康子(石野真子)はステージ衣装を持って現れ、初音は朝陽に指揮棒を渡した。

そして玉響の壮大な「チャイ5」が演奏された。息の合った素晴らしい演奏に本宮も息を呑む。そして審査発表。審査員の4票と観客の1票で結果がでる。審査員票は高階フィル2票、玉響2票とタイ。観客票の結果でどちらが勝利か決定することに。観客票は、高階フィルが1002票、玉響は1007票!玉響が勝利した!

三島は父・光太郎(加藤雅也) にこれからは「自分で自分を誉めてやろうと思う」と決意を語る。すると、光太郎は嬉しそうに「大事なのは自分が自分の演奏に納得できるかだ。…求めてくれるオーディエンスがいること、それが全てだ」と告げ、「一緒に演奏できて楽しかった。またやろう」と告げる。

玉響の存続が決定し、喜び合う初音たち。蒼(坂東龍汰)と奏奈(恒松祐里)もいつのまにやらいい雰囲気に。初音は朝陽がドイツに戻らないことを確認し、玉響でこれからもずっと一緒にいられるかと訊ねる。朝陽は「考えておきます」といい、「帰りましょう」と初音に手を引かれて、玉響へ向かう。

日本テレビ水曜ドラマ「リバーサルオーケストラ」は1月11日夜10時よりスタート。出演:門脇麦、田中圭、永山絢斗、恒松祐里、津田健次郎、渋川清彦、原日出子、生瀬勝久、瀧内公美、坂東龍汰、濱田マリ、平田満、前野朋哉、行平あい佳、ロイック・ガルニエ、岡部たかし ほか。番組公式Twitterアカウントは「@reveorche_ntv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「リバーサルオーケストラ」番組公式サイト
◇番組連動「児玉交響楽団」Twitterアカウント  @kodamaorch

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