【最終回】「罠の戦争」杉野遥亮が“怪文書”犯人だった!闇堕ち草彅剛はバッドエンドを回避できるのか!?第10話ネタバレと第11話予告

2023年03月21日11時25分ドラマ
ⓒカンテレ、フジテレビ

3月20日(月)カンテレ/フジテレビ「罠の戦争」(毎週月曜、よる10時)の第10話が放送され、眞人(杉野遥亮)が鷲津亨(草彅剛)に復讐を仕掛けていたことが明らかにされた。次週はついに最終回!亨はこのまま悪者として退場してしまうのか!?予告動画が番組公式サイトで公開。カンテレドーガ、FOD、Netflixで全話配信されている。

「罠の戦争」 は、草彅剛が主演を務めた「銭の戦争」(2015年)「嘘の戦争」(2017年)に続く“復讐シリーズ”の第3弾。愛する家族を傷つけられた議員秘書・鷲津亨(草彅剛)が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快なエンターテインメント作品。



3月20日に放送された第10話で、亨は怪文書をまわした犯人が、幹事長を退いた鶴巻の仕業だとにらみ、鶴巻を徹底的に追い込むためにゼネコンとの癒着の証拠さがしにやっきになる。これまで行なってきた人助けの時間を削り、人々から寄せられる陳情に見向きもしなくなった亨は、これまで自分を支えてくれた人々のことさえもおろそかにするようになってしまう。

何のために政治家になったのか、誰のために力が欲しかったのかを忘失し、私利私欲にしか目がいかなくなってしまった亨。ここまで昇りつめてきた過程でも度々卑怯な方法をとってはきたが、それは“犯人探し”という目標があったからこそギリギリ許されていたこと。亨の豹変ぶりに周囲は引くばかり…なのに本人はそれに気づいてさえもいない。自分が力を持てたのは、周囲の人々のおかげだということさえ忘れてしまったのだろうか。

亨演じる草彅の渾身の演技にTwitterでは「やばい目がいってる、鷲津の目が怖すぎる」「つよぽんの演技力怖すぎる」「怖い、怖い、怖い。つよぽん。怖い。そして最終回どうなるの」といったコメントがあがり、「どんどん政界の悪しき人になっていく様は見てて心が痛む」「気づかないうちに自分が自分にかけてしまっている罠、一番恐ろしい」「戻ってきて」と亨の豹変を嘆き悲しむコメントも寄せられ、視聴者からは、このまま闇堕ちのバットエンドなるのではないかといった不安もあがっている。

次週3月27日に放送される第11話の最終回で、闇堕ちした鷲津亨は、息子・泰生(白鳥晴都)の事件をきっかけに永田町にはびこる悪しき秩序を排除するため、そして弱きものの代弁者となるために、国会議員になったことを思い出すことはできるのだろうか?そして、亨をこれまで支えてくれた人々と和解し、信頼を取り戻すことはできるのだろうか?そして、亨がしかける“最後に仕掛けるデカい罠”とは?

■前回:第10話 ネタバレあらすじ
亨(草彅剛)は内閣総理大臣補佐官に抜擢され、総理お墨付きの議員として躍進するが、週刊誌に政治資金規正法違反の疑いがとりだたれ、政界内には怪文書が出回るなどし、亨は自分が“恨まれる”側になってしまったことを知る。

亨は犯人が鶴巻(岸部一徳)の私設秘書になった虻川(田口浩正)だと目星をつけ証拠をつかもうと躍起になる。そんな中、竜崎総理(高橋克典)に呼び出された亨は、近々厚生労働大臣のポストが空くと知らされる。亨は力が欲しいと竜崎に告げ、一線を退いた後も幹事長然とふるまう鶴巻をさらに追い込むと宣言する。

事務所に戻った亨は、陳情にやってくる支持者たちをかまわず、怪文書の犯人をただちに特定するように要求し、貝沼(坂口涼太郎)、蛍原(小野花梨)、眞人(杉野遥)ら秘書たちを戸惑わせる。

亨は熊谷記者(宮澤エマ)に会いに行き、パワハラ支持者の記事を握り潰したことを謝り、以前熊谷が追っていたという鶴巻とゼネコンの癒着の情報を貰えないかと頼む。後日、熊谷は亨の留守の間に資料を届けにくるが、蛍原に亨のことはもう信用していないと告げる。蛍原も上に行くことばかり優先するようになった亨に不審を抱いていた。熊谷は本当は亨に資料を渡したくはなかったが、鷹野(小澤征悦)の頼みを聞き入れて情報を渡したのだった。

権力に執着するようになった亨は、可南子(井川遥)がNPOに相談しにきた女子大生について話にも耳を貸さず、秘書時代よりも家にいる時間が減り、家族との時間は皆無に…。

九州空港建設をめぐり鶴巻の次男のコンサルティング会社に5億もの不正な現金が流れている証拠をつかんだ亨は、竜崎総理の元を訪れると、このネタを渡す代わりに厚生労働副大臣のポストを要求する。竜崎は写真を一枚預かると、一晩考えさせてくれと言う。

翌朝。鶴巻の引退がネットニュースに流れる。緊急会見で引退を発表するというその場に亨は足を運び、鶴巻が自分の影響力を残したまま政界を去ったことを知る。

竜崎に呼び出された鷲津は、竜崎と鶴巻の間で今後の話がついたことを告げられる。竜崎は亨が調子に乗りすぎていること、交換条件まで出したことはやりすぎで不快だと言い、権力という魔物に取り憑かれているのは亨も一緒だと批判。そのうえ、副大臣のポストには鷹野が就任すると告げ、怪文書の犯人もみつけられない亨を非難した。

失意の亨は、鶴巻の辞任でまたも失職した虻川に、怪文書の件は自分ではない、亨を恨んでいる人間はもっといると囁かれる。怪文書の犯人探しを優先するよう亨に言われた蛍原が、ほかに優先すべき仕事がたくさんあると言い返すと、亨は蛍原をつい疑ってしまう。亨はその場をとりつくろうが、疑念は晴れず…。帰宅後、自宅で話をしようと待っていた鷹野をも怪文書の犯人と疑い追い返してしまう。

「どうしちゃったの!」と問う可南子に、「永田町の論理もこの世界の厳しさもわかってない」と怒鳴り返す亨。2人の口論をきいて部屋から出てきた泰生は亨に「カッコ悪い…最低」と冷たく告げた。

翌朝、亨が事務所をに行くと、次の怪文書がドアの隙間から差し込まれていた。亨は文書を読んで怪文書の犯人が誰だったのかに気がつく。亨はその人物に電話をかけて呼び出す。

現れたのは、眞人だった。怪文書の最後に「竹に似て、しなやかで折れない鷲津は、今や権力という花に夢中」と、亨と眞人しか知り得ない話が書かれていた。眞人はこれ以上、誰かが疑われるのは悪いと思い、自分が犯人だとわかるようメッセージを残したのだ。眞人は続けて「竹はめったに咲かない花が咲いた後、一気に枯れる。竹林ごとなくなる」といい、権力の闇の呑まれてしまった亨の未来を予言する。

眞人は、しばらく前に亨の机の引き出しの中にある兄の陳情書を見つけていた。兄の復讐相手が亨だと知ってショックを受けたし、自分に話してくれないことも許せなかったが、弱い人たちのために必死に働く亨を支えようと思い黙っていたのだという。その方が亡き兄も喜ぶと思ったからだ。しかし、たった半年で亨は変わってしまった。「上へ、上へってそればっか…」

「力が必要なんだ!」と繰り返す亨に、誰のための力なのかと問う眞人。「弱いものの味方だと思っていたのに、これじゃ犬飼や鶴巻と同じだ。このままじゃ兄貴が浮かばれない。だから決めたんだ、鷲津亨を、絶対許さない!」

■次回:第11話 あらすじ
眞人が怪文書をばらまいた犯人だと知った蛍原は、眞人に当時の状況を説明する。しかし眞人は、蛍原が真実を知りながら亨をかばっていたことにショックを受け、もう誰も信じられないとある場所へ向かった。一方、亨は総理官邸に呼び出され、副大臣に就任しすっかり欲深くなった鷹野を黙らせるためのスキャンダルをつかめと命じられる。総理に恩を売りたい亨は、早速、蛍原に鷹野の身辺を探るよう指示。悩んだ蛍原はある人物に相談を持ちかけることに…。

カンテレ「罠の戦争」は1月16日夜10時よりスタート。主題歌:香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」/出演:草彅剛、井川遥、杉野遥亮、小野花梨、坂口涼太郎、白鳥晴都、小澤征悦、宮澤エマ、飯田基祐、本田博太郎、田口浩正、玉城裕規、高橋克典、片平なぎさ、岸部一徳、水川かたまり ほか。番組公式Twitterアカウントは「@wananosensou」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「罠の戦争」番組公式サイト

【2023冬ドラマ(1月期新ドラマ:地上波)】【関連記事・各話のあらすじ】