2夜連続SPドラマ「キッチン革命」葵わかな×伊藤沙莉×薬師丸ひろ子 美味しい“日本の食卓”を創った2人のヒロインの物語!

2023年03月23日12時00分ドラマ
©テレビ朝日

戦前から戦後にかけての激動期に“食に関わる革命”を起こした実在の女性たちの挑戦をパワフルに描いたスペシャルドラマ「キッチン革命」が3月25日(土)、26日(日)の2夜連続でテレビ朝日にて夜9時から放送される。本作の見どころとあらすじを紹介しよう。予告動画は番組公式サイトで配信されている。




「キッチン革命」は、実在の女性2人をモデルに、日本の未来のために奮闘した彼女たちの姿を力強く描き上げた大型スペシャルドラマ。

第1夜の主演、葵わかなが演じるのは、今では誰もが当たり前のように使っている計量カップ、計量スプーンを生み出し、レシピ(料理カード)を作った女性医師・香美綾子(かがみ・あやこ)。レシピという発想がなかった時代に、予防医学、そして栄養学の観点から、誰もがおいしくて栄養のある料理を作ることができるよう、料理の数値化に挑んだ彼女の足跡をたどる。
 
第2夜の主演、伊藤沙莉が演じるのは、戦後復興の荒波の中、ダイニングキッチンを発明して台所を改革した日本初の女性建築家・浜崎マホ(はまざき・まほ)。暗くて寒い北側に追いやられていた台所を、家の中心へと移して明るいキッチンへと変身させるという一大プロジェクトに乗り出し、日本の住宅を一変させる。

そして、名女優・薬師丸ひろ子は壮年期の綾子にふんし、2人のヒロインの運命が交差する瞬間をドラマチックに描き出す。

林遣都と成田凌は、ヒロインを支えるパートナーという重要な役どころで登場する。林は綾子の先輩医師でのちに彼女の夫となる香美昇一を、成田はマホとともにダイニングキッチンの開発に向けて突き進む本郷義を担う。

第1夜には、綾子の父・茂雄役で杉本哲太、母・房枝役で石田ひかり、料亭の親方・深谷辰之助役で伊東四朗、叔母・横田フネ役で筒井真理子、大医学部教授・花園順三郎役で渡部篤郎、料亭の仲居・藤子役で美村里江、先輩医師・熊井役で和田正人が登場し、日本を代表する名優たちが並ぶ夢のようなキャスティングに。

そして第2夜には、本郷の妻・栄子役を中村アン、本郷の部下・津川修平を戸塚純貴、同じく本郷の部下・倉木明夫を佐藤寛太が担い若手実力派のパワーを発揮。彼らに負けない熱量のベテラン勢、唯一無二の存在感が魅力の毎熊克哉は、マホの夫・浜崎隆二役で、俳優としてだけでなく監督業でも評価される板尾創路は日本住宅公団副総裁の執務補佐・富岡役で、寺島進は頑固一徹な工場長・村木役を担い作品に緊張感を呼び込む。さらに、北村一輝がマホと対立する日本住宅公団副総裁・鈴木仙吉役でドラマをピリッと引き締めてくれる。

栄養のある美味しい食事を、自宅で楽しく作って味わう。それは、とても幸せなこと。“食の革命”に挑んだ2人の女性のパワフルな物語は、令和を生きる私たちにも新たな希望をもたらしてくれそうだ。第1夜、第2夜ともに、超豪華キャストたちの熱演が何層にも重なって感動の物語を紡ぎあげていく「キッチン革命」。週末の放送が待ちきれない!

■第1夜 あらすじ
最愛の母・房枝(石田ひかり)を病気で失い、「お母さんのような人を助けたい」と決意した綾子(葵わかな)は、父・茂雄(杉本哲太)の反対を押し切って東京女子医専に進学し、1926(大正15)年、東京帝大医学部附属医院の内科に入局する。しかし男尊女卑の時代、男性医局員たちに冷遇されていた綾子を救ったのは、医局の先輩医師・香美昇一(林遣都)だった。そんな2人は胚芽米の研究を始める。ビタミン B1が多く含まれる胚芽米は脚気に有効だったが、おいしくないため患者に嫌がられてしまう。そこで綾子は料理上手な叔母・横田フネ(筒井真理子)に胚芽米を炊いてもらい、誰でもおいしさを再現できるよう時計や温度計、秤などありとあらゆる“モノサシ”を用意。胚芽米をおいしく炊くための条件を“数値化”していく。

恩師・花園順三郎(渡部篤郎)の助言もあり、予防医学の観点から栄養学を極めようと決めた綾子だが、当時は料理の作り方が明文化されておらず、料理人の勘や腕、経験だけの世界だった。綾子は有名料亭の親方・深谷辰之助(伊東四朗)らに反発されながらも、料理法を数値化しようと奮闘して…。

■第2夜 あらすじ
1955(昭和30)年。新たな公団住宅を作るにあたり、設計課長の本郷義彦(成田凌)は“お台所のマホ様”とよばれる浜崎マホ(伊藤沙莉)に設計チームのアドバイザーを依頼。マホは、日本初の女性一級建築士で、海外育ちで日本の様式美を無視する曲者ともいわれていた。マホは「一戸あたり13坪では狭すぎる」と公団の決定に異を唱え、従来の日本家屋で北側にあった台所を南側に置くことを提案する。しかし、戦後日本のひっ迫した住宅事情から13坪という面積は覆らず、マホは“狭さに挑戦する”ことを決意。妻・栄子(中村アン)のためにも素敵な台所を作りたいという熱意を秘めた本郷とともに、理想の台所作りに向けて奔走する日々がはじまる。

狭い台所では動線の確保が困難で、料理がしづらい。そこでマホが思いついたのは、“動かないですむ”台所という逆転の発想だった。さらに流し台を、汚れが落ちやすく、錆びないステンレスに変えることも提案する。しかし、国内でステンレスを生産している会社はなく、マホは住宅公団副総裁・鈴木仙吉(北村一輝)に、大型プレス機購入を直談判するが…。そんな中、マホが考案した流し台の配列に反対する声が上がり、それをきっかけに綾子(薬師丸ひろ子)とマホが交錯する出来事が起き…。

テレビ朝日 2夜連続スペシャルドラマ「キッチン革命」第1夜は3月25日(土)よる9時より、第2夜3月26日(日)よる9時より放送される。/出演:葵わかな、伊藤沙莉、林遣都、成田凌、薬師丸ひろ子、杉本哲太、石田ひかり、伊東四朗、筒井真理子、美村里江、渡部篤郎、中村アン、戸塚純貴、佐藤寛太、寺島進、北村一輝 ほか。PR動画は番組公式サイトで公開されている。 Twitterアカウントは「@kitchen_kakumei」。

2夜連続スペシャルドラマ「キッチン革命」番組公式サイト