月火ドラマ視聴率1位!「コッソンビ 二花院の秘密」第15話 リョウン&シン・イェウン約束の指輪…王イ・チャン、不気味な目覚め!

2023年05月09日10時30分ドラマ
画像出典:SBS番組サイトより

5月8日(月)韓国SBSで放送された「コッソンビ熱愛史(コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密)」第15話では、リョウンとヒョヌとの王位をめぐる対立が本格的に始まる中、カン・フンの苦しみも始まる。この回のネタバレあらすじと見どころ、感想を紹介。
※この記事は、Prime Videoでの「コッソンビ熱愛史」独占配信に合わせて紹介したものです。

気になる第15話の視聴率はニールセンコリアによると全国4.0%と前回より0.2%数字を落したが、首都圏では4.3%、最高5.3%を記録して前回より数字を伸ばし、月火ドラマ視聴率1位となった。

「コッソンビ熱愛史」は、すべての固定観念を打破した下宿“客主 二花院”の主人ユン・ダノと、秘密を抱える下宿生コッソンビ3人組が描く爽やかで大胆なミステリー密着恋愛話だ。各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、参考:時代背景などは【「コッソンビ」を2倍楽しむ】で紹介している。



■キャスト
押さえておくべきキャスト紹介
シン・イェウン、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュ徹底紹介
ユン・ダノ(タノ)役:シン・イェウン
カン・サン役:リョウン
キム・シヨル役:カン・フン
チョン・ユハ役:チョン・ゴンジュ
 ほか

■第15話
狩りの場で“イ・ソル”の放った矢に倒れた王イ・チャン(ヒョヌ)。内禁衛将キム・ファン(チュ・ソクテ)の矢が“イ・ソル”をかすめ、崖から転がり落ちる。その頃、シヨル(カン・フン)はホンジュ(チョ・ヘジュ)と共に大勢の刺客に取り囲まれていた。腕を斬られたシヨルはホンジュを5歩下がらせ、刺客たちを一掃する。

ダノ(シン・イェウン)は「無残に屈せず、君の元に帰ってくる…」と記したサン(リョウン)の約束の手紙を握りしめ、無事を祈っていた。雪がちらつき王の「雪が解けるようにイ・ソルも消える」という不吉な言葉を思い出し不安に駆られる。その時、サンが帰って来る。実は、気を失ったサンをキム・チウン(ペ・ビョンギョン)が助けてくれたのだった。

宮廷で王イ・チャンの治療が行われるが、一向に目を覚まさない。そんなイ・チャンを心配して寝殿に訪れたチャン判官オ・マンソク)。しかし本性を現したノ尚膳(イ・ジュンヒョク)に追い返されてしまう。

離れに医師を呼んでシヨルの傷の手当てをさせたホンジュは、刺客を送ったのがチャン判官だろうと話し、「判官の息子チャン・ヒョンが許嫁だった」と明かす。シヨルはその言葉に衝撃を受ける。なぜなら彼女の許嫁を殺した番人は自分で、事件の前日、シヨルはヒョン(クォン・ドヒョン)と同じ酒房に宿泊し親しく話を交わしていた。

ホンジュからシヨルと暮らすための部屋を探してほしいと頼まれたダノ。ユクホ(イン・ギョンジン)から、サンが王になった後どうするのかと聞かれ、何も考えていないと答える。二花院のことは考えず、自分のことだけを考えるよう言うユクホは、「二花院の残ると言うことは王になったサンと一生会えないことだ」と忠告する。

登庁したサンは、狩りの日に休んだことから疑われて拘束される。内禁衛将は刺客が落としたお守りをサンの前に突き出すが、サンはしらを切る。そこに当番を代わったグナム(チェ・テファン)も呼ばれるが、「サンは犯人ではない」と証言してくれ職を解かれるだけにとどまる。グナムは狩場で自分を斬らなかった刺客がサンだと気づいていたが、「王が危篤状態になってもだれも本心から涙しない、信望も威厳もなくした王を守るために、友を失うことはできない」と、サンへの友情を示した。

一方、大妃(ナム・ギエ)は大臣たちを集め、元子がイ・チャンの子ではないことを暴露。イ・チャンを廃位して新王を推戴する教旨を準備すると宣言する。そんな大妃と会うためにサンとユハ(チョン・ゴンジュ)は並んで歩く。追われて暮らしてきたサンはユハがどんな暮らしをしてきたのか気になり、聞く。追われはしながったが捨てられたも同然の暮らしをしてきたと答えるユハは「だから何も持たぬものでも夢を抱ける世を願った」と夢を抱いた理由を明かす。

大妃に対してどう申し開きをすべきかと悩む2人だったが、サンが差し出した世子の形見の剣を受け取った大妃は、ユハがソルに成りすましたことも、サンの挨拶が遅れたことも生きるための術だったと理解を示して許す。そしてサンに「ソル。会いに来てくれて感謝する」と告げ、ユハのことも「ギョム」と呼んで、孫たちとの再会を涙で喜ぶ。

ひと足先に辞したユハは同じ夢に進もうとした左議政シン・ウォノに「貧しい者も下賤な者も志を果たせる世を作ることを約束してほしい」と頼み、自らの夢を終わらせることに。

一方、罪の意識に苦しむシヨルは番人のアジトにいた。シヨルの苦しむ様子に、「奪った命でなく守った命のことを考えなさい」と諭す師だが、シヨルは「もう刀を握りたくない」と苦しい胸の内を吐露する。

翌日、サンは“訪雪団”の仲間(サン、ダノ、ユハ、シヨル)に集合をかける。ふさぎ込むシヨルを気遣うサンに八つ当たり。さらに、番人の正体を知らないダノが、番人は怖い人で多くの人を殺したと言い出し、話題を変えようとするサンの言葉を遮り、「ゆうに10人以上の人生を壊した」とシヨル。

コッソンビコッソンビ悩みぬいたシヨルはホンジュに「過去を忘れて前に進めると思っていたが、どうしても消えない過去がある。…僕を許さないで、恨んで憎んでほしい」と別れを告げる。涙で縋るホンジュに「心が変わった」と背中を向けて涙を流す。

一方、シヨルの傷の手当てをした医師の証言から、シヨルこそが番人だと知ったチャン判官は、息子を殺しその許嫁と恋仲になったシヨルを殺害するために六人会を収集。そして傍にいるはずのイ・ソル共々殺害するよう指示する。その頃、大妃は左議政シン・ウォノに後のことを一任し、世孫をしっかり支えるよう頼んで筆を執って教旨を書き始める。

王位継承が目前に迫る中、サンは「僕の未来で、唯一の計画」だとダノに指輪を渡すが、同じとき、宮廷では病床のイ・チャンが…。

■見どころ・感想
サンが大義を果たした15話は、シヨルが自らの宿命に苦しむ回でもあった。主君であるサンを守るためとはいえ、愛するホンジュを何年もの間、幽霊のように隠れて暮らさせた諜報人が自分だと知ったシヨル。自分を気遣ってくれるサンを大声で怒鳴りつけてしまうシヨルの気持ちもわかる。

一方、サンが大義を果たす時、会合の場にいたユハ。本当の主人公にこの場を明け渡し、2度とこの場に立つことはないと、寂し気なユハ。真実を明かした後、木人会のメンバーはユハに背を向け、ユハはまた独りになってしまう。そんなユハに「私だけでもおそばにいます」と気遣うファリョン(ハン・チェア)。ユハがファリョンを母と呼ぶ日は来るのか?

コッソンビこの回ラスト、互いに指輪をはめて生涯の約束をした幸せそうな笑顔を浮かべたサンとダノだが、同時に宮廷で危篤状態だったイ・チャンが目をパッと開き、指輪を交換した2人と重なる。不気味さが高まる中の瞬きで、次回に対する好奇心を高めた。予告動画では、ノ尚膳が「ユハがイ・ソルだ」と言っている。これは一体どういうことか?未来の国づくりを考えているユハに対して、打倒イ・チャンとダノの安全のためだけを考えてきたサン。果たして王になるのか?

16話は5月9日SBSで放送、Prime Videoでも独占配信する。気になる予告動画は以下のYouTubeから視聴できる。

Youtube「16話予告動画」

韓国SBS「꽃선비 열애사」サイト

kandoratop【作品詳細】【「コッソンビ」を2倍楽しむ】