植物学雑誌を作るために、寿恵子のために、神木隆之介は印刷所で懸命に働く!「らんまん」第10週ネタバレと第11週予告

2023年06月09日09時00分ドラマ
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実業家・高藤(伊礼彼方)から人生のパートナーになってほしいと言われた寿恵子(浜辺美波)!手の甲にキスまで!寿恵子はどちらを選ぶ?!NHK連続テレビ小説「らんまん」第11週「ユウガオ」(6月12日~6月16日)のあらすじと見どころをご紹介!関連動画は番組公式サイトで公開されている。

日本の植物学の父である言われる牧野富太郎をモデルとした「らんまん」の第10週目が6月5日から放送された。万太郎(神木隆之介)は、寿恵子(浜辺美波)との結婚を夢見て、しっかりとした植物学者になることを決める。その一歩として植物雑誌を作るために、その精度をあげるために“石版印刷”の技術を習得することを誓う。大畑(奥田瑛二)が営む印刷所で下働きを始めるの。もちろん今まで働いたことも全くない。砂まみれの万太郎をみた竹雄(志尊淳)は守り切れなかったと嘆く。しかし、万太郎の純粋すぎる夢を応援するために、これからも「友」として応援することを再度誓った。そして、万太郎のことを「若」とは呼ばず名前で呼ぶといい、「万太郎」「竹雄」「万太郎」「竹雄」と呼び合うシーンがあり、視聴者から「もう恋人同然!」という声もあがった。



万太郎のことを思う寿恵子の元に、ものすごい話がやってきた。実業家の高藤(伊礼彼方)から人生のパートナーになってほしいというものだ。しかし、高藤にはれっきとした妻がいるが、高藤は別宅に寿恵子を住まわせたいというのだ。母親であるまつ(牧瀬里穂)と同じような道を示された寿恵子。心の中で思っているのは万太郎なのだが、万太郎は植物雑誌創刊に向けて猛進しているし、立派になるまで白梅堂には行かないといっているため、寿恵子は会うことが出来ない。ついには自分から大学へ出かけてゆくものの自分を会っていなくても楽しそうに学友たちと過ごす姿をみて「待つ」ことをやめる決意をしてしまう。

6月12日から放送される第11週、万太郎と寿恵子の恋は一気に発展してゆく。学会誌として発刊しても問題ないレベルの印刷にこぎつけた万太郎はついに雑誌の印刷を依頼する。しかし、田邊教授(要潤)は万太郎に許可を出したもののできが悪ければ燃やしてしまうくらいの気持ちだった。恋と植物学!どちらにも前向きな万太郎はその思いだけで進むことが出来るのか?そして、寿恵子が選ぶのは万太郎なのか、高藤なのか?

【第10週(2023/6/5-6/9)ネタバレあらすじ】
植物学雑誌の創刊に向け、万太郎(神木隆之介)は大畑(奥田瑛二)が営む印刷所へと向かう。描いた絵の筆遣いをそのまま印刷できる“石版印刷”の技術を習得したい万太郎は石版印刷の技術を見せてもらうととても高く評価した。しかし、絵師に頼むと万太郎が描いたものと細部で違いがでてしまう。大畑は文句を言われたと激怒するが、万太郎は弟子入りしたいといいだす。大畑と妻・イチ(鶴田真由)に働きながら学ばせてほしいとお願いする。授業料も支払うという万太郎に、大畑とイチは驚きながらも承諾するのだった。

一方、寿恵子(浜辺美波)は、白梅堂にはしばらく来ないと言った万太郎のことが気になっていた。万太郎に自分のことを知ってほしくて、まつ(牧瀬里穂)に、もしも万太郎が来たら渡してほしいと、八犬伝の本を預ける。まつは大好きな本を預けるという寿恵子の気持ちが万太郎に大きく向いていることを知った。

大畑の印刷所で見習いとして働くことになった万太郎。仕事を終え砂まみれで帰宅すると、竹雄(志尊淳)は怒り出す。峰屋の当主が見習いとしてこき使われること、自分がついていながら万太郎を守りきれないことが情けなくて、悔しくて仕方ない。万太郎の意志が変わらないことを知ると、ちゃんと寝て、食べて、笑顔でいることを条件にこれからも応援するという。そして、これからは峰屋の若ではなく、万太郎と呼ぶことを宣言する。

万太郎は、昼間は大学で研究し、夕方からは印刷所で働くというハードな生活を送り始める。単純に印刷のことを知りたい万太郎は好奇心旺盛に皆の仕事を見て回る。素直な万太郎は徐々に受け入れてもらえ、雑用にも力が入ってきた。

一方の寿恵子は、舞踏練習会の発足式に向けてダンスを特訓する毎日。そんな中、高藤(伊礼彼方)から人生のパートナーとして迎えたいと伝えられた。もっとも高藤には妻がいる。親の決めた相手で、相手も高藤のことなど思ってもいないというが、寿恵子は戸惑う。舞踏練習会の発足式の後で答えはいいと言われたものの家に帰っても困ってしまう。

万太郎が大畑の印刷所に通い始めて3週間が過ぎ、季節はノアザミが咲く夏に。寿恵子は、万太郎に会えず悶々(もんもん)としていたが、意を決して大学へと向かう。植物学教室をのぞくと、波多野(前原滉)、藤丸(前原瑞樹)らと楽しそう笑う万太郎の姿があった。その姿を見ると、自分がいなくても万太郎は幸せなんだと思えてしまい、そのまま声をかけずに帰ってきてしまい、「もう万太郎を待たない」と言い出した。

熱心に仕事をする万太郎はついに石版印刷を教えてもらうことになった。画工の岩下(河井克夫)から石版に絵を描くことを許され、ヒルムシロを描く。出来は今一つだったが、岩下は“本物を伝えるために描いている”ということを理解する。万太郎の想いを理解した大畑はその情熱に感心し、職人たちも万太郎に心を許し応援してくれた。

ある日、寿恵子はダンスの練習の帰り道に、ノアザミに話しかける万太郎を見かけるが、思わず身を隠してしまう。そのまま二人はすれ違ってしまう。万太郎を思う寿恵子、寿恵子のためにも白梅堂にゆくのを我慢する万太郎。二人の恋は次週大きく動き出す!

【第11週(2023/6/12-6/16)あらすじ】
■第51話(月)
万太郎(神木隆之介)は、昼間は大学で研究、夕方からは大畑(奥田瑛二)の印刷所で仕事に打ち込み、雑誌創刊のための技術を日々磨いていた。出来る限りの速さで寿恵子(浜辺美波)を迎えに行く為に―。そんなある日、竹雄(志尊淳)が働く店に寿恵子と高藤(伊礼彼方)がやってくる。高藤家に寿恵子を迎えたい、返事は舞踏練習会の発足式の日に、という話を聞いてしまった竹雄は、慌てて万太郎に伝えにいく。

■第52話(火)
万太郎(神木隆之介)の石版印刷の技術は、ついに万太郎自身も納得のいくレベルになり、刷り上がりを見た竹雄(志尊淳)も驚く。万太郎は、大畑(奥田瑛二)とイチ(鶴田真由)に植物学雑誌の印刷を注文する。一方、田邊教授(要潤)は、万太郎に雑誌を作る許可を与えたものの、出来が悪ければ全て燃やすつもりでいた。それを知った助教授の徳永(田中哲司)は…

■第53話(水)
万太郎(神木隆之介)を忘れたい寿恵子(浜辺美波)は、贈られたバラの絵を破ろうとするが、破ることが出来なかった。ダンスの練習にバラの絵を持っていくと、それを見たクララ(アナンダ・ジェイコブズ)は、心のままに生きるよう、寿恵子に伝える。その頃、万太郎の雑誌作りも佳境を迎える。講師の大窪(今野浩喜)ら、植物学教室メンバーの論文も集まり、ついに万太郎は、石版に自らの手で植物画を描く。

■第54話(木)
万太郎(神木隆之介)は、石版に自らの手で植物画を描いて印刷し、ついに植物学雑誌は完成。田邊教授(要潤)もその出来栄えを認めるが、徳永助教授(田中哲司)らは田邊の言葉に違和感を覚える。その夜、牛鍋屋で雑誌創刊を祝った後、万太郎と竹雄(志尊淳)は、大畑夫婦に(奥田瑛二・鶴田真由)に一世一代の依頼をする。万太郎から釣書を受け取った大畑は、張り切って白梅堂へ向かおうとするが…

■第55話(金)
いち早く万太郎の釣書を持っていきたい大畑(奥田瑛二)だが、仏滅の日では縁起が悪いとイチ(鶴田真由)に止められ、翌日、大安の日の早朝に白梅堂へと向かう。この日は、舞踏練習会の発足式でもあった。高藤家でダンスを披露した寿恵子(浜辺美波)は、高藤(伊礼彼方)の申し入れをきっぱりと断り、会場を飛び出す。寿恵子が向かった先は…

■スタッフ他
脚本:長田育恵
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮﨑あおい
出演:神木隆之介,浜辺美波,志尊淳,伊礼彼方,河井克夫,前原滉,前原瑞樹,牧瀬里穂,要潤,松坂慶子,佐久間由衣,奥田瑛二,鶴田真由,池内万作 他

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「らんまん」番組公式サイト
NHK朝ドラ「らんまん」番組公式Twitter @asadora_nhk
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