今回オープンするスタジオは、JUNSが運営する「JUNS Stream Cowboys Studio」で、同スタジオでは、USTREAMのシステムに最適化するため、オリジナルのパソコンを用意するなどUSTREAMに特化し高画質配信を実現するスタジオとして開設した。

当日は、お祝いにかけつけた、向谷実、中西圭三、斉藤英夫のライブ演奏が行われ、会場を盛りあげると共に、新しいスタジオの門出を祝った。また、この様子はUSTREAMにて高画質配信が行われ一般視聴者も参加するオープンな催しとなった。

JUNSではUSTREAMを使い、5月13日に開催された「光の道」構想を巡り、孫正義氏とITジャーナリスト・佐々木俊尚氏が持論をぶつけ合う徹底討論「光の道は必要か？」をライブ配信を行ったり、6月8日～10日の3日間にわたり、「向谷実x中西圭三プロジェクト」公開レコーディングで6chマルチチャンネルでのUSTREAMライブ配信をなどを手掛けている。
JUNSは、もともと市販されているパソコンでは物足りないというクリエイターやゲーマーなどに、満足してもらえるようなオリジナルパソコンを製作販売する事業を展開し実績をあげていた。
USTREAMを手掛けたのは、山中氏が2010年の2月末にUSTREAMを使う機会があり、同サービスにはまったそうで、それからわずか4カ月でUST向けに最適化したパソコン「UST丼」(\198,000)の発売や今回発表になったスタジオと短い期間でUST製品やサービスなど、積極的な展開を進めている。
山中氏はもともと映像が好きで、10数年前には劇場公開映画の制作を行ったこともあり、映像コンテンツの魅力、映像機材や制作に掛かるコストなど映像に関する知識と経験を持ったうえで、USTの持つ魅力、発展性や可能性に引きつけられたそうである。
オープンイベントでも、山中氏はUSTREAMやtwitterを仲介にして色々な人との出会いがあって、いつの間にかこのようなスタジオをオープンする事になったと語っている。採算や損得ではなく、人と人のコミュニケーションや喜びや感動という事を伝えるサービスに心を打たれ取り組む姿勢を感じた。

スタジオ利用料金
平日の昼10:00～20:00までが1hあたり5千円、20:00～24:00が7千円
金、土曜は10:00～20:00　1hあたり1万円、20:00～24:00が1万5千円
日曜日、祭日が10:00～20:00　1hあたり1万8千円、20:00～24:00が2万円
となっている。

twitterとUSTREAMの組み合わせで、個人やグループ、アーティスト、企業や団体から幅広く利用されるようになったUSTREAM、6月のユニークユーザ160万人だそうだ、さらに手軽にクオリティーの高いライブ配信できる環境が提供されることで、今までにないようなソーシャルコミュニケーションやイベントやスポーツなどのライブ中継、企業や団体などのプロモーションが展開されそうである。

「JUNS Stream Cowboys Studio」の詳細について