長尾謙杜(なにわ男子)映画初主演作『おいしくて泣くとき』公開日決定、特報&予告ポスター解禁

11月22日10時08分映画
©2025映画「おいしくて泣くとき」製作委員会

長尾謙杜(なにわ男子)が映画『おいしくて泣くとき』で劇場映画初主演を果たすことが決定し、特報映像も公開された。映画は2025年4月4日(金)に公開される。



物語は、幼い頃に母親を失った心也と、家に居場所のない夕花の心の葛藤から始まる。二人は偶然「ひま部」を結成し、孤独な日々を共に過ごす。しかし、ある事件がきっかけで夕花が姿を消し、心也は約束を胸に彼女を待ち続ける。30年後、夕花の秘密が明らかになり、心也はその真実に涙することになる。

原作は、小説『おいしくて泣くとき』で知られる作家・森沢明夫による感動作。映画『ふしぎな岬の物語』や『大事なことほど小声でささやく』を手がけた横尾初喜が監督を務め、再び森沢氏とタッグを組んだ。

心也役には長尾謙杜が、夕花役には當真あみがキャスティングされた。長尾は「なにわ男子」のメンバーとして国内外に多くのファンを持ち、俳優としても活躍中。本作で初の映画主演を果たす。當真は『かがみの孤城』や『水は海に向かって流れる』などで注目されており、今後の活躍が期待されている。

公開されたティザービジュアルでは、心也と夕花が抱き合い涙を流す姿が印象的に描かれており、二人の切実な想いが伝わってくる。また、特報映像では、二人の学生時代の交流や、心也が夕花を守ろうと誓う場面が映し出されている。

映画は、初恋、友情、そして突然の別れをテーマに、30年の時を超えて明かされる秘密に感動を呼び起こす作品だ。心温まるストーリーをぜひ劇場で堪能してほしい。



◆長尾謙杜 コメント全文
タイトルを見て、「おいしくて泣くとき」ってどんな時だろう、よっぽどおいしいのかなと考えましたが、台本を読んでみたらすごく素敵なお話でした。いろんな悩みや気持ちを抱えている人が登場して、みんなの気持ちが混ざり合ってクライマックスに向かうのが面白く、そしてなんといってもあたたかい作品です。監督をはじめ、スタッフの皆さんも優しい方たちばかりで、思いやりと愛を持った現場で撮影ができました。
今回オファーをいただいたことで学べたことがたくさんあります。観客の皆様にも、作品を通して気付いていただけることがたくさんあると思いますし、その先になにか繋がるものがあるといいなと思います。ぜひたくさんの方に観ていただきたいです。

◆當真あみ コメント全文
誰かを思い行動した時、みんなが少しずつ誰かの居場所になっていき、その縁が巡り巡って自分に返ってくる、そんな作品に私も携わらせて頂ける事がとても嬉しかったです。 長尾さんを始め素敵な俳優の皆さん、そして温かいスタッフの方々のおかげで、一つ一つ大切にのびのびと夕花を演じられたと思います。 誰かを思いやる気持ち、その気持ちがもたらす温かい幸せを、ぜひ劇場で見て頂きたいです。

長尾謙杜 當真あみ
原作:森沢明夫「おいしくて泣くとき」(角川春樹事務所刊)
監督:横尾初喜 脚本:いとう菜のは 音楽:上田壮一
製作幹事:WOWOW 制作プロダクション:日テレ アックスオン 制作協力:パイプライン 配給:松竹