「メイド・イン・コリア」チョ・ヨジョン、ソ・ウンス、ウォン・ジアン、3人3色のキャラクタースチール公開

08時33分ドラマ
画像:Disney Plus KOREA公式Xより

Disney+オリジナルシリーズ「メイド・イン・コリア」に登場する3人の女性キャラクターが、物語の緊張と深みを一気に押し上げる存在として注目を集めている。今回公開されたスチールでは、チョ・ヨジョン、ソ・ウンス、ウォン・ジアンが演じる“時代を生き抜く女たち”の多層的な表情が映し出され、視聴者の期待を大きく高めた。

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「メイド・イン・コリア」(監督:ウ・ミンホ)は、1970年代の混乱と躍進が交錯する韓国を舞台に、国家をビジネスモデルとして利用し、富と権力の頂点を目指す男・ペク・ギテ(ヒョンビン)と、彼を執念深く追う検事・チャン・ゴニョン(チョン・ウソン)の姿を描く政治スパイドラマだ。

公開された6枚のスチール写真には、禁忌の時代にそれぞれの方法で権力に立ち向かうペ・ドゥナ(チョ・ヨジョン)、オ・イェジン(ソ・ウンス)そして和服姿に身を包んだイケダ・ユジ(ウォン・ジア)の姿が収められている。

■ 国家権力すら動かす女将、ペ・グムジ(チョ・ヨジョン)
高級料亭を仕切り、権力者たちが入り乱れる空間を巧みに操る女主人ペ・グムジ。彼女は誰にも悟られぬまま国家の権力を握り、時に揺さぶるキーマンだ。公開されたスチールでは、堂々としたカリスマから、言葉にできない影を抱えるような深い眼差しまで、キャラクターの複雑な層をチョ・ヨジョンが繊細に演じ切っている。

チョ・ヨジョンはキャラクターへの向き合い方について、「役が“怖い”と感じるのは、それだけ魅力が強く、挑戦しなければならない瞬間が訪れるから」と語る。さらに「ペ・クムジはあまりにも魅力的で、同時に恐ろしさを感じるほどだった」と明かし、強烈なキャラクターに挑む覚悟を示した。その新たな一面は、作品の緊張感を支える大きな柱となりそうだ。

■ 理想から冷徹へ――変化の軌跡が魅力の捜査官オ・イェジン(ソ・ウンス)
巨大な犯罪カルテルの実態を暴くため、チャン・ゴニョン(チョン・ウソン)と共に奔走する捜査官オ・イェジン。正義を信じ全力で走る姿はもちろん、追い詰められるほど鋭さを増していく変化こそが、彼女の最大の魅力だ。

ソ・ウンスは役作りについて「初めは純粋で真っ直ぐだった彼女が、状況によって冷徹になり、毒気を帯び、明確な目標を抱くまでの段階的な欲望を表現したかった」と語り、キャラクターの成長曲線に深くこだわったことを明かす。

脚本のパク・ウンギョ作家も「イェジンは現実に安住せず、前に進むためにもがく人物。ソ・ウンスという俳優が持つ健康的なエネルギーと非常に相性が良い」と絶賛し、キャラクターが視聴者から愛される存在になることを期待した。

■ 極道の後継者を狙うロビイスト、イケダ・ユジ(ウォン・ジアン)
ウォン・ジアンが演じるのは、日本の闇社会「イケダ」組織の実力者にして優れたロビイスト、イケダ・ユジ。組織の後継者となる野心を胸に、ペク・ギテ(ヒョンビン)と手を組み大胆な事業を企てる人物だ。

公開されたスチールでは、組織の古参勢力の牽制を受けても決して屈しない強靭な眼差しと、時折のぞく儚げな表情が対照的に描かれ、彼女の物語がどこへ向かうのか興味を掻き立てる。

三者三様の個性と欲望をまとった女性キャラクターたちが、世界観にどう絡み、ペク・ギテやチャン・ゴンヨンの運命にどのような影響を与えるのか――「メイド・イン・コリア」の配信開始を前に、ますます期待が高まるばかりだ。

【「メイド・イン・コリア」を2倍楽しむ】では、時代背景やキャスト紹介、配信にあわせて全話のあらすじと見どころなどドラマの深掘りをしていく。

ディズニー+オリジナルシリーズ『メイド・イン・コリア』は、ディズニー+にて12月24日(水)に2話、12月31日(水)に2話、1月7日(水)に1話、1月14日(水)に1話を公開し、全6話で配信される。

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