テレ東「朝鮮心医ユ・セプン」第51話～第54話：イップンを取り戻せ！キム・ミンジェに醜聞！？

テレビ東京で地上波初放送中の「朝鮮心医ユ・セプン」（全62話）はヒューマン・医療・時代劇。2025年12月6日（土）～12月14日までの第51話～第54話のあらすじを紹介、予告映像はYouTubeにて公開中だ。【日本語字幕付 二カ国語放送】（ネタバレあり）

心を癒す“新しい医師”の物語

「朝鮮心医ユ・セプン」は、2022年に韓国tvNで放送されたヒューマンドラマ。

今回、テレビ東京ではシーズン1（全12話）とシーズン2（全10話）のシリーズ全話22話を全62話に編集して放送する。今回紹介する第51話～第54話はオリジナル全22話版の18話後半～19話中盤まで。⇒【第12話（S1最終回）ネタバレ】、【第22話（S2最終回）ネタバレ】

キャスト

ユ・セプン役／本名ユ・セヨプ：キム・ミンジェ
ソ・ウヌ役：キム・ヒャンギ
ケ・ジハン役：キム・サンギョン
マンボク役：アン・チャンファン
ハルメ（ばあちゃん）役：チョン・グクヒャン
ナメさん役：ヨン・ボラ
イップン役：キム・スアン
チャングン役：ハン・チャンミン
　ほか
原題：조선 정신과 의사 유세풍（朝鮮精神科医ユ・セプン）

■第51話

飲めない酒を口にしたセプン（＝セヨプ/キム・ミンジェ）は、すっかり人格崩壊。大騒ぎし、ウヌに熱烈告白。ウヌたち皆を驚かせる。同じとき、イップン（キム・スアン）は一人部屋で実の両親に想いを馳せていた。その夜もジハン（キム・サンギョン）は悪夢にうなされ、ついにイップンの出自を打ち明けるのだった。

ジハンはイップンが県令のアン･ハクス（ペク・ソンチョル）の家に行ったと知り連れ戻しに行く。イップンは自分の娘だと主張するも、ハクスからイップンの将来の話をされ何も言い返せずに帰る羽目に。しかしイップンは父ジハンの元に帰りたがっていたがハクスによって軟禁されていた。

ハクスは出世（従五等品の中央の官職）のためにイップンを左議政の老いた親戚に嫁がせようとしていた。ケス医院の面々と仲のよい捕吏チルソン（ナム・ヒョヌ）から、イップンが70歳過ぎの老人の元へ嫁がされると聞いたジハンは、深夜ハクスの部屋に忍び込む。剣を喉元に突き付け「娘を返せ」と迫る。しかしすでにイップンは嫁ぎ先へ運ばれていた。

ジハンは後を追いかけてきたセプンと後を追う。

■第52話

イップンを連行する大勢の輩たちは戦う前から腹を下してしまう。実は、セプンはあらかじめ夜食に下剤を振りかけておいたのだった。戦わずしてイップンを取り戻したジハンだが、ハクスが追いかけてきた。

ジハンがハクスの剣で腕を斬られたとき、ウヌが証文を持って駆けつける。それはイップンを送る相手を交わした「官職の不正売買、誘拐、人身売買」の仲介証文だった。これが公になるとハクスは罷免となる。

ケス医院に戻ってイップンはジハンの傷の手当てをする。実はイップンの母とジハンは恋仲だったが、ハクスの弟が奪ったのだった。形見の木の簪は、貧しいジハンが作って渡したものだった。イップンは母もまたジハンが好きだったのだと喜ぶ。愛する人を守ってやれなかったと悔やむジハンに、「お父さん助けに来てくれてありがとう。私がお父さんを選んだのよ」とイップンは、ジハンを抱きしめた。

今回もウヌのお手柄だったが、証文を見つけるのをチュ・ガンイル医官（カン・ヨンソク）が手伝ってくれた。怖くないのかと聞くガンイルにウヌは「怖いのは己を失ってしまうこと」と答えたウヌ。ガンイルを見直したウヌだが、セプンはそれが気にいらない。安心させようとするウヌを抱きしめるセプン。

その頃朝廷ではセプンが不道徳だとし、官位と位階の無効化を求める上奏が上がっていた。それをハクスに書かせたのはウヌに好意を抱くガンイルだった。イップンの一件に失敗したハクスは、捕吏チルソンにセプンたちの行動を見張るよう命じる。そこに王から朝廷に上がっている上奏について知らせ、セプンを守ってほしいと文が届く。その文をウヌも見ることになる。

■第53話

王からの文をセプンにも見せたジハンは、当面二人は別々に診療を行うよう忠告する。ガンイルはケス医院を離れるようウヌに助言するが、ウヌは聞き入れず、せめてセプンと距離を置くようにと忠告する。

こうして共に診療が行えなくなり、会話が減ってしまうセプンとウヌ。それでもウヌを目で追ってしまうセプン。そんなセプンをガンイルは精神的に追い詰める。ケス医院の皆と仲の良いチルソンは、ハクスに適当な報告をする。そんな状況でハクスは、今度はケス医院に押しかけ、セプンからウヌに送った文を見つける。ジハンはその文とハクスの証文とを同時に燃やすことを提案する。

ウヌは我が身のためにセプンを危険にさらしていると涙ぐむ。セプンはこれまでの功績が消されてもセプンとして生きて行けばいいと慰める。

ハクスは、今度はウヌに診療禁止と夕方以降の女人の外出禁止令を出し、チルソンに引き続き監視させる。チルソンは自分の仕事が皆を苦しめていると思い悩み、セプンの診察を受けて苦しい胸の内を明かす。セプンは正直に話したチルソンに勇気があると労り、ただ感じたことを報告に書けばいいとアドバイスしてやる。その一方で、自分が傍にいなくても患者を診るウヌを頼もしくもあり、寂しくも感じる。

■第54話

妓楼で芸妓を往診しに来たジハンは、たまたま違う部屋にいたハクスとガンイルの話を聞いてしまう。ガンイルはハクスに確実な醜聞を作れと指示していた。

セプンはウヌへ変わらない思いを告げ、同じ気持ちでいてほしいと告げるが、ウヌは距離を置こうとする。そんなウヌを後ろから抱きしめるセプン。

ガンイルが妓楼から帰るのを待ち伏せしたジハンは、田舎の医院を潰せばそこで暮す多くの民を殺すのと同じだと話す。そしてセプンと同期のガンイルが、なぜ親しくもないハクスと会うのかと、目的を問う。

ジハンは役所に乗り込み、ハクスに女人の外出禁止令を解くよう迫る。聞き入れず、何があっても思えらをぶっ潰してやると息巻くハクスに妓楼での密会を知っていると匂わせて立ち去る。

翌日、禁止令のために医院に来られず難産で苦しむ母親を助けてほしいと、少女がやって来る。その頃、まともな報告をしないとハクスから殴打されるチルソンは、勇気を出してハクスの県令らしからぬ悪行を記した文書を見せ、民が王に直訴をする「申聞鼓」を打ちに行くと脅す。

◇テレ東「朝鮮心医ユ・セプン」ページ
　2025年6月14日スタート 土・日6：00～6：30
◇YouTube「朝鮮心医ユ・セプン」予告動画

【作品詳細】【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】