宮崎駿が監督を務めた日伊共同作品
犬の姿で事件を解決する『名探偵ホームズ』

エンタテインメント アニメ 探偵・刑事
番組情報
『名探偵ホームズ』は、1984年11月~1985年5月までテレビ朝日系にて放送されたTVシリーズ作品。
ベーカー街221Bに下宿する私立探偵ホームズとその助手ワトソンが、モリアーティ教授一味の巻き起こす事件を解決していくドタバタコメディ。言わずとしれた、小説『シャーロック・ホームズ』シリーズ(コナン・ドイル著)を原作としているが、登場人物がすべて犬の姿に置き換わっているというユニークな設定が最大の特徴となっている。犬になった理由は、共同制作を持ちかけたイタリア国営放送RAIによるもので、原作にあるような殺人事件などの描写は避けられ、逆に憎めない悪役モリアーティたちとの追いかけっこによるコメディ色が強く描かれている。また、第1話~第6話までをスタジオジブリの宮崎駿が監督を務めたことでも有名。ホームズ役の声優を演じる広川太一郎やワトソン役の富田耕生など、その独特のアドリブ調のセリフ回しで人気を博し、さらにダ・カーポが歌うテーマソング『空からこぼれたSTORY』と『テームズ河のDANCE』もファンのあいだで根強く支持され続けている。

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