『勇者王ガオガイガー』は、1997年２月～1998年１月までANN系列にて放送されたＴＶシリーズ作品。
2005年のある日、突如地球の平穏が崩れ去る。東京湾の埋め立て地に出現した謎の巨大ロボットが、新宿新都心を目指して侵攻を開始するのだった。しかし、その出現を予期していたように、秘密防衛組織ＧＧＧが出動。機動隊長である獅子王凱と、メカライオン・ギャレオンはフュージョン（合体）して、メカノイド・ガイガーとなり巨大ロボットに立ち向かう。苦戦するガイガーは、さらに３体のガオーマシーンとファイナルフュージョンを果たし、重機動メカノイド・ガオガイガーとなり戦いを挑む。EI-02と名付けられた巨大ロボットを撃破し、その中心核を取り出すと、突然光り輝く少年が姿を現す。少年が中心核に触れると核は浄解され、たちまち普通の人間の姿に戻っていくのだった。この少年・天海護こそ、今から８年前に宇宙から飛来した謎のメカライオン・ギャレオンが、地球の天海夫妻に託した赤ん坊が成長した姿なのである。以降、護はＧＧＧと行動を共にしながら、地球侵略を狙う機械生命体ゾンダーとの戦いに身を投じる。
ＴＶシリーズ『勇者王ガオガイガー』の放送終了後、2000年からOVA版『勇者王ガオガイガー FINAL』を発売。全８巻・12話構成からなる続編シリーズでは、三重連太陽系を舞台にソール11遊星主との最後の戦いがくり広げられる。