キムタクも出演した、あの『あすなろ白書』を台湾ドラマで。

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『あすなろ白書』は、カリスマ作家『柴門ふみ』の書いたマンガ!バブルで沸いた1990年代に雑誌で掲載された青春群像劇だ!1993年には、フジTVでドラマ化され、あの木村拓哉も出演している。

もっとも、あの頃の木村拓哉はここまでの人気者ではなく、彼が演じた役は、重要ではあるが、主人公なるみを取り巻く「あすなろ会」のメンバーのひとりだ。しかし、木村はこの頃既に、他の出演者とは違う存在感を見せていた。ドラマの中で木村が演じる取手治が、なるみ(石田ひかり)を後ろから抱きしめるシーンがある。このシーンがとても印象的で「あすなろ抱き」という名前までつき、木村拓哉の人気に火をつけた。この後、ドラマと一緒に木村拓哉も大ブレークし、大スター『キムタク』の誕生のきっかけを作った。

この『あすなろ白書』が2002年に台湾でリメイクされた。ちなみに、同じ年に、やはり日本のマンガ『花より男子』がF4主演でリメイクされている。

台湾版『あすなろ白書』は、「なるみ役」を レイニー・ヤンが演じた。彼女は、台湾版『花より男子』にも出演している人気女優。そして、キムタクが演じた「取手」をエディ・ボンが、日本では筒井道隆が演じた主人公「掛居」を、ショーン・ユーが演じている。

台湾版では、新人ながら主人公・掛居を演じた ショーン・ユー がブレイクし、彼はこの後、大ヒット香港映画「インファナル・アフェア」で主人公ヤン(トニーレオン)の若い頃を演じた。

日本・台湾、いずれも話題満載となった『あすなろ白書』、台湾では、あの「あすなろ抱き」を見せてくれるのか?まだ、初々しさの残ったキムタクも思い出してご覧あれ。

※『あすなろ白書』は台湾版では『愛情白皮書』。
※『花より男子』は台湾版では『流星花園』。

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