「朱蒙」と新作「風の国」を比べると?

特集 韓ドラここが知りたい 歴史の中の英雄たち
「風の国」は、「朱蒙」で主役を演じたソン・イルグクが主演している高句麗時代の歴史大河ドラマ。

高句麗の王としては歴史上唯一、神王の称号を受けた大武神王“無恤(ムヒュル)”の一代記である。

ムヒュルは、兄弟と両親、実の子どもも殺める運命にあるという神のお告げで、瑠璃(ユリ)王の子孫ということも知らされず壁画工として育つ。しかし、自身の素性を知りやがては高句麗王となる人物。さて、熱心な朱蒙のファンの方は「ユリ王」という名にお気づきだろう。そう、ユリ王とはチュモンの息子、つまり、ムヒョルは高句麗の始祖チュモン王 の孫にあたる人物なのだ。
朱蒙についてはこちらを参考に→史上初!視聴率35週連続1位「朱蒙」(字幕版)登場
両作品で主役を演じたソン・イルグクは、「風の国」のキャスティングのオファーを受けたとき相当悩んだという。何せ、「朱蒙」といえば視聴率1位を35週連続キープしたという史上初のお化けドラマなのだから、「風の国」がコケるようなことになれば、歴史に名を残すドラマに汚点を残すことにもなりかねない。このあたりの彼の苦悩については、ナビコン【最新ニュース】の各記事を参考に。
ソン・イルグク、新作「風の国」で今度は朱蒙の孫!
【韓国動画ニュース】「風の国」撮影現場公開&ソン・イルグク、インタビュー映像
「朱蒙」と新作「風の国」「朱蒙」と新作「風の国」歴史ドラマはなんと言っても脚本がものを言う。どちらの作品も今をときめく売れっ子脚本家揃い。『風の国』の脚本を手がけるチョン・ジノクは『海神』の脚本家。『海神』といえば、ソン・イルグクが『朱蒙』の前に出演した作品で、この作品でチュモン王子のキャスティングが決まったという記念すべき一作。全てがなにやら因縁めいている。もしや、ソン・イルグクこそチュモン王子の生まれ変わりなのでは?と疑いたくもなる。『海神』についてはこちらを参考に→★「歴史ドラマ」を楽しむ⑧ドラマ「海神」の主役は実在の人物?- ヨムジャ編

衛兵衛兵「風の国」は中盤以降どんどん面白くなる。「朱蒙」がそうだったように、回を重ねるごとに面白さが倍増し、最終話まで目が離せない。

そうそう、「風の国」の中でムヒュルがヨン姫を恋焦がれて描いた絵がある。これは実際にソン・イルグクが自身で描いたものだというのはご存知だろうか?弓や刀さばきもさることながら、我らが王子は筆捌きも確からしい。さすが…。

[韓ドラここが知りたい!TOPへ][歴史の中の英雄たちメニューへ]

KBS Download Mallで「風の国」配信中
MBC JAPANlで「朱蒙」配信中
  • 不明

以下、「風の国」
(c)PONYCANYON&KBSi
ソン・イルグク、チェ・ジョンウォン、チョン・ジンヨン、パク・コンヒョン、キム・ジェウク
監督/演出:カン・イルス、脚本:チョン・ジンオク