イム・ジュファン緊急来日舞台挨拶200/02/09(現場レポート)後編

特集 韓ドラここが知りたい イベント関連
イム・ジュファン緊急来日舞台挨拶(レポート)前編からの続き。

ここで、司会者から「タムナ~Love the Island」を見た方は?の声かけに、会場から手が上がる。(10人程度?)
Q:ドラマ初主演のきっかけは?
イ:これもまたオーディションを通過してです。はじめ僕は主人公にはなれないと思っていました。認知度も演技力も未熟だと思っていましたから。オーディションで初めて、これは主人公のためのオーディションだよと聞かされ、その時点でもうダメだろうと思ってそれで気が楽になり、まじめに話したり、先ほどのようにちょっとふざけたりして気楽に受けたんです。それが良かったのか、主人公に抜擢されました。とても運が良かったと思います。(運だけじゃない!)

Q:初主演の感想は?
イ:嬉しいのはもちろんでしたが、プレッシャーもありました。嬉しい気持ちは20から30%で、70-80%はプレッシャーでした。まだ若く、経験も少ない自分が主人公としてこのドラマを引っ張っていけるのかと、また、初めての史劇ということでいろいろ考えさせられました。

Q:英国人のウィリアムとの三角関係を演じる上で役へでの苦労は?(ウィリアムの発音がうまくいかない司会者に、「ウィ・リ・ア・ム」と優しくお手本の発音)
イ:最初はもどかしく思いました。僕はどちらかというと、自分の感情を表現するほうですが、主人公のパク・キュという人物はそうではありません。そんな彼を僕自身が演じるんですが、同時に僕は彼という人物を第三者的な目からも見る必要がありました。それは、彼の言動は正しいのか、普段もこうするのだろうか。自分が彼を理解して初めて演技できるからです。ですから、最初はもどかしくもありましたが、自分の気持ちをあまり表現しない男性も、視聴者からは魅力的で愛されるのだなと感じました。これはこのドラマにおいてまさに正解なんだと思ったので、彼の性格を崩さないように演じました。

Q:ドラマのみどころは?
イ:まず、美しい済州島をお見せできるところ。その映像美には僕も驚きました。ドラマは一つ一つその場でチェックすることはできないので、放送されたドラマを観て僕もその美しさに本当に驚きました。1演技を語るときは真剣皆様もそういった点を観てくだされば嬉しいです。また、出演している俳優同士のコミュニケーションも実に良く取れて家族のように過ごしました。そういった雰囲気が自然に現れ、演技にも生かされていると思います。アドリブだとか本当に自然にできました。だからこそ、ドラマの完成度も高くなったんだと思います。(通訳の後、「ダイジョウブデショウカ?水をあげてください」と優しい気遣い)

Q:最後の質問として(ここで会場から大ブーイング)、今後の活動について
イ:昨日まで撮影を福岡でしておりました。2部作なんですが、スペシャルドラマで、これが来月の頭に放送されるので、もしかすると、これが最初に皆さんの目にとまるかもしれません。
次に、4月から撮影に入るドラマもあります。それはミュージカル科の大学生の話で、たくさん魅力的なシーンをお見せできるかと思います。もちろん、そのためには僕も事前の準備を十分に努力しなくてはいけません。ボーカルトレーニングや、音楽、ダンスなど。ハーッ!(先行きを考えて、ちょっとため息も?)期待してください。

司会者からの無情な会見終了の宣告!(会場からはまたもやいっせいにブーイング!)
ここで、マスコミ向けのフォトセッションの前に、ファンからの花束とプレゼントの贈呈のコーナー。

1ファン代表と熱いハグ!ファン代表から渡されたプレゼントは、真紅のバラの花束とチョコレート。感激したチュファンからは、熱烈なハグでお返し♪会場からの「プレゼントを開けて」という声には、「変なものが入っていませんか?」と軽いジョークで返し包みを開ける。そのチョコが、SMAPの草なぎ剛扮するチョ・ナンカンの番組に出たときのチョコレートと気づいたようだ。(「チョッコレイトゥ」の発音がなんともかわいい)ここは、司会者不在の、ファンとチュファンとのスィートタイム。目と目で確認したり。距離の近さもさることながら、ファンとチュファンとの近さを感じる。

フォトセッションでは、後方のビデオのカメラが見えにくいとおどけたポーズをしたり、カメラ相手に積極的にポーズをとったりサービス満点!9頭身(?)の華麗なルックスではあるが、彼が動くたび、話すたびに笑いが起きる。本当にこの場を楽しんでいるようだ。

イ:このように長時間を割いてくださり本当にありがとうございました。僕はまだまだ皆さんに多くのものを見せていないと思います。(未熟ということを強調している)それにもかかわらず、こうして愛して下さり、本当にありがとうございます。これからも、真摯にがんばっていきます。どうぞよろしくお願いします。僕も出演した「タムナ」「霜花店」をどうか楽しんでご覧ください。
また、この場を作ってくださったSPOの関係者の皆様、わざわざ取材に来てくださったたくさんの記者の皆さん、本当にありがとうございました。
今日観ていただく映画は少しエッチな場面もありますが、皆さん無事に帰れるでしょうか?(通訳の後、「ダイジョウブデショウカ」。あくまでもエッチなシーンにこだわる。これには会場大爆笑)

イ・ジュファンは、大きな拍手と大歓声に見送られ会場を後にし、舞台挨拶は終了。

1この笑顔がたまらない?30分ばかりの会見だったが、彼の人となり、俳優として目指すところ、ファンへの気遣いなどを知るには十分過ぎるものだった。
彼は、しきりに、“未熟””認知されていない”という言葉を繰り返したが、彼の認知度はなかなかのもの(記者も知っているくらいだ)。それにもかかわらず、あえて、難しい役をオーディションで勝ち取る姿勢。決してお仕着せでない楽しい舞台挨拶。今日のやり取りを見て彼の日本語の理解度は相当のものと睨んだ。それは、司会者や通訳への対応(もはや合いの手だ)で分かる。そして、ファンを見つめるときのあの嬉しそうな目。

次、ブレイクする韓国若手に俳優・イム・ジュファンの名前が筆頭に上がるのは間違いないだろう。そんな、気持ちにさせる爽やかで楽しくて、ちょっぴりエッチな楽しい舞台挨拶だった。

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当日上映された映画とダイジェスト映像。
「霜花店(サンファジョム) 運命、その愛」
「タムナ~Love the Island」
「タムナ~Love the Island 完全版」のDVD発売は3月26日。韓国でも放送されなかった未公開映像もたっぷり収録された全21話で発売される。
  • イム・ジュファン
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「タムナ~Love the Island」画像のコピーライト
(c)2009 by Hunus Entertainment & Group Eight「Tamra, Love the Island」(c) Jung Hye Na / Seoul Media Group